卒園式・卒業式は大事な子供の大切な日。
子供だけでなく父親としても子供の成長を実感できる大切な日です。
大切な日だからこそ父親としてキチンとした服装を心掛けなければいけません。
しかし多くの父親が卒園式・卒業式に「どんなスーツを選べば良いのかわからない。」
「どんなスーツの着こなしをすれば良いのかわからない」という父親も多いです。
卒園式・卒業式でのスーツ選びにお困りの父親に「立派な父親に見せるためのスーツ選び・着こなし・マナー」についてご紹介します。
1.卒園式・卒業式に選びたいスーツ
卒園式・卒業式に選びたいスーツは「ダーク系のカラーに無地、もしくはおとなしい柄物」のスーツです。
卒園式・卒業式はフォーマルな装いが良いとされ、主役は子供なので子供達より派手、華やかなスーツは避けるべきとされています。
選びたいダーク系カラー
黒・濃紺・チャコールグレー(黒に近いグレー)。
◇おとなしい柄物のスーツ
選びたい柄物スーツ
シャドーストライプ、シャドーのチェック。
ベーシックで無難なコーディネートにするなら黒・濃紺・チャコールグレーの無地。
オシャレにコーディネートするなら濃紺・チャコールグレーのシャドーストライプ、シャドーチェックが良いです。
黒色・ブラックスーツはベーシックであり無難、シックな印象になるため良いですが、お顔映りが暗くなることがあります。
あくまでも個人的なおすすめにはなりますが、せっかくの子供の晴れ舞台であり、父親として周囲の父親よりカッコ良く若々しく演出するなら濃紺のおとなしい柄物も選ばられても良いと思います。
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2.卒園式・卒業式に選びたいネクタイ
卒園式・卒業式で選びたいネクタイの色は「シルバー」・「グレー」・「控えめなブルー」・「控えめなピンク」・「ラベンダー」など。
ネクタイの柄では「無地」・「ストライプ」・「ドット」。
ベーシックで無難なネクタイを選ぶなら「シルバーの無地」、「シルバーの柄物」。
あくまでも個人的なおすすめとしては卒園式・卒業式のスーツの色がダーク系とおとなしいので華やかさ、光沢感のあるネクタイをコーディネートに取り入れても良いです。
3.卒園式・卒業式に選びたいシャツ
卒園式・卒業式で選びたいシャツの色柄は「白の無地」・「薄めのブルーの無地」です。
柄が入ったとしても「シャドーストライプ」といった目立たない柄。
言うこともなくベーシックで無難なシャツは「白の無地」。
スーツがダーク系の色で柄が無地であるならシャドーストライプといった柄物や薄めのブルーで華やかさを演出しても良いです。
卒園式・卒業式ではシャツの色柄に加えて意識したいのが「シャツの衿型」。
シャツの衿型は「レギュラー」、「セミワイド」、「ワイド」、「ホリゾンタル」と衿の開きに種類があります。
おすすめしたいので衿の開きが90°ほどの「セミワイド」。
「セミワイド」は「レギュラー」と「ワイド」の中間ほどの衿型です。
「セミワイド」の衿型は首周りをスッキリと見せてくれモダンな雰囲気を演出してくれます。
卒園式・卒業式で立派な父親のスーツスタイルを演出するならシャツの衿型は「セミワイド」がおすすめです。
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4.卒園式・卒業式に選びたい靴
卒園式・卒業式に選びたい靴は「黒の内羽根ストレートチップ」、「黒の内羽根プレーントゥ」。
「黒の革靴ならどれでも良いのではないか?」と思われるかもしれませんが、革靴はデザインによってフォーマル度が変わります。
「黒の内羽根のストレートチップ」や「黒の内羽根プレーントゥ」はフォーマル度が高い革靴です。
◇ストレートチップ
つま先に切り替えがされているデザイン。
◇プレーントゥ
つま先に一切のデザインがされていないデザイン。
「内羽根ストレートチップ」、「内羽根プレーントゥ」はビジネスシーンから冠婚葬祭まで幅広く使えるデザインです。
内羽根とは?
「内羽根」とは靴の作りのことです。
「内羽根」、「外羽根」があり内羽根は靴の紐を通す甲部分が靴の一体となっており、外羽根は甲の部分が外に出ている作りです。
内羽根がフォーマル度が高いコーディネートに使われ、外羽根はカジュアルなコーディネートに使われます。
卒園式・卒業式はフォーマルな装いが望まれるので「内羽根」のデザインが良いです。
「靴紐がないベルトが付いているモンクストラップはフォーマル感が強そうだし、履いている人も多いので良いのでは?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
実際にモンクストラップを冠婚葬祭やフォーマルシーンで履いている人もいますが本来は外羽根の一種でカジュアル度が高い革靴に分類されます。
黒の内羽根のストレートチップはベーシックで無難です。
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5.卒園式・卒業式に選びたいベルトと靴下
卒園式・卒業式に選びたいベルトは「黒」。
靴下を選ぶ方法は「靴の色に合わせる」、「スーツの同系色に合わせる」かです。
スーツを着こなすうえでベルトの色は革靴の色と合わせるのが基本です。
卒園式・卒業式の革靴は基本的に黒なのでベルトの色も黒が良いです。
靴下の色は靴の色に合わせるか、スーツの色に合わせるかなので黒・濃紺・チャコールグレー(黒に近いグレー)の3色から選ばられるのが良いです。
6.卒園式・卒業式でワンランク上のコーディネートにするアイテム
卒園式・卒業式でワンランク上のコーディネートをするなら「ポケットチーフ」、「ピンズ(ピンバッジ)」の活用が重要です。
ポケットチーフは胸元に立体感を作ってくれるのでスーツに「高級感」を生み出し「上品さ」を演出してくれます。
ピンズ(ピンバッジ)も同様にスーツスタイルを「上品」、「高級感」のある印象にしてくれます。
ポケットチーフの合わせ方はネクタイの色、シャツの色に合わせると全体に統一感が出ます。
ピンズ(ピンバッジ)はシンプルなものを選ぶと全体のコーディネートの邪魔をしません。
卒園式・卒業式でワンランク上のコーディネートにするなら「ポケットチーフ」、「ピンズ(ピンバッジ)」の活用はおすすめです。
特に「ポケットチーフ」を挿すか挿さないかでスーツの印象が大幅に変わるのでポケットチーフは必ず挿すことをおすすめします。
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7.卒園式・卒業式での父親の服装マナー
卒園式・卒業式は子供が幼稚園や学校を卒業する式典であり、子供がお世話になった方々に感謝を伝える式典でもあります。
そのため卒園式・卒業式にはマナーがあります。
◇マナー①
卒園式・卒業式は式典のためフォーマルスーツとまでいかなくてもスーツの着用・ネクタイの着用は必須でありマナーです。
フォーマルスーツで出席する父親は年々と減ってきています。
フォーマルスーツの着用はマナー違反でありませんが、着ている父親は少ないです。
卒園式・卒業式では昔に比べてカジュアルな傾向にはなってきていますが、ジーンズやスニーカーなどのカジュアルすぎる服装もマナー違反となります。
◇マナー②
せっかくの子供の晴れ舞台のため張り切ってオシャレをしたいという父親もいると思います。
しかし卒園式・卒業式での主役はあくまでも子供達です。
派手な色柄のスーツ・シャツ・ネクタイといった悪目立ちするような服装はマナー違反となります。
◇マナー③
スーツでなくジャケットとパンツが別々の「ジャケパンスタイルはマナー違反になるのか?」と疑問に持つ父親もいると思います。
ジャケパンスタイルはマナー違反ではありませんが、派手なジャケットやカジュアルすぎるジャケット、チノパンなどはマナー違反となります。
卒園式・卒業式にジャケパンスタイルでコーディネートするならダーク系のジャケットにスラックスがおすすめです。
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卒園式・卒業式で立派な父親を演出するスーツの着こなし・マナーについてご紹介しました
大切な子供の卒園式・卒業式に出席するなら立派な父親を演出したいと思います。
今回ご紹介した内容を卒園式・卒業式のスーツ選び、着こなしの参考にして立派な父親を演出して頂けたら幸いです。
くれぐれも気合いを入れ過ぎて悪目立ちはしないようにしてください。