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【綿・コットン生地とは?】ファッション・生活に役立つ特徴・メリット・デメリットをご紹介。

 

スーツ・ジャケット・パンツ・シャツの幅広い衣類で使われている「綿・コットン生地」。

綿・コットン生地は衣類だけでなくタオルやシーツなどの寝具とさまざまな製品で使われている万能な素材です。

私達の身近な製品で使われている綿・コットン生地ですが、意外に「綿・コットン生地は何なのか?」

「特徴」、「メリット」、「デメリット」についてを知らない人も多いです。

普段から何げなく使っている綿・コットン生地の特徴・メリット・デメリット、綿・コットンの種類を知ると生活、買い物、コーディネートの役に立ちます。

意外と知らない綿・コットン生地についてご紹介します。

 

目次

1.綿・コットン生地とは?

2.綿・コットン生地の特徴・メリットとは?

3.綿・コットン生地の特徴・デメリットとは?

4.どこの国の綿・コットン素材が良いのか?

5.まとめ

 

1.綿・コットン生地とは?

綿・コットン生地とはアオイ科ワタ属の総称ワタの「木綿の種を守る種子毛」を使った生地のことです。

ざっくり言うとワタの木の種を守る白いフワフワとした塊が種子毛と言われており、この白いフワフワした部分が綿・コットンの生地の原料です。

フワフワとした塊が白い花のように見えることから「綿花」、「コットンボール」と言われています。

綿・コットンの歴史は古く5000年前から使われている天然繊維の植物繊維で日本における衣料用繊維のおおよそ4割を占めています。

天然繊維は綿、麻といった植物繊維とシルク、ウールなどの動物繊維に分けられます。

綿・コットンはスーツ・ジャケット・ワイシャツ・ジーンズ・Tシャツ、肌着や下着、ハンカチ、タオル、シーツと幅広い製品で使用されています。

綿・コットンの主要生産国はアメリカ、インド、中国で日本ではほとんど栽培されていません。

近年よく耳にする「オーガニックコットン使用生地」とは3年以上合成化学物質を使用していない農地で合成化学肥料を使わずに育てられた綿・コットンを使用した生地のことです。

綿とコットンの違いは?と疑問に思っている人がいますが、綿とコットンは同じものになります。

綿は英語で「cotton」のカタカナ表記になります。

 

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2.綿・コットン生地の特徴・メリットとは?

私達の身近にある綿・コットン生地は何故多くの製品で使われているのでしょうか?

綿・コットン生地の持つ特徴は多くのメリットがあるため古くからさまざまな製品で使われています。

綿・コットン生地の特徴がもたらす具体的なメリットをご紹介します。

 

◇綿・コットン生地のメリット

①.手触りが柔らかい

②.吸水性、吸湿性、通気性に優れる

③.丈夫、熱に強い

④.染まりやすい

⑤.静電気が発生しにくい

 

①.手触りが柔らかい

綿・コットン生地は肌触り、手触りが滑らかで柔らかさがあります。

素材によっては着心地がザラザラ、チクチクするものなどがありますが、綿・コットン生地ではほとんどありません。

綿・コットン生地を使った製品は肌触り、手触りが良くを着心地などを快適にしてくれるメリットがあるため幅広い製品で使用されています。

 

②.吸水性、吸湿性、通気性に優れる

綿・コットン生地はポリエステルなどの化学繊維に比べると優れた吸水性、吸湿性があります。

綿・コットンは微細な繊維で綿の内側と外側で温度差ができると内側の水分を吸い取って外側に発散してくれる性質があります。

発散する際に気化熱を奪うため全体の温度が下がり夏場は涼しくなります。

冬場では綿・コットンの繊維の中心部は空洞となっているので熱が放出されにくい特徴から保温性もあります。

綿・コットン生地を使った製品は夏場は涼しく、冬場は保温性を保ってくれるため、綿・コットンはオールシーズン使えるメリットがあります。

 

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③.丈夫、熱に強い

綿・コットン生地は水に強く丈夫でありながら耐熱性に優れているので熱に当てても溶けにくいです。

水に強く熱帯性に優れている綿・コットン生地は自宅で洗うことができアイロンをかけやすいです。

綿・コットン生地を使った製品は天然繊維のなかでも取り扱いが簡単というメリットがあります。

※水に強く洗えるとご紹介しましたが染め方や色によっては色落ちすることがあります。

 

④.染まりやすい

綿・コットン素材はアルカリに強いためさまざまな色に染めやすいです。

素材によって綺麗に色や柄が入りにくいことがあり、洗濯するとすぐに色が落ちてしまうということがあります。

綿・コットン生地は染色性が高く、さまざまな色の製品を展開しやすいというメリットがあります。

 

⑤.静電気が発生しにくい

綿は帯電しにくい素材です。

静電気は素材によってプラスの電気とマイナスの電気を帯びやすいものがあります。

プラス素材とプラス素材、マイナス素材とマイナス素材なら静電気が発生しにくい、マイナス電気とプラス電気の素材なら静電気が発生しやすいなど重ね着の組み合わせによって静電気の起きやすさは変わります。

異なる素材の組み合わせでも綿・コットンを取り入れれば静電気は起きにくくなるメリットがあります。

 

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3.綿・コットン生地の特徴・デメリットとは?

綿・コットン生地には多くのメリットがありさまざまな製品の素材に使用されていますが、デメリットもあります。

 

◇綿・コットン生地のデメリット

①.縮みやすい

②.乾きにくい

③.黄ばみやすい

 

①.縮みやすい

綿・コットン生地は縮みやすいデメリットがあります。

綿・コットンは水を含むと糸が太く肥大化する性質があります。そのまま乾かすと肥大化した糸の長さが短くなり縮んでしまいます。

洗濯をしたあとにしっかりと伸ばして干すことで縮みを軽減させることができます。

 

②.乾きにくい

綿・コットン生地は汗や水を吸う吸水性、吸湿性に優れていますが濡れてしまった後、乾きにくい、シワになりやすいというデメリットがあります。

運動するための衣類などには不向きになります。

 

③.黄ばみやすい

綿・コットン素材は染色しやすいというメリットがありますが、反対に黄ばみやすい、汚れやすいというデメリットがあります。

 

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4.どこの国の綿・コットン素材が良いのか?

綿・コットン生地の原料となる綿花は世界のおおよそ60カ国以上で生産されておりインド、アメリカ、中国が上位を占めています。

なかでもアメリカの「スーピマ綿」、エジプトの「ギザ綿」、中国の「新疆綿(しんきょうめん)」は世界三大綿と言われ人気があります。

世界三大コットンよりも高級品とされるのがシーアイランドコットン(海島綿)です。

 

◇世界三大コットンとシーアイランドコットンの特徴

・スーピマ綿

スーピマ綿はアメリカ綿とエジプト綿の交配によって作られるアメリカの長繊維のコットンです。

一般的な綿・コットンよりも強度がありながら柔らかさがあります。

染色加工もしやすいので多くのアパレル製品に使われています。

 

・ギザ綿

ギザ綿はエジプト綿の代表格であり世界三大綿で最も希少性が高い綿・コットンであり、なかでもGIZA45は最高の出来と言われ、なかなか目にすることができません。

ギザ綿で作られる製品は植物性の油脂、綿ロウ成分を多く含んでいるので美しい光沢、滑らかな風合いがあり見た目、肌触り、手触りが良いです。

 

・新疆綿(しんきょうめん)

新疆綿は中国西北部の新疆ウイグル自治区で栽培される綿・コットンです。なかでもトルファン地区で生産されるトルファンコットンは高級品とされています。

新疆綿は一本の繊維に長さがあり、美しい光沢、しなやかさがあるため、新疆綿で作られる製品はしなやかな上質感を味わうことができます。

 

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・シーアイランドコットン(海島綿)

シーアイランドコットンはカリブ海、西インド諸島の限られた地域で生産され、一般の綿・コットンに比べておおよそ10万分の1ほどしか生産ができないほどの希少な綿・コットンです。

シーアイランドコットンはカシミヤのように滑らかさ、柔らかさがあり、シルクのような美しい光沢感があります。

希少性の高さ、上質さから「奇跡の繊維」とも呼ばれ、多くの貴族を虜にしたとも言われる綿・コットンです。

 

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5.まとめ

綿・コットン生地はワタの木の種を守る白いフワフワとした塊、種子毛を使った天然繊維の植物繊維です。

おおよそ5000年前から使われている春夏秋冬のオールシーズン使えるメリットが多い万能生地です。

デメリットもありますがメリットが多いのでさまざまな衣類や寝具で使われています。

世界の60カ国で生産される綿・コットンですが、アメリカの「スーピマ綿」、エジプトの「ギザ綿」、中国の「新疆綿」が世界三大綿と言われ、更に希少なのが「シーアイランドコットン」です。

世界三大コットンやシーアイランドコットンを使った生産は肌触りや手触りは非常に良いです。

 

私達の身近にある綿・コットンですが素材の特徴、メリット、デメリット、種類を知れば生活、買い物、コーディネートの役に立ちます。

今回ご紹介した内容が皆様の役に立てば幸いです。

 

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