「スーツ・ジャケットでよく見かける<カノニコ/CANONICO>の生地の特徴はどうなのか?」
「<カノニコ/CANONICO>の生地は有名なのか?」
スーツで多く使われる<カノニコ/CANONICO>の生地の特徴・メリット・デメリットについてご紹介します。
スーツ・ジャケットに使われている生地を確認!
スーツにどんなインポートの生地(海外の生地)、ブランド生地を使用しているのか?確認する方法をご紹介します。
ポイント
確認する方法としてはジャケットの裏地部分に貼られている生地ネームを確認することで知ることができます。
販売前の既製品のスーツであれば、ジャケットの袖先に生地ネームが貼られていることもあります。
<カノニコ/CANONICO>の生地などのブランド生地を使用しているのであれば、生地ブランドの織りネームが入っていることが多いです。
スーツ・ジャケットに生地ネームが入っていないのは何故?
ジャケットの裏を見て、生地ブランドの織りネームが入っていないとショックを受けた男性もいると思います。
ポイント
生地ネームが入っていないからといって、安い生地ということではありません。
ブランドのスーツであれば生地ブランドの織りネームが入っていないことがあります。
例えば人気イタリアブランドの<ラルディーニ/LARDINI>や<タリアトーレ/TAGLIATORE>のスーツ・ジャケット。
高品質な生地を使用していてもブランドの織りネームが入っているのは数少ないです。
ほかにもブランドのスーツであっても生地ネームがついていないことがあります。
メモ
ブランドのスーツ・ジャケットの生地はブランドの決まりとして「生地ブランドが付けれない」というところもあります。
スーツに使われる<カノニコ/CANONICO>の生地とは?
<カノニコ/CANONICO>は通算350年以上の歴史を誇る老舗の織機メーカー。
歴史に恥じない高品質な生地を生み出すことで知られています。
<カノニコ/CANONICO>は高品質ながらコストパフォーマンスに優れた生地。
人気イタリア生地ブランドです。
老舗ブランド<カノニコ/CANONICO>の歴史
<カノニコ/CANONICO>はテキスタイル屋として1663年にイタリア北西部のビエラ地区でスタート。
1936年に生地メーカーとして創業。
正式名称は「VITALE BARBERIS CANONCO/ヴィターレ バルベリス カノニコ」。

<カノニコ/CANONICO>の生地の評判「ハイブランドスーツでも使われるほど有名」
<カノニコ/CANONICO>の生地は量販店の低価格のスーツにも使われています。
しかし数多くのブランドスーツ、セレクトショップのスーツにも使われています。
ポイント
ハイブランドである<ARMANI/アルマーニ>、<Burberry/バーバリー>などのスーツにも使われている実績があります。
他にも多くの一流ブランド、ハイブランドが<カノニコ/CANONICO>の生地を使用しています。
※時期やシーズンによって使われないこともあります
<カノニコ>の生地の評判「百貨店・セレクトショップのスーツでも使われているほど有名」
<カノニコ/CANONICO>の生地は百貨店・セレクトショップのスーツまで幅広く使用されています。
■カノニコの生地を使ったスーツを展開しているセレクトショップ
■<BEAMS/ビームス>
■<UNITED ARROWS/ユナイテッドアローズ>
■<BARNEYSNEWYORK/バーニーズニューヨーク>
などのスーツでも使用されています。
■カノニコ生地を使ったスーツを展開している百貨店に多いブランド
■<D'URBAN/ダーバン>
■<gotairiku/五大陸>
カノニコの生地はスーツブランド、ビジネスブランドで多く使用されています。
※シーズンによっては使われないこともあります。
<カノニコ>の生地の評判「スーツ量販店でも取り扱われる」
<カノニコ/CANONICO>の生地はハイブランド・百貨店・セレクトショップのスーツといった高級スーツ、オシャレなスーツからスーツ量販店まで取り扱われています。
■カノニコの生地を使ったスーツを展開しているスーツ量販店
■スーツカンパニー
■オリヒカ
■洋服の青山
■etc
※シーズンによっては使われないこともあります。
<カノニコ>の生地の特徴とは?
ポイント
■「高品質」
■「軽い」
■「柔らかい」
■「手触り肌触りが良い」
■「発色が美しい」
■「コストパフォーマンスが素晴らしい」

<カノニコ>の生地を使ったスーツは何故「高品質なのにコストパフォーマンスに優れている理由」
<カノニコ/CANONICO>は高品質な生地を生み出すためにオーストラリアに牧場を持っています。
厳選した原料を最新の機械により紡績から生地の生産までを一貫しています。
ポイント
一貫生産体制をすることによって品質にこだわることができ、「コストパフォーマンスに優れる生地」を生み出すことを可能としています。
<カノニコ/CANONICO>は品質、コストパフォーマンスに優れているため、スーツ量販店からさまざまなブランドで取扱われています。
<カノニコ>生地のスーツのメリット・デメリットとは?
<カノニコ/CANONICO>の生地を使ったスーツを購入する場合、気になるのがメリット・デメリット。
<カノニコ/CANONICO>の生地を使ったスーツを購入する際のメリット・デメリットについてご紹介します。
カノニコ生地のスーツのメリットとは?
<カノニコ/CANONICO>の生地のメリットは品質の高さ、美しい色合い、コストパフォーマンスに優れているところです。
高級ブランドスーツだけでなく、低価格のスーツまで幅広く使用されています。

カノニコ生地のスーツのデメリットとは?
<カノニコ/CANONICO>の生地は低価格のスーツで使用されているため、カノニコを使ったブランドスーツを低品質、安いスーツと思われている人、勘違いする人がいるのがデメリットです。

<カノニコ/CANONICO>の生地を使ったブランドのスーツをお持ちで、のちに安くで売られている<カノニコ/CANONICO>の生地を使ったスーツを見てもショックを受けないでください。
<カノニコ/CANONICO>は非常に良い生地であり、コストパフォーマンスに優れているため、安いスーツなどの多方面にも使用されているだけです。
<カノニコ/CANONICO>の生地の中でもグレードがあり、ブランドのスーツでは比較的にコンセプトに合ったグレードの高い生地を使用しています。
ブランドのスーツでは生地だけでなくデザイン、縫製などの仕立てにも力を入れているため、価格は必然と高くなります。
このような理由からブランドのスーツで<カノニコ/CANONICO>の生地を使用していても決して高いということにはなりません。
カノニコの生地の種類
<カノニコ/CANONICO>の生地には種類があります。
種類といっても色柄ではなく、生地の特徴ごとにコレクションが分かれています。
<カノニコ/CANONICO>の一部のコレクションをご紹介します。

<カノニコ>ペレニアル/PERENNIAL
ペレニアルは<カノニコ/CANONICO>の生地で一般的なコレクション。
厳選されたSuper110'sウールを使用したツイル生地は耐久性とシワの回復に優れ、しなやかな風合い、ドレープ感のあるスーツに仕上がります。
<カノニコ/CANONICO>のペレニアルは連日スーツを着て働く人におすすめの生地となっています。
<カノニコ>プリュネルツイル/PRUNELLE TWILL
プリュネルツイルは春夏のサマーツイルコレクション。
プリュネルはフランス語で「瞳」を表します。
名前が表すように目を惹く爽やかさ、光沢感があり、<カノニコ/CANONICO>の独自の技術によって、風合いを損ねることなくシワの回復性にも優れています。
オールシーズン着用できる生地コレクションとしても人気を集めています。
<カノニコ>サキソニー/SAXONY
サキソニーは少し起毛がかった生地感の秋冬コレクション。
原毛にSuper120'sを使用することでライトウエイトな仕上がり。
厚ぼったい感じでなく独特のしなやかさがあり、上質な天然繊維の肌触りと上品さを実感できます。
<カノニコ>トロピカル/TROPICAL
トロピカルは夏の定番生地トロピカルをSuper120'sの繊細な良質なウールで織り上げたコレクション。
仕上がりの美しさ、着心地は一般的な製品と比べて、柔らかくしっとりとした肌触り。
日本の蒸し暑い夏でもエレガントさを演出してくれます。
<カノニコ>フランネル/FRANNEL
フランネルは上質なSuper100'sで織り上げられた秋冬のコレクション。
繊細な毛羽立ちは暖かみがあり肌触りは抜群。暖かさ、軽やかさ、見た目の美しさを実現しています。
イギリスのカッチリとしたフランネルと違い、イタリアの柔らかな風合いが人気で愛用する人も多いです。
縦糸横糸ともに細番手過ぎないため、ヒザが出る心配も軽減されています。
<カノニコ>モヘアクアトロ/MOHAIR QUATTRO
モヘアクアトロは春夏を中心とした3シーズン着用が可能なコレクション。
クアトロはイタリア語で「4」を意味し、全体の4分の1をモヘアで占めています。
上質なモヘアを使用することで、モヘアならではの独特のシャリ感、光沢感があり耐久性にも優れています。
モヘアクアトロで作るスーツはビジネスシーンからパーティーシーンで着用が可能です。
<カノニコ>モヘアツイル/MOHAIR TWILL
モヘアツイルは春夏向けですが、オールシーズンも着用が可能なコレクション。
一般的な平織りでなく綾織で織り上げています。
特有のハリ感、光沢感、仕立て栄えのある高級感ある生地に仕上がっています。
<カノニコ>4PLY
カノニコの生地コレクション「4PLY」は違いが分かる人に相応しい人気の春夏生地コレクション。
春夏生地としては目付は重さがあるように見えますが、強撚糸を使い平織りで仕上げることで、重厚感がありながら通気性にも優れている生地です。
仕立て栄えもしやすく品格とエレガントさを演出できます。

<カノニコ>リベンジ150'S/Revenge 150's
リベンジ150'sはカノニコのプレステージともいえるコレクション。
直径16ミクロンという希少で極細の原毛を使用した生地はシルクのような光沢感、滑らかな肌触り。
綾織にすることで耐久性にも優れ、美しいドレープ感、上品なデザインはエレガントな雰囲気を演出してくれます。

フォーマル/FORMAL
フォーマルはカノニコのフォーマル専用の生地コレクション。
通常の黒無地のスーツと違い、黒色の深さが違います。
礼服ならではの色柄を揃え、略礼服、タキシード、燕尾服に至るまで、さまざまな礼服を揃えることができます。
<カノニコ>の生地「スーパーソニック」はおすすめの一つ
<カノニコ/CANONICO>のスーパーソニックはカノニコが販売する生地のコレクションの一つ。
ポイント
<カノニコ/CANONICO>のスーパーソニックは特徴から営業マン、出張が多いビジネスマンと相性が良い生地です。
<カノニコ>の生地「スーパーソニック」の特徴とは?
<カノニコ/CANONICO>のスーパーソニックはビジネスマンに嬉しい特徴が詰まっています。
■生地自体が強く丈夫
■撥水性があり汚れに強い
■シワに強い
■軽いストレッチ性
■耐久性
カノニコのスーパーソニックは生地自体が強く耐久性があるので長期に渡って愛用できます。
■撥水性
スーツでは水が浸透してしまうとスーツの骨格である芯地などの副資材にダメージを与えてしまい、スーツの寿命を減らしてしまいます。
<カノニコ/CANONICO>のスーパーソニックは撥水性の高さから小雨程度であれば、水が浸透せずスーツにダメージが負いにくいです。
■シワに強い
スーツスタイルで気をつけないといけないのが「シワ」です。
美しい色合い、サイズ感、シルエットであってもシワがあると清潔感に欠けてしまいます。
特に新幹線、飛行機、電車で長時間座る男性はスーツにシワが入りやすいです。
<カノニコ/CANONICO>のスーパーソニックはシワにも強いので、スーツスタイルを清潔に保つことができます。
■ストレッチ性
<カノニコ/CANONICO>のスーパーストレッチは化学繊維を取り入れたストレッチ性でなく、「ナチュラルストレッチ」。
ナチュラルストレッチは素材が伸びたあと復元力が高い素材。
化学繊維の割合が高いと伸びた後に元に戻らなくなり、だらしない印象になってしまうことがあります。
<カノニコ/CANONICO>のスーパーソニックはビジネスシーンの多くで活躍し、美しいシルエットを保ち続けてくれます。

<カノニコ>の生地を活かすスーツは縫製技術
スーツやジャケットにおいて縫製技術は出来上がりに大きく左右します。
スーツでは上質で高品質な生地を使っているからといって必ずしも見映えが美しく、着心地が良くなるとは限りません。
スーツを選ぶ際に生地ブランドの名前だけに捉われている人がいます。

上質な生地は縫製が難しい
生地と縫製は一心同体です。
仕立てが伴っていない最高峰の生地ブランド、<エルメネジルドゼニア>を使ったスーツと仕立てが良い<カノニコ/CANONICO>のスーツがあるとします。
ポイント
おすすめは仕立てが良い<カノニコ/CANONICO>のスーツです。
イタリア生地のような柔らかい滑らかな生地は縫製が難しいです。
縫製が良くないと生地の色合いが美しくても、出来上がりが美しくなく着心地も悪く生地の良さが発揮されません。
クリーニングに出すと型崩れも起こしやすくなります。
注意ポイント
上質な生地を使っているから長持ちする、長く愛用できると思っている人もいますが、そうではありません。
上質な生地は見栄えが美しい反面、デリケートな生地も多く縫製技術が揃ってなければ長く着ることができません。

<カノニコ>の生地を使ったスーツの価格はどれくらい?
<カノニコ/CANONICO>の生地を使ったスーツを取扱うのは量販店、百貨店、オーダースーツ専門店、セレクトショップ、ブランド店とさまざま。
参考
<カノニコ>の生地を使ったスーツの価格帯
■量販店などの低価格を売りにしているお店ではおおよそ約¥20,000円ほど〜
■フランチャイズの低価格のオーダースーツ専門店などでは比較的に安い¥30,000円ほど〜
■仕立てにこだわるブランドスーツ、セレクトショップなどでは¥100,000円・¥150,000円・¥200,000円以上することもあります。
※価格はあくまでも参考価格です。価格は前後することも多いです。

カノニコのスーツを試したい人「賢い買い方」
稀に<カノニコ/CANONICO>の生地を使った縫製の良い上質なブランドスーツが百貨店、セレクトショップのセールの時期や催事などで出ていることがあります。
そのような場合に自分のサイズがあれば狙い目です。
生地、縫製の両方に優れたブランドのスーツはセール時期でないときは価格が高いです。
セールや催事などのお買い得時期に購入するのが賢い買い方です。
人気のオーダースーツ店の<カノニコ>の参考価格
人気・有名なオーダースーツ店で<カノニコ/CANONICO>の生地でオーダースーツを作った場合の参考価格をご紹介します。
参考
□<グローバルスタイル/GLOBALSTYLE>
参考価格:税込¥74,800円〜
オーダースーツを2着以上注文した場合
1着あたりの参考価格:税込¥48,400円〜
参考
□<麻布テーラー/azabu tailor>
参考価格:税込¥77,000円ほど〜
※<麻布テーラー/azabu tailor>のブログに書かれていたものを参考にしています。
※価格は時期やシーズンによって変わることがあります。
詳しくは店舗でご確認をお願いします。
<カノニコ>生地と<レダ>生地どっちがいい?
同じイタリア生地の<カノニコ>と<レダ>。
<カノニコ>と<レダ>はどちらもハイブランドからスーツ量販店まで使用され、価格・特徴も似ていることから「どちらがいいのか?」と悩む人も多いです。
ポイント
<カノニコ>と<レダ>どちらにも優劣はありません。
<カノニコ>と<レダ>のどちらを選んでも高品質な生地です。
どちらのブランドも片方の生地のほうな格が高いということはありません。
<カノニコ>と<レダ>で迷ったなら気にいるデザイン性・機能性、生地感で選ばられたらよいです。
オーダースーツなら<カシヤマスマートテーラー>もおすすめ
(参考画像:カシヤマスマートテーラーhttps://kashiyama1927.jp/men/suits/)
<カシヤマスマートテーラー>とはオンワード樫山が展開するオーダー専門店。
入学式・卒業式・成人式・就活・仕事・冠婚葬祭で使えるスーツを取り揃えています。
スーツだけではなく、ジャケット・カジュアルのセットアップ・シャツまで作ることができます。
年齢層では20代〜50代まで幅広く愛用されています。
生地では今回ご紹介したイタリア生地「VITALE BARBERIS CANONCO/ヴィターレ バルベリス カノニコ」でオーダースーツで作ることができます。
ほかにもイタリア生地・イギリス生地とバリエーション豊富の生地からオーダーすることができます。
参考
カシヤマスマートテーラーでイタリア選べる生地ブランド
■<ロロピアーナ/Loro Piano>
■<フラテッリ タリア ディ デルフィノ/FRATELLI TALLIA DI DELFINO>
■<レダ/REDA>
■<カノニコ/CANONICO>
■<トレーニョ/TOLLEGNO>
■<グアベロ/GUABELLO>
参考
カシヤマスマートテーラーでイギリス選べる生地
■<ドーメル/DORMEUIL>
■<アーサーハリソン/ARTHUR HARRISON>
■<サヴィルクリフォード/SAVILE CLIFFORD>
※取扱う生地はシーズンや時期によって変わります
カシヤマスマートテーラーの価格
(参考画像:カシヤマスマートテーラーhttps://kashiyama1927.jp/men/suits/)
オーダースーツと聞くと「高いのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
カシヤマスマートテーラーはスーツではおおよそ¥33,000円からオーダーが可能。
インポート生地だと¥55,000〜オーダースーツを作ることができます。
ジャケットでは¥16,500円〜とリーズナブル。
フォーマルスーツは¥33,000〜
カシヤマスマートテーラーの納期は業界最速
オーダースーツでは納期が3週間。
1ヶ月と既製品のスーツよりも時間がかかってしまいます。
カシヤマスマートテーラーの納期は業界最速の一週間の納期。
※時期やシーズンによって納期は変わることがあります。
価格、納期の面から再購入率が60%と高いリピート率で人気オーダー専門店です。
カシヤマスマートテーラーは一度作ると次回からはスマホで作れる
カシヤマスマートテーラーのオーダースーツは最初の一着目は来店予約して採寸をしてもらいます。
一着目のオーダースーツを作ると二度目からは一着の採寸データを参考にスマホで作ることができます。

<カノニコ>生地のスーツの人気と評判
<カノニコ/CANONICO>の生地を使ったスーツはコストパフォーマンスが良く、柔らかい手触り。
着心地は軽く、見た目に美しい艶、発色の良さがある人気の生地です。

着用して悪いという評判も聞くことはほとんどありません
一流ブランドや世界のメーカーと多方面に多く使用されていることから<カノニコ/CANONICO>は人気が高く評判は良い生地ブランドです。
美しい色合い、艶感、手触り、肌触りの柔らかいスーツを求める人には<カノニコ/CANONICO>生地を使用したスーツを一度試されるのも良いです。
<カノニコ/CANONICO>以外のイタリア有名生地ブランド
イタリアのビエラ地方は世界三大産地の一つ。
ビエラ地方には<カノニコ/CANONICO>以外にも人気有名生地ブランドが多く集まっています。
□ビエラ地方の人気有名生地
<Ermeneghldo Zegena/エルメネジルドゼニア>。
<FRATELLI TALLIA DI DELFINO/フラテッリ・タリア・ディ・デルフィノ>
<DRAGO/ドラゴ>
<CARLO BARBERA/カルロバルベラ>
名だたる工場もビエラ地方で良質な生地を生産しています。
■ビエラ地方は何故多くの生地ブランドが多いのか?
ビエラ地方には名だたる生地ブランドが揃っています。
何故、多くの生地ブランドが集中するのか?
理由の一つに「水」が関係しています。
品質の良い生地を生み出すためには染色、洗浄で大量な良質な水が必要となります。
水には「軟水」と「硬水」と種類があり、美しい色合いを生み出すには「軟水」が適していると言われています。
イタリアでは硬水が多く、ビエラ地方はアルプス山脈近くに位置し良質な軟水がとれる地域のため、多くの毛織物工場が集中しています。
【オーダースーツ生地ブランド】どこがいい?種類とおすすめをご紹介
世界三大産地の一つで生まれる人気有名イタリア生地<カノニコ/CANONICO>についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容が皆様のスーツ選びの参考になれば幸いです。