クールビズ・ウォームビズの普及。
ビジネスのカジュアル化。
ビジネスマンの服装のスタイルが変わってきています。
クールビズ・ウォームビズに取り組む企業・会社に勤めるビジネスマンは以前はスーツを着ていたら間違いはなかったです。
しかし現在は「ビジネスカジュアル」・「オフィスカジュアル」の導入より仕事の服装がスーツだけでなくなってきました。
ビジネスカジュアル・オフィスカジュアルの服装で一般的なのは単品のジャケット・スラックス・シャツを合わせたジャケパンスタイルです。
ジャケパンスタイルではジャケット・スラックスももちろん大事ですが、ワイシャツ・ドレスシャツも重要です。
「ビジネスカジュアルで使えるワイシャツ・ドレスシャツ」、「どんなワイシャツ・ドレスシャツが良いのか?」についてご紹介します。
1.ビジネスカジュアルで使いやすいワイシャツ・ドレスシャツ
ワイシャツ・ドレスシャツといっても様々な襟型や色柄があります。
いったいどれを選んだら良いのかわからないビジネスマンも多いです。
ビジネスカジュアルでもスーツ用のワイシャツ・ドレスシャツをそのまま使っている人もいるのではないでしょうか。
シャツは着る襟型や色柄によって印象が大きく変わります。
ワイシャツ・ドレスシャツ選びを失敗してしまうと、ジャケット・スラックスが高級、高品質であっても台無しになってしまいます。
ジャケット・スラックスの魅力を台無しにしないためにもワイシャツ・ドレスシャツ選びは重要です。
ビジネスカジュアルで使える・コーディネートしやすい人気のワイシャツの「襟型」や「色柄」があります。
■ビジネスカジュアルでコーディネートしやすい襟型・色・柄・生地
◆衿型
□ボタンダウンシャツ
□セミワイドカラー
□ホリゾンタルカラー
◆色
□白
□ブルー
◆柄
□無地
□派手過ぎないストライプ
□派手過ぎないチェック
◆生地
□ブロード
□ドビー
□ツイル
□オックスフォード
□ジャガード
◇ビジネスカジュアルはあくまでも仕事の服装
ビジネスカジュアルを勘違いしているビジネスマンがいます。
ビジネスカジュアルでは「カジュアル」といってもあくまでも仕事を意識した服装、取引先、お客様に失礼のない服装を心掛けなければなりません。
そのためビジネスカジュアルでは派手な色柄や相手に失礼に当たる印象、周囲から浮くシャツは避けなければなりません。
上記でご紹介した襟型や色柄はビジネスカジュアルで使える・コーディネートしやすいワイシャツ・ドレスシャツになります。
【オフィスカジュアルとビジネスカジュアルの違いとは?】NGの着こなしと人気のあるアイテムをご紹介。
2.ボタンダウンシャツをおすすめする理由
ビジネスカジュアルで使える・使いやすいシャツの一つとして衿型「ボタンダウンシャツ」をご紹介しました。
ボタンダウンシャツは襟の先にボタンが付いたシャツです。
ボタンダウンシャツはカジュアルな印象を演出するため、ビジネスカジュアルのジャケットパン、ジャケットなしでも重宝できるワイシャツの一つです。
◇ボタンダウンシャツを生み出したのは<ブルックスブラザーズ>
ボタンダウンシャツを生み出したのはアメリカの有名ブランドの<ブルックスブラザーズ>。
「アメリカンクラシック」を追求するブランドです。
ボタンダウンシャツの生みの親である<ブルックスブラザーズ>のボタンダウンシャツは人気かつ有名です。
ボタンダウンシャツが誕生したのは<ブルックスブラザーズ>の創立者が乗馬しておこなう競技の「POLO」。
「POLO」競技者が襟をボタンで止めていたのを見たのがきっかけでボタンダウンシャツが生まれたと言われています。
このような成り立ちからボタンダウンシャツはスポーティーでカジュアルな印象を持っています。
ボタンダウンシャツは構造上、襟を立てやすいので、「ノーネクタイ」・「ノージャケット」でも清潔感・スタイリッシュさを演出するので使いやすいです。
ビジネスカジュアルで使いやすいボタンダウンシャツですが「カジュアル要素が強い」ということを把握しておかなければなりません。
大事な席や目上のお客様・お取引先、挨拶周りなどをする際は極力ボタンダウンシャツを避けた方が賢明です。
ボタンダウンシャツには襟や袖部分に柄が入っているシャツが発売されています。
オシャレということで着ている男性も多いですが、「安っぽい」、「チープ」な印象になることも多いので避けられた方が賢明です。
ボタンダウンシャツはビジネスカジュアルで使いやすいですが、使うシーンには気をつけなければなりません。
【ビジネスカジュアルで絶対に持っておきたい】紺のジャケット。理由をご紹介。
3.セミワイドカラーのシャツをおすすめする理由
ビジネスカジュアルといっても「クールビズ」時期以外はネクタイを締めるシーンは数多くあります。
ワイシャツ・ドレスシャツには様々な襟型がありますが、ネクタイを締める場合は特にこだわりがなければ「セミワイドカラー」の襟型をおすすめします。
■セミワイドカラー
セミワイドカラーのシャツは襟の開きが80°〜100°ほど。
レギュラーカラーとワイドカラーの中間ほどの開き具合です。
セミワイドカラーはスーツやジャケットの襟とのバランスが良く、ネクタイとの相性も良いので、首回りを美しい印象にしてくれます。
結婚式やビジネスシーンでも使える襟型です。
セミワイドカラーのシャツはネクタイを締めるスーツスタイル。
ビジネスカジュアルのジャケパンスタイル。
どちらでも使えるコーディネートしやすいワイシャツ・ドレスシャツです。
【周りと差をつけるビジカジコーデ。】チェック・ウインドーペン・グレンチェック・千鳥を活用。
4.ホリゾンタルカラーのシャツが良い理由
ネクタイを締める際は「セミワイドカラー」が良い理由をご紹介しました。
クールビズ時期などのネクタイを外す際は「ホリゾンタルカラー」がおすすめです。
■ホリゾンタルカラー
ホリゾンタルカラーは襟の開きがほぼ180°、襟の開きが水平に見える襟型です。
クールビズのノーネクタイ時期にレギュラーカラーなどの襟型だと襟が折れてしまうことがあります。
そのため見た目も良くありません。
ホリゾンタルカラーは襟の開きが広いため、第1ボタンを外して着用しても首回りがすっきりと綺麗にオシャレに見えます。
ホリゾンタルカラーはデザイン性からネクタイを締める結婚式やパーティーなどのフォーマルなシーン。
スーツスタイル・ビジネスカジュアルにも使うことができる汎用性の高い襟型です。
そのためホリゾンタルカラーのシャツはビジネスカジュアルにも使える・コーディネートしやすいワイシャツ・ドレスシャツです。
ホリゾンタルカラーはネクタイを締めるシーンで使えるとご紹介しました。
しかし華やかなデザインのためお葬式やお通夜などの弔事には向いていないので避けるのが賢明です。
腹が立つ。ワイシャツが【何度もスラックスから飛び出る原因は?対処方法】をご紹介。
5.ビジネスカジュアルで使える・使いやすい色柄
ビジネスカジュアルといってもお客様や取引先から不快に思われる色柄のシャツは避けなければなりません。
ビジネスカジュアルで使える・使いやすいワイシャツ・ドレスシャツの色は「白」・「ブルー」。
ピンクも雑誌などで紹介されていることが多いですが、会社によってNGの可能性があります。
ピンクを着用する際は会社に確認をとってから着用されるのが安心・安全です。
柄では「無地」はもちろん、派手すぎない「ストライプ」・「チェック」はビジネスカジュアルで使うことができます。
ストライプ柄は「身体のラインをシャープに見せてくれます」。
チェック柄は「柔らかい雰囲気を演出」してくれます。
ストライプ・チェックの柄物のワイシャツ・ドレスシャツは無地のジャケット、スラックスとコーディネートしやすく、上着を羽織らないクールビズ時期、ビジネスカジュアルでも華やかな印象を演出します。
無地・派手すぎない色柄のワイシャツ・ドレスシャツはコーディネートしやすく、柄ごとに印象も違うので一通り揃えられても良いと思います。
「相手を不快・印象を下げない」、スーツのワイシャツ下のインナーシャツのマナーとは?
6.まとめ
ビジネスカジュアルではあくまでも仕事をする服装。
お客様・取引先に不快に思われない「清潔感」を心掛けることが重要です。
◇ビジネスカジュアルで使えるおすすめのワイシャツ・ドレスの種類
■襟型
□ボタンダウン(ネクタイ・ノーネクタイのどちらでも可。ただしカジュアルな印象)
□セミワイド(ネクタイをする場合)
□ホリゾンタル(ネクタイ・ノーネクタイのどちらでも可)
■色
□白・ブルー
■柄
□派手すぎないストライプ
□派手すぎないチェック
【ユニクロ】のワイシャツ・ドレスシャツってどうなの?特徴・オーダー・価格・評判をご紹介。
クールビズ・ウォームビズ時期のビジネスカジュアルで使える・使いやすいワイシャツ・ドレスシャツをご紹介しました。
良い仕事をするには周囲からの印象も非常に大切です。
上記でご紹介したワイシャツ・ドレスシャツの種類はコーディネートしやすく、見ためもすっきりとさせてくれます。
ビジネスカジュアルのワイシャツ・ドレスシャツでお悩みの人は一度参考にされてはどうでしょうか。
今回ご紹介した内容が皆様の役に立てば幸いです。