スーツスタイルでは「スーツを着るとなんだか足が短く見える…」「全身鏡を見るたびにスタイルが気になる…」とお悩みを抱えている人も多いです。
特に日本人男性の体型は、欧米人に比べて脚が短く見えがちな傾向。
ビジネスシーンやフォーマルな場で短足を気にしてしまうと、自分のスーツ姿に自信が持てなくなってしまいます。
スーツスタイルはスーツの選び方や着こなしを少し工夫するだけで、誰でもスマートに見せることが可能です。
スーツ販売歴15年以上の筆者が「短足に見せないスーツの選び方」についてご紹介します。
スーツで足が短く見えるとお悩みの人は参考にしてください。
スーツ選びと着こなしの工夫で、脚長&スマートな印象は作れる!
スーツはただ着るだけではなく、選び方や着こなしを少し工夫するだけで、脚を長く見せ、全体的にスタイルアップすることができます。
自分の体型に合ったスーツ、そしてディテールにこだわることで、見た目の印象は大きく変えることができます。
スーツスタイルが短足に見えてしまう理由
スーツを着ると短足に見えてしまう主な理由は、「体型に合っていないスーツ選び」、「着こなし方法」にあります。
パンツの丈が長すぎたり、ジャケットの着丈がバランスが悪かったりすると、重心が下がってしまい、脚が短く見えてしまうのです。
また、ウエストの位置やパンツの太さ、色使いなども全体のバランスに大きく影響します。
スーツ選び!脚を長く見せるためのポイント5選
1. **ジャケットの着丈は短めを選ぶ**
ジャケットの丈が長いと、胴が長く、脚が短く見えてしまいます。お尻がギリギリ隠れる程度の着丈を選ぶと、重心が上がり脚長効果が生まれます。
着丈が短すぎても足が短く見えてしまいます。バランスが重要です。
2. **パンツの丈は「ノークッション」がおすすめ**
パンツの裾が靴の上でたるむ「クッション」が多いと、脚が短く見えます。
「ノークッション」=裾が靴にほとんど触れない長さで仕立てると、すっきりとした印象となりやすい傾向。
ノークションが短いと感じられる人は「ハーフクッション」にされてもいいです。
3. **ウエスト位置の高いデザインを選ぶ**
パンツのウエスト位置が高めだと、自然と脚が長く見えます。ベルト位置が高いほど、胴が短く、脚が長く見えます。
パンツのウエスト位置を下で穿いている人がいますが、だらしない印象なうえに短足に見えてしまいます。反対にウエスト位置を上げすぎな人もいます。
ウエスト位置はパンツに合った正しい位置で穿くようしましょう。
4. **細身シルエットで縦のラインを強調**
ジャストサイズ、もしくは細身のシルエットのスーツを選ぶことで、縦のラインが強調され、全体が引き締まって見えます。ストライプ柄を選ぶのもいいでしょう。
5. **パンツの裾の仕上げ方はシングルが無難**
スーツのパンツの仕上げ方では、主に「シングル仕上げ」「ダブル仕上げ」があります。
折り返しのあるダブル仕上げでは、折り返し幅(かぶら幅)によっては短足に見えることがあります。
足元がスッキリとスマートに見える「シングル仕上げ」が無難です。
-
知らずに周囲を不快にしているかも?夏のビジネスファッション『生乾き臭』の落とし穴と解決法
夏の通勤電車で感じる“あのニオイ”…あなたも不安を感じていませんか? 毎朝の通勤電車やオフィスで、「なんだか湿ったような嫌なニオイがする…」と感じたことはありませんか? 自分では気づきに ...
続きを見る
スーツ販売歴15年以上の筆者が「短足に見せないスーツの選び方」についてご紹介します。
スーツスタイルが短足に見えてお困りの人はポイントを押さえれば、誰でも脚を長くみせることができます。
今回紹介したポイントを意識して、スーツ選びに活かしてみてください。
今回ご紹介した内容が皆様のお役に立てば幸いです。