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【スーツのパンツ、スラックスのお尻がキツい】お直しできる?・修理代は?・お尻が大きい人の選び方とは?

スーツのお尻がきつい

今着用しているスーツのパンツ

「お尻がキツい、小さい」

「座ったら破れそう」

またはスーツを買うときに「いつもパンツのお尻がキツい、小さい」

 

スーツのパンツ・スラックスでは特にお尻部分がキツい、小さくて悩む男性は大勢います。

 

スーツのパンツ・スラックスのお尻がキツい。お尻のサイズが合わないと悩む男性にむけて、お尻のサイズはお直しが可能なのか?

 

「知っておくと役立つお直し方法・修理代・お尻が大きくても楽に着用できるスーツの選び方」をご紹介します。

 

スーツのパンツのお尻は修理できるのか?

スーツ後ろポケット/お尻のサイズ

 

久々にスーツのパンツ、スラックスを履いたら太ったのか「なんだかお尻がキツい」。

今着用しているスーツのパンツ、スラックスのお尻がキツい、小さいので少しでもサイズを大きくしたいと悩んでいる男性は多くいます。

 

スーツのパンツ、スラックスのお尻は作りによって変わりますが、少しだけなら大きく修理することができます。

 

スーツのパンツ・スラックスは縫い代を使ってお尻を大きくできる

スーツのパンツ、スラックスには縫い代というものがあります。

この縫い代を使ってお尻周りのサイズを大きくすることができます。

 

 

お尻周りを大きくする場合、ウエスト(お腹周り)も多少大きくなります。

 

お尻周りのサイズを大きくしてもまだキツい、小さい。

そんな人は太もものワタリと呼ばれる部分を大きくするとお尻がキツい、お尻の食い込みを少し軽減させることができます。

 

お尻周りを修理すると感覚としては修理する前より少し楽になったという感覚です。

 

※素材や作りによって修理ができないこともあります。

 

スーツのパンツ・スラックスのお尻のお直しでの注意点

スーツのパンツ・スラックスのお尻が全く入らない男性、お尻周りを極端に大きく修理ということは難しいです。

その場合は諦めて新しいスーツに買い替えることをおすすめします。

 

スーツを購入の際、すでにパンツ・スラックスのお尻周りや太もものサイズを大きく修理している場合も縫い代を使っているので大きくできないことがあります。

修理しているかどうか覚えていない場合は縫い代を確認する方法があります。

 

自分では縫い代が残っているから大きく修理できると思っても修理のプロから見たらできない場合があります。

修理をしたか覚えていない、わからない人はリフォームショップなどの修理屋さんに持って行き、確認してもらうのが良いです。

 

スーツのパンツのお尻周りを修理しても修理跡は残らない?

お尻周りのサイズを大きくしたら「修理跡が残るのではないか?」

「修理跡が見えたら恥ずかしい」と心配する人も多いです。

 

修理跡がわかるかどうかは素材によって変わります。

 

スーツで使われる素材はウール素材が多いです。

ウール素材の場合は修理をしても修理跡はほとんどわかりませんので安心して修理することができます。

 

コットン素材(綿)は修理跡がわかりやすい傾向です。

コットン素材のスーツのパンツは色にもよりますが、修理跡がわかりやすいので修理跡が気になる人は修理を避けられるのが賢明です。

コットン素材でも黒は目立ちにくい傾向です。

 

修理跡が気になる人はお持ちのスーツの素材が何なのか確認して修理を出すようにしてください。

 

【ウール100%】のスーツ・コート・セーターは良いのか?ウール素材の特徴をご紹介。

 

お尻周りがきついスーツのパンツはどんな見た目?

ウールのスラックスの場合、生地の柔らかさからお尻周りや太もも周りが小さい、サイズが合っていないと見た目に激しいヨコジワ、ポケットが開く、クリースラインが消えるといった現象が起きてしまいます。

周囲からの見た目として無理して着用しているように見えて非常にカッコ悪いです。

 

放置して穿き続けるとスーツのパンツが破れるといったトラブルの原因にもなります。

スーツのパンツのお尻がキツい人は早急に修理をするか、買い換えることをおすすめします。

 

お尻周りを大きくお直しすると破れやすいのか?

お尻周りのサイズを大きく修理すると破れやすくなるのか?と心配する人も多いです。

 

極端に破れやすくなるということはありませんが、破れが心配な人は修理の際に補強テープを付けておいてくださいとお願いすると良いです。

 

お尻が食い込む場合はどうすればいいのか?

 

スーツのパンツのお尻が食い込む原因として股上・お尻周り・太もものサイズが合っていないということが考えられます。

 

お尻が食い込む場合は上記でご紹介したお尻周り、太もものサイズを大きくし、股上を深く修理するとお尻の食い込みを軽減させることができます。

 

スーツのパンツが破れた・ほつれてしまった時の修理・再利用の仕方

 

お尻周り・太もも・股上の修理代の目安

疑問

 

スーツのパンツのお尻周り・太もも・股上を修理した場合どれくらいの修理代がかかるのか?

修理の料金によっては修理を諦めて新しいスーツやパンツの購入に切り替えるの人もいるのではないでしょうか。

スーツのパンツのお尻周り・太もも・股上の修理代はお店によって変わりますが目安をご紹介します。

 

お尻周り・太もも・股上の修理代の目安

□ウエスト(お尻周り含む)・・おおよそ¥1.500円ほど〜

□太もも・・おおよそ¥2.500円ほど〜

□股上・・おおよそ¥5.000円ほど〜

※あくまでも目安の修理代になります。

 

修理代はもっと高い、安い場合があるので詳しく知りたい人はリフォームショップや修理屋に見せるようにしてください。

 

◇修理の出来上がり納期はどれくらいかかるのか?

スーツのパンツのお尻周り・太もも・股上を修理した場合、出来上がりの納期はおおよそ1週間〜10日間ほどかかります。

※時期によっては出来上がりがもっと時間がかかる、早く出来上がる場合があります。

 

お尻が大きい男性のスーツの選び方

 

スーツを購入する際、いつもお尻がキツくて悩んでいるという男性は多いです。

お尻がキツい男性におすすめのスーツの選び方は「オーダースーツ」、「セットアップスーツ」、「タック入りのスーツ」です。

 

◇オーダースーツ

オーダースーツは当たり前ながら自分の身体にフィットしたスーツを作ることができます。

オーダースーツには「フルオーダースーツ」、「イージーオーダースーツ」、「パターンオーダースーツ」と種類があります。

 

□フルオーダースーツ

1から自分のための型紙を作るスーツです。

 

□イージーオーダースーツ・パターンオーダースーツ

見本やゲージのスーツを着てサイズ調整をして作るスーツです。

パターンオーダースーツに比べてイージーオーダースーツの方が細かい体型補正が出来ます。

 

パターンオーダースーツ→イージーオーダースーツ→フルオーダースーツと順に細かい補正ができます。

 

どのオーダースーツを選んでもお尻周りを快適に着用することができます。

 

◆オンワード樫山が展開するオーダースーツ専門店<KASHIYAMA>もおすすめ

 

<KASHIYAMA>とはオンワード樫山が展開するオーダー専門店。

バリエーション豊富の生地からオーダーすることができます。

オーダーと聞くと「高いのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

スーツではおおよそ¥33,000円からオーダーが可能。

ジャケットでは¥16,500円ほど〜とリーズナブル。

オーダーだと納期は3週間や1ヶ月と既製品よりも時間がかかってしまいますが、業界最速の一週間の納期。

価格、納期の面から再購入率が60%と高いリピート率で人気オーダー専門店です。


 

 

◇セットアップスーツ

 

スーツだとジャケット・パンツのサイズは組み替えることができません。

セットアップスーツはジャケットとパンツのサイズを組み替えることができるスーツです。

 

ジャケットを「Mサイズ」、パンツを「Lサイズ」といった組み合わせができるので、いつもお尻周りや太ももがキツいという男性でも快適に着用できます。

セットアップスーツはキッチリとしたスーツというよりもカジュアルな雰囲気のスーツが多い傾向です。

 

上記でご紹介した<カシヤマスマートテーラー>でもセットアップスーツが購入可能です。

 



 

セットアップスーツを楽天市場で探すならこちら

 

◇タック入りスーツ

 

タック入りとはパンツの腰回りに生地を畳んで縫った「ひだ」が入ったパンツのことを指します。

ひだがあることで腰回りにゆとりが生まれ、お尻周りが大きい男性でも快適に着用しやすいです。

タック入りスーツには種類があり「ワンタック」、「ツータック」、「ノータック」があります。

 

□ワンタック

ワンタックは左右に一本ずつ入っており、ツータックは左右に二本ずつ入っています。

□ノータック

ノータックはタックが一本も入っていないパンツのことです。

 

◆タック入りスーツはおじさんっぽい?古臭い?

タック入りのスーツと聞くと人によっては古臭い、おじさん向きのスーツと捉えられる人がいます。

決してそんなことはありません。

ファッションには周期があり、現在タック入りのスーツは続々と出てきています。

 

現在のタック入りのスーツと昔のタック入りスーツはシルエットが違います。

タック入りのスーツのパンツだからといって古臭い、おじさん向きというわけではありません。

店員さんに言ってしまうと「この人は最近のファッションの動向を知らないんだな」とも思われてしまうこともあるので口には出さないようにしてください。

 

スーツのパンツのお尻がキツくて悩む男性に知っておくと役立つ修理方法とお尻が大きくても楽に着用できるスーツの選び方をご紹介しました。

スーツのお尻を大きく修理出来るということを知っていればお持ちのスーツを修理して長く着用することができ、購入の際にも役に立ちます。

今回ご紹介した内容が皆様のスーツの着こなしの参考になれば幸いです。

 

 

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HIRO

「仕事着」・「ビジネスファッション」・「私服」の情報を発信。 ブランド情報・着こなし方法・マナーをご紹介します。 Instagramでもスーツスタイル、ジャケパンスタイル、私服とコーディネートの参考になる写真をアップしています。

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