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オーダースーツ生地ブランドはどこがいい?おすすめをご紹介

 

オーダースーツ・ジャケットの醍醐味、楽しみともいえる「生地選び」。

ご存知の人も多いですが、オーダースーツ・ジャケットで使われる生地にはブランドがあります。

生地ブランドは種類も多く、「バンチを見ていてもいったいどれを選べば良いのか?」困る人が多いです。

オーダースーツ・ジャケットの生地ブランドの種類、おすすめについてご紹介します。

 

スーツ生地ブランドの種類ではイタリア・イギリス・日本が有名

グレースーツ/無地スーツ

 

オーダースーツ・ジャケットで使われる生地ブランドの産地では「イタリアのビエラ」・「イギリスのハダースフィールド」・「日本の尾州」が有名です。

 

人気・有名な生地ブランドはイタリア・イギリス・日本が多いです。

 

イタリア・イギリス・日本の3箇所は生地の「世界三大産地」と言われています。

 

スーツ生地ブランド「イタリア」はどんな特徴?

イタリア

 

イタリアのビエラは良質な水がとれることから有名な生地メーカーが集中しています。

イタリアの生地は「上質な艶や光沢感」・「柔らかい手触りや滑らかさ」・「軽さ」があるのが特徴です。

色使いが綺麗で個性的なデザインが多いのも特徴です。

 

HIRO
華やかなスーツを求めるならイタリア生地ブランドはおすすめです

 

スーツ生地ブランド「イギリス」はどんな特徴?

イギリス

 

イギリスのハダースフィールドには有名な生地ブランドが集中しています。

イギリスの生地はイタリア生地に比べて風合いが硬く感じられるかもしれません。

しかしイタリア生地にはない「ハリ」・「コシ」があります。

「丈夫」・「耐久性」がある生地が多く、伝統的なデザインが多いのも特徴です。

メーカーによる取り決めによって公表はされていませんが、世界のハイブランドにも供給されています。

オーダースーツでも仕上がりが仕立て映えしやすい傾向です。

 

HIRO
キッチリとした品格のあるスーツを求めるならイギリス生地ブランドはおすすめです

 

スーツ生地ブランド「日本」はどんな特徴?

日本

 

日本の尾州は日本のなかでもシェア1位を占める毛織物の産地。

主に高級スーツ・ジャケットの生地産地。

特徴としてはイギリス生地に似た「コシ」があるため「耐久性」がある生地が多いのに加え、滑らかさ・光沢感があるのが特徴です。

落ち着いたデザインが多いのも特徴です。

 

HIRO
落ち着きと耐久性のあるスーツを求めるなら日本の 生地ブランドはおすすめです

 

オーダースーツ生地ブランド一覧

 

オーダースーツ生地はイタリア・イギリス・日本が有名とご紹介しました。

ではどんな生地ブランドがあるか?

国ごとにご紹介します。

 

オーダースーツ生地ブランド一覧「イタリア」

 

華やかさ、オシャレ感のあるスーツを作りたいなら、ぜひとも選びたい「イタリア生地ブランド」。

オーダースーツの生地でイタリア生地といってもイタリア生地ブランドは多くあります。

まずはどんなイタリア生地ブランドがあるのかをご紹介します。

 

イタリア生地ブランド種類

■<エルメネジルドゼニア/Ermenegildo Zegna>

■<ロロピアーナ/Loro Piana>

■<フラテッリ タリア ディ デルフィノ/FRATELLI TALLIA DI DELFINO>

■<カルロバルベラ/CARLO BARBERA>

■<チェルッティ/CERRUTI>

■<レダ/REDA>

■<ヴィタルバルベルベリス カノニコ/VITALE BARBERIS CANONNICO>

■<トレーニョ/Tollegno>

■<トラバルド・トーニャ/TRABALDO TOGNA>

■<ソンドリオ/SONDRIO>

■<ディ ファビオ/DI FABIO>

■<ドゥカ ヴィスコンティ/DUCA VISCONTI>

■<イートーマス/E.THOMAS>

■<ビエレッシ/BIELLESI>

■<ルイージ コロンボ/LUIGI COLOMBO>

■<アニオナ/AGNONA>

■<アンジェリコ/ANGELICO>

■<ドラゴ/DRAGO>

■<コメロ/comero>

■<オルメザーノ/ORMEZZANO>

■<グアベロ/GUABELLO>

■<アリストン/ARISTON>

■<ピァチェンツァ/PIACENZA>

■<マルゾット/MARZOTTO>

■<ジニョーネ/ZIGNONE>

 

オーダースーツ生地ブランド一覧「イギリス」

 

品格のあるスーツを作りたい、カントリー風のジャケットを作りたいと考えるなら、ぜひとも選びたい「イギリス生地ブランド」。

オーダースーツの生地でもイギリス生地といっても、イタリア同様、イギリス生地ブランドは多くあります。

まずはどんなイギリス生地ブランドがあるのかをご紹介します。

 

イギリス生地ブランド種類

■<ドーメル/DORMEUIL>

■<スキャバル/SCABAL>

■<ホーランド&シェリー/HOLLAND&SHERRY>

■<ジョンフォスター/JOHN FOSTER>

■<フォックスブラザーズ/FOX Brother>

■<アーサーハリソン/ARTHUR HARRISON>

■<バウアーローバック/BOWER ROEBUCK>

■<ラッシャーミルズ/LASSIERE MILLS>

■<ハリソンズオブエジンバラ/HARRISONS OF EDINBURGH>

■<エンパイア・ミルズ/EMPIRE MILLS>

■<テイラー&ロッジ/TAYLOR&LODGE>

■<ザヴィル・クリフォード/Savile Clifford>

■<ウェインシール/WAIN SHIELL>

■<エドウィンウッドハウス/EDWIN WOODHOUSE>

■<スミス ウールンズ/SMITH WOOLLENS>

■<ハリスツイード/HARRIS TWEED>

■<フィンテックス/FINTEX of LONDON>

■<ムーン/MOON>

■<スミス&ウィルソン/SMITH&WILSNN>

 

オーダースーツ生地ブランド一覧「日本」

 

落ち着き、耐久性のあるスーツを作りたいと考えるなら、ぜひとも選びたい「日本生地ブランド」。

日本生地ブランドはイタリア生地ブランド、イギリス生地ブランドほど種類は多くありません。

日本生地ブランドはどんな生地ブランドがあるのかご紹介します。

 

日本生地ブランド種類

■日本毛織

■国島毛織

■ダイドーリミデッド

■長大毛織

■三星毛織

■御幸毛織

 

オーダースーツ生地ブランド「イタリア」の特徴

 

イタリア生地・イギリス生地・日本生地の特徴とどんなブランドがあるのか?種類をご紹介しました。

続いてイタリア生地ブランドの特徴についてご紹介します。

 

エルメネジルドゼニア

 

スーツに携わる人でなくても聞いたことがあるほどの圧倒的、抜群の知名度を誇る<エルメネジルドゼニア/Ermenegildo Zegna>。

イタリアで100年以上の歴史を持つ世界最高峰の生地メーカーです。

ゼニアの生地を使用したオーダースーツは「高級感」・「着心地」が一線を画すのが特徴です、

最高品質の生地を生み出すために最高級の原料を仕入れ紡績、染色、仕上げまで一貫しておこなっております。

ゼニアの生地にはシリーズがあり、「上質さ」だけでなく「機能性」を追求したシリーズもあります。

 

 

ロロピアーナ

 

<ロロピアーナLoro Piana>は1924年に創業。ゼニアと並ぶ世界最高峰の生地メーカーです。

カシミヤに関しては全世界の30%はロロピアーナのカシミヤと言われています。

生地柔らかく滑らかな手触りは群を抜いています。

<ロロピアーナLoro Piana>とゼニアが世界最高峰生地メーカーの二大巨頭と言われています。

ゼニアの生地は「男性的」と言われ、<ロロピアーナLoro Piana>の生地は遊び心があるため「女性的」なのが特徴です。

ロロピアーナは「最高の製品のみを保証する」ポリシーから、こだわり抜いた最高級の原料から最高品質の生地を生み出しています。

 

 

フラテッリ タリア ディ デルフィノ

デルフィノは100年以上の歴史を持つ最高級服地ブランドです。

「ゼニア」や「ロロピアーナ」に比べ、一般的な知名度は低いかもしれませんが、スーツに携わる人なら知っているほどの生地ブランドです。

デルフィノは最高品質の生地を生み出すことから、<ゼニア/Ermenegildo Zegna>、<ロロピアーナ/Loro Piana>と並ぶ世界三大ミル(毛織物工場)です。

「品質」・「クラシックな生地」・「色彩力の感性の高さ」が特徴で、ファンが多いブランドです。

 

 

カルロバルベラ

 

バルベラは1949年に創業した名門の生地ブランドです。

イタリア5大生地ブランドのひとつとも言われています。

バルベラは「独自の製法」、「織り方」、「仕上げ」、一つ一つの工程で手間を惜まないことで、最高品質の生地を生み出しているのが特徴です。

手間を惜しまず生み出された生地の手触りはふっくらとした膨らみ感があり、見た目では上品な艶と綺麗な発色が人を惹きつけます。

 

 

チェルッティ

チェルッティは1881年創業した歴史ある梳毛ブランドです。

ハリウッドへの衣装協力や様々なスポンサー業務でイタリアのファッション業界に影響を与えた有名なブランドです。

チェルッティは仕上げに自然なストレッチで着心地が良く、上品な雰囲気を演出してくれるのが特徴です。

チェルッティもイタリア五大生地ブランドの一つです。

 

 

レダ

 

レダは1865年に創業した生地ブランド。

徹底された管理工程を行うことで高品質なのにコストパフォーマンスに優れた生地を提供しています。

手触りが柔らかくイタリアらしい光沢感のある生地が特徴です。

長年の実績と信頼によりアルマーニなどの世界的なブランドでも扱われております。

ブランドスーツから量販店のスーツ、オーダースーツと幅広く取り扱われています。

 

 

ヴィタルバルベルベリス カノニコ

 

カノニコは老舗名門の生地ブランドです。

オーストラリアより原毛を直輸入し、最新機器により糸の紡績から生地までを一貫して生産しています。

高品質でコストパフォーマンスに優れた、軽くて柔らかく、発色の良さが特徴です。

 

HIRO
私はカノニコの生地を使ったスーツはブルーの発色が綺麗で愛用しています

 

 

トレーニョ

 

トレーニョは上記でご紹介させて頂いたロロピアーナ社がイタリアで一流デザイナーブランドに向け設立した紡績ブランドです。

特徴としては一流ブランド向けということもあり、トレンド性のある色柄があるものが多く、イタリアらしい軽くてツヤがあり、発色がきれいなのが特徴です。

年齢層は若い方、ファッション感度が高い方に人気があります。

 

HIRO
私はグレーのピンヘッドを着用していますが、ツヤ感があって上品さがありますので大変気に入っております。

 

トラバルド・トーニャ

1840年に設立された160年と長い歴史を持つ生地ブランドの<トーニャ>。

伝統で培われた職人技術と感性によって高品質な生地を生み出しています。

梳毛素材に特化し、高級素材でありながらストレッチ性の機能性を追求しています。

最高のウールと天然素材にこだわった「エストラート/estrato」シリーズは素材の持つ魅力・技術・機能性が詰め込められた生地になります。

 

ソンドリオ

ソンドリオはコットン素材をはじめ、天然素材を得意とする生地ブランド。

コットン系素材のバリエーションが豊富で、ファンシーなものや特徴的な柄物も多く取り揃えています。

ビジネスカジュアル、オフィスカジュアルのセットアップのオーダースーツにおすすめです。

 

ディ ファビオ

 

ファビオは1995年に設立された新進気鋭の生地ブランド。

ファビオは古い慣習に左右されない独創性、センスの高い生地を提供し続けています。

世界のトレンドをいち早く捉えるデザイン性の高さが特徴です。

 

HIRO
海外の有名ブランドからも高い評価を受ける生地ブランドです

 

ドゥカ ヴィスコンティ

1838年のイタリアでコーデュロイの名門とされる<ドゥカ ヴィスコンティ>。

卓越した技術より生み出されるコーデュロイは艶、光沢、肌触りの良さは高級感があります。

なかでも細畝ものが有名です。

クォリティの高い品質は世界で高く評価されています。

 

HIRO
上品なカジュアルスタイルのスーツ・セットアップスタイルにおすすめです

 

イートーマス

イートーマスは1922年に創立した生地ブランド。

軽い風合いと柔らかなタッチでイタリアらしい魅力があります。

ウール、カシミヤ、シルク、リネンなどの混紡した生地、個性のある色柄は他ブランドとはひと味違います。

 

HIRO
イートーマスは世界各国でもワンランク上のステータスの高いブランドとして人気があります

 

ビエレッシ

ビエレッシはビエラ地区の高級テキスタイル数社から選び抜かれた生地コレクションで構成されています。

伝統的な柄を今の感覚でアレンジした「ニューイタリアン・クラシック・デザイン」。

新しいタイプの変わり織り柄「ニューブレイン」を提案しています。

 

HIRO
ビエレッシは派手過ぎない、他のブランドでは見かけない色柄があります

 

ルイージ コロンボ

コロンボはカシミヤと最高級ウール素材を得意とするのが特徴。

天然素材を厳選に厳選を重ね、希少な高品質原料だけを買い付けています。

エルメス・キートン・ブリオーニなどの最高級ブランドにも使用されるほど上質で高品質。

全世界のエグゼクティブ層から絶大な支持を集めています。

 

HIRO
コロンボの生地のマフラーも色艶・肌触りが良いのでおすすめです

 

アニオナ

アニオナは1953年に設立。

ウール、アルパカ、カシミヤ、シルクといった獣毛繊維の持ち味を生かすことに定評があります。

質の高さから<ディオール>・<バレンシアガ>・<ヴァレンティノ>など有名ブランドにも生地を卸す、世界有数のブランドです。

現在は上記でご紹介したゼニアのグループ傘下にいます。

 

HIRO
「ヴィキュナー」の原毛採取に関する認定企業のひとつとしての地位も獲得しています

 

アンジェリコ

 

アンジェリコは1955年に機織りメーカーとして設立された生地ブランド。

繊細で柔らかく、滑らかな手触り、美しい発色のイタリアらしさに加えて、ハリコシがあるのが特徴的。

一貫体制で生み出されるため、高品質なのに価格が抑えられており、コストパフォーマンスにも優れているのも特徴です。

 

HIRO
バリエーションが多彩で選択肢も幅広いので費用対効果の高いオーダー生地としておすすめです

 

ドラゴ

 

糸の紡績から生地になるまで一貫するドラゴ。

最大の特徴はSuper130's以上の細番手の生地を生産し、そのシェアは全世界の70%を誇っています。

細番手の生地の生産を得意とし、Super210'sの生地の開発・生産をしていることでも注目を集めています。

 

HIRO
最新のテクノロジーを駆使することで高級生地ながらも防湿・防水・撥水といった機能性を持たせている生地もあるのが特徴的です

 

コメロ

 

1950年創業の生地ブランドのコメロ。

イタリア生地らしい艶感、柔らかさがありながらもコストパフォーマンスに優れているのが特徴。

低価格のスーツからブランドのスーツまで使用されています。

 

オルメザーノ

 

1924年に創業したオルメザーノ。

独特の糸使い、鮮やかな生地とバリエーション豊富でスーツ生地だけでなく、ジャケット生地としても定評があります。

適度なハリ感、光沢感から素材の良さを感じることができます。

 

HIRO
ジャケパンスタイル用のオーダージャケットを求める人にオルメザーノの生地はおすすめです

 

グアベロ

 

1815年に創業した老舗の生地ブランドのグアベロ。

生地本来が持つ雰囲気にこだわるグアベロは目の細かい高級感のある生地が特徴です。

伝統的な技術、先進のテクノロジーを融合させたハイクォリティを誇っています。

落ち着いたデザイン性も特徴的です。

 

アリストン

 

1920年にナポリで設立したアリストン。

アリストンは大人気生地ブランド<ゼニア>と並んで有名です。

イタリア生地らしい淡く美しい色合い、上品な光沢感、色気のある独特な艶感は魅力的でファンも多い生地ブランドです。

 

HIRO
アリストンはオシャレなスーツ・ジャケットを求める人におすすめです

 

ピァチェンツァ

 

ビエラ地区でもっとも長い歴史を誇る生地ブランドのピァチェンツァ。

創業から今日まで最高級の原材料を使用することを徹底することで、ハイグレードな生地を生み出すことで知られています。

キャメル、カシミヤ、ビキューナなどの高級獣毛の供給者として、他者の追随を許さないほど。

ピァチェンツァのカシミヤは「カシミヤのなかのカシミヤ」と言われるほどです。

 

マルゾット

 

マルゾットは1836年に設立された老舗メーカーであり、有名生地メーカーを傘下に治める巨大企業。

グループ企業の力を活かし、クラシックな色柄からトレンドの色柄、バリエーション豊富な素材使った生地を展開。

企業のスケールメリットを活かし、価格を抑えているので低価格のスーツからブランドのスーツまで幅広いスーツで取り扱われています。

 

ジニョーネ

 

イタリア生地らしい美しい発色、艶、柔らかい手触りがある生地ブランドのジニョーネ。

上品さと色気を演出してくれます。

クォリティの高さからアルマーニ、バーバリー、ヒューゴボスなどのスーツ・ジャケットで使用されたこともあります。

 

オーダースーツ生地ブランド「イギリス」の特徴

ネイビースーツ・ネクタイピン・タイバー

 

続いてイギリス生地ブランドの特徴についてご紹介します。

 

ドーメル

 

150年以上の歴史を持つ生地ブランドのドーメル。

ドーメルはフランスのパリに本社を置く服地商社(マーチャント)。

主にイギリスの高級生地を取扱い、ファッションの最先端をいくフランスのデザイン性とイギリスの伝統技術を融合させた生地が特徴的。

デザイン性の高さ、品質の高さから世界的なブランドとして人気があります。

エルメス、ディオール、イヴ・サンローランなどのフランスのハイブランドにも生地を提供しています。

ドーメルのなかでもエクセル、アマデウスなど種類があります。

ドーメルのアマデウスはしっかりとした質感、艶やかなデザインで押しも押されもせぬ看板商品です。

 

HIRO
ドーメルのアマデウスの生地で仕立てたオーダースーツを着てるときはお客様から褒められることが多いです

 

スキャバル

 

スキャバルは1938年にベルギーで創業した服地商社(マーチャント)。

「グローバルに広い分野で活躍する紳士のスーツスタイルを飾る生地」をコンセプトとし、世界的な一流ブランドとして知られています。

正統派でクラシックなもの、コンテンポラリーなもの、世界的にベーシックなもの、個性的なものと膨大な種類の高品質な生地を取り揃えています。

 

HIRO
品質、感性の高さから良いものを知るエグゼクティブ層にファンを多くいます

 

ホーランド&シェリー

 

ホーランド&シェリーは1836年に設立された服地商社(マーチャント)。

創業以来170年以上という歴史ある織物商はイギリス王室、老舗高級テーラー、パリのオートクチュール、高級ブランドと多くに供給されています。

ホーランド&シェリーはイギリスらしいハリコシのある生地感、クラシカルな色柄が特徴的です。

そして機能性も持たせているのも特徴です、

 

ジョンフォスター

 

1819年創業の生地ブランドのジョンフォスター。

クラシックな色柄ながらも現代の感覚を取り入れているため、クラシックながらも古めかしくない品格があるのが特徴。

モダンブリティッシュなジョンフォスターは価格が抑えられているのも特徴。

 

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ジョンフォスターのモヘヤ生地は高品質として揺るがぬ地位を確立しています

 

 

フォックスブラザーズ

 

1772年に創業したフォックスブラザーズ。

「フランネル生地の創設者」、「英国フランネルの代名詞」としてフォックスブラザーズの名前を轟かせています。

ウィンザー公、ウィンストン、チャーチル、ケーリー・グラントなどが愛した肉厚で滑らかなフランネルは着込むほど味わい深い生地です。

※フランネル・・生地の表面が起毛がかった柔らかい生地。

 

HIRO
起毛した生地でオーダースーツを選ぶならフォックスブラザーズはおすすめです

 

 

アーサーハリソン

 

アーサーハリソンは織物の聖地であるハダースフィールドで創業した生地ブランド。

もともと軍服を納めていたバッググラウンドがあり、伝統的で構築的な生地を生産。

英国らしいしっかりとした生地感、耐久性がありながらも柔らかな風合い、上品な艶感がある老舗ブランドです。

「着るほどに身体に馴染む素材」、「飽きがこない」、「押しつけがましくない色柄」、「伝統的な手法」による商品開発と生産によって多くの人を魅了し続けています。

 

バウアーローバック

1889年にハダースフィールドで創業したバウアーローバック。

バウアーローバックは一流ブランド<ブリオーニ>と提携。

クラシックなデザインが多いイギリス生地ブランドのなかでも現代的な感性を感じられるデザイン。

高級素材を多く使用しているのが特徴的です。

 

ラッシャーミルズ

ラッシャーミルズは1949年にイギリスのハダースフィールドで創業した生地ブランド。

生地自体の品質が高く耐久性もあり、イギリスの伝統的なモノづくりにイタリア生地のトレンドを反映させた生地ブランド。

なかでも手作業の高い技術が必要とされる「艶出し」の工程が素晴らしいと生地業界でも高い評価を得ています。

 

ハリソンズオブエジンバラ

 

ハリソンズエジンバラは「最上級の原毛のみが、最高級の服地を作り上げる」といった哲学のもと、仕上げに至るまでこだわった生地を生み出す生地ブランド。

イギリスの伝統と歴史を感じながらしっかりと打ち込みをされた生地はしなやかでエレガントな風合い。

着る人に品格を与えてくれる生地ブランドです。

 

エンパイア・ミルズ

エンパイア・ミルズは1915年創業のイギリス生地ブランド。

イギリス生地ブランドらしいしっかりとした生地感に程よいトレンド感をミックスしているのが特徴です。

エンパイア・ミルズはサッカーのイングランド代表、オリンピックのイギリス代表の公式スーツに採用されるほどです。

 

テイラー&ロッジ

 

テーラー&ロッジは1883年に創業した歴史あるイギリス生地ブランド。

テーラー&ロッジは打ち込みが良く、硬さを上回る弾力性としなやかさがあるのが特徴です。

イタリア生地ファンでも気に入る人も多い生地ブランドです。

 

HIRO
品格があって丈夫な生地のオーダースーツを求める人におすすめです

 

 

ザヴィル・クリフォード

 

サヴィルクリフォードは1899年に英国の織物の産地で有名なハダースフィールドに創業した生地ブランド。

ハリ、コシがあり英国らしい打ち込みのしっかりとした生地感が特徴です。

イタリア系の生地が好きな人はあまり好みではないかもしれませんが、英国の伝統と独創性を守りながら現在のトレンドを取り入れた上質な生地を世界に提供しています。

生地の種類としても撥水機能、ストレッチが効いたものと色々あります。

 

HIRO
個人的には無地のスーツは上品さと高級感があるので非常に好みです

 

ウェインシール

最初の英国服地マーチャントのひとつの生地ブランドウェインシール。

「洗練されたブリティッシュ」をコンセプトに品格漂う生地を生み出します。

ブリティッシュファッションの真髄とエレガンスさを生地ブランドとして知られています。

 

エドウィンウッドハウス

 

エドウィンウッドハウスは1857年に創業した160年以上の歴史を誇る生地ブランド。

保守的なデザインが多いイギリス生地ブランドですが、時代に即した先進性のあるデザインも取り入れているのが特徴です。

 

スミス ウールンズ

スミス ウールンズは1921年にハーバード・スミスとクロード・グラハムによって設立された生地ブランド。

ブリティッシュクラシックなデザイン、ソフトな風合いが特徴。

知的で凛とした雰囲気は多くの人を魅了し続けています。

 

ハリスツイード

ハリスツイードは英国の北部スコットランドにあるアウターへブリディーズで作られる本格的ツイード生地です。

ブランド名でなく生地の名前です。

数あるツイード生地のなかでも品質が良く、丈夫かつ発色の美しい生地として国、世代を超えて世界中に知られています。

複数の色を組み合わせたチェック柄も有名です。

 

HIRO
ジャケットスタイルを好む人におすすめの生地です

 

フィンテックス

フィンテックスは1881年に創業した生地ブランド。

品質の高さから貴族や王室でも愛用され「生地のロールスロイス」とも呼ばれる生地ブランド。

スーツの基本となるブリティッシュスタイルにこだわり、イギリスの伝統的なパターンを中心としたデザインは多くの人を魅了し続けています。

 

ムーン

ムーンは1837年に設立された生地ブランド。

染色、紡績、仕上げまでの工程を一貫。

特に染色に力を入れており、ファッション性の高い織柄、絶妙な色合いの生地を提供しています。

しっかりとした目付なのにふっくらとして暖かみのある生地はジャケット・コートの生地として重宝されています。

 

スミス&ウィルソン

スミス&ウィルソンは1801年に設立された生地ブランド。

イギリス生地らしいハリコシがしっかりとして重厚感があります。

スミス&ウィルソンは生地コストパフォーマンスに優れているのも特徴です。

 

チャールズクレイトン

 

チャールズクレイトンは1959年に創業した生地ブランド。

クリアな光沢と艶感から生まれる上品さ。

上質なウールのためシワの回復力があり、軽量なのが特徴です。

最高品質の天然素材の使用した生地ブランドということで、世界で有名な一流ブランド「アルマーニ」、「プラダ」、「グッチ」、「ルイヴィトン」などからも信頼がある生地ブランドです。

 

オーダースーツ生地ブランド「日本」の特徴

 

続いて日本生地ブランドの特徴についてご紹介します。

 

日本毛織(ニッケ)

 

日本毛織の生地ブランド<ニッケ/NIKKE>。

<ニッケ/NIKKE>は日本を代表する生地ブランド。

創業当時より制服(軍服)などの製造を得意とし、学生服、スーツ、レディース、子供服と幅広く取扱っています。

ニッケではメリノウールを極めた最高品質素材「MAF」。

高水準の防シワ機能素材「TravelLook®️EX」、発熱機能が施されたウール「WELWARM®️」などウール素材のラインナップが豊富です。

品質が良くコストパフォーマンスにも優れています。

 

HIRO
ニッケのフォーマル生地もおすすめです

 

国島毛織

日本の毛織物産地の尾州でもっとも古い歴史をもつ国島毛織。

量販店・ユニフォーム向けの廉価な生地から国内外のアパレル、著名ブランドの生地まで取扱う生地ブランド。

オーダースーツ用に開発された生地は高品質で高機能となっています。

 

ダイドーリミデッド

ダイドーリミデッドはインポート素材にも引けをとらない日本でもトップクラスを誇る生地メーカー。

ダイドーリミデッド、御幸毛織、長大毛織と国内三大毛織と言われています。

オーストラリアに直営牧場を持ち「質を重視したモノづくり」をおこなっています。

国内ブランドのなかでも品質の高さに定評があります。

 

長大毛織

長大毛織は1946年に設立された生地ブランド。

国内では最高峰の「御幸毛織」、「ダイドーリミデッド」と肩を並べる三大毛織のひとつとも言われています。

尾州にある織物メーカーは一般的に染色、機織り、整理を分業でおこなうのが一般的。

長大毛織は自社内で染色工場を持ち、色合いの綺麗さが特徴的。

礼服の黒さは「漆黒のブラック」と言われる最高級品で、クォリティの高さから欧州ブランドも超越しています。

 

三星毛織

三星毛織は1887年創業の歴史ある生地ブランド。

国内メーカーでは需要の高いボリュームゾーンを特化するなか、三星毛織はカシミヤ、キャメル、アルパカなどの高級素材を豊富に取り揃えているのが特徴。

高級素材を多く取扱う高級アパレルブランドに採用されている生地ブランドです。

 

御幸毛織

御幸毛織は1905年に創業した国内三大毛織の一つのメーカー。

織りでは希少なシャンヘル織機、天然せっけん、水にこだわることで上質な生地を生み出しています。

ウールの味のある膨らみ感、しっとりと滑らかな生地感、美しい発色、光沢感が特徴です。

 

オーダースーツ生地はどこがいい?おすすめは?

ベージュスーツ

 

オーダースーツの生地の種類の特徴をご紹介しました。

ご紹介した以外にも生地ブランドがあり、これだけ生地の種類があれば、「いったいどこの生地を選べば良いのか?」

わからなくなります。

個人的におすすめの生地ブランドをご紹介します。

 

オーダースーツを作るなら!おすすめのイタリア生地

イタリア生地ブランドでオーダースーツを作るなら、個人的なおすすめ生地をご紹介します。

 

イタリア生地おすすめ

◇人気・知名度・高級感・上質な生地で選ぶなら

■<エルメネジルドゼニア/Ermenegildo Zegna>

■<ロロピアーナ/Loro Piana>

◇コストパフォーマンスに優れた生地で選ぶなら

■<レダ/REDA>

■<ヴィタルバルベルベリス カノニコ/VITALE BARBERIS CANONNICO>

◇オシャレ感のある生地で選ぶなら

■<アリストン/ARISTON>

 

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ゼニア・ロロピアーナで作ったオーダースーツは手触りも良く高級感があり軽くて気に入っています

 

オーダースーツを作るなら!おすすめイギリス生地

 

イギリス生地ブランドでオーダースーツを作るなら、個人的なおすすめ生地をご紹介します。

 

イギリス生地おすすめ

◇高級感・品格・クラシカルな生地を選ぶなら

■<ドーメル/DORMEUIL>

■<フィンテックス/FINTEX of LONDON>

■<スキャバル/SCABAL>

■<ホーランド&シェリー/HOLLAND&SHERRY>

◇起毛感のある生地を選ぶなら

■<フォックスブラザーズ/FOX Brother>

◇イギリス生地とモダンな雰囲気を融合した生地を選ぶなら

■<エンパイア・ミルズ/EMPIRE MILLS>

■<テイラー&ロッジ/TAYLOR&LODGE>

 

HIRO
ドーメルのアマデウスの生地で作ったオーダースーツはデザイン性、着心地が良く大変気に入っています

 

オーダースーツを作るなら!おすすめ日本生地

 

日本生地ブランドでオーダースーツを作るなら、個人的なおすすめ生地をご紹介します。

 

日本生地おすすめ

◇上質な生地で選ぶなら

■日本毛織(ニッケ)

■御幸毛織

◇フォーマルスーツの生地で選ぶなら

■長大毛織

 

おすすめ生地ブランドの理由

スーツ/ジャケット

イタリア生地・イギリス生地・日本生地のおすすめした理由は「自分がオーダースーツを作って良かった生地」という理由でおすすめをしています。

生地ブランドはご紹介したように数多くあります。

おすすめの生地ブランドで名前が挙がっていないのは着たことがない生地がほとんどのため挙げていません。

ご紹介した生地の中にこれからチャレンジしたいと思う生地は数多くあります。

スーツ生地はこだわるとスーツ作るのが楽しくなります。

皆様も今回ご紹介した内容を参考にスーツを仕立ててみてください。

 

オーダースーツなら<カシヤマスマートテーラー>もおすすめ

<カシヤマスマートテーラー>とはオンワード樫山が展開するオーダー専門店。

入学式・卒業式・成人式・就活・仕事・冠婚葬祭で使えるスーツを取り揃えています。

スーツだけではなく、ジャケット・カジュアルのセットアップ・シャツまで作ることができます。

年齢層では20代〜50代まで幅広く愛用されています。

生地ではイタリア生地・イギリス生地とバリエーション豊富の生地からオーダーすることができます。

 

参考

カシヤマスマートテーラーで選べる生地

◇イタリア生地ブランド

<ロロピアーナ/Loro Piano>

<フラテッリ タリア ディ デルフィノ/FRATELLI TALLIA DI DELFINO>

<レダ/REDA>

<カノニコ/CANONICO>

<トレーニョ/TOLLEGNO>

<グアベロ/GUABELLO>

◇イギリス生地ブランド

<ドーメル/DORMEUIL>

<アーサーハリソン/ARTHUR HARRISON>

<サヴィルクリフォード/SAVILE CLIFFORD>

※取扱う生地はシーズンや時期によって変わります

 

カシヤマスマートテーラーの価格

オーダースーツと聞くと「高いのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

カシヤマスマートテーラーはスーツではおおよそ¥33,000円からオーダーが可能。

インポート生地だと¥55,000〜オーダースーツを作ることができます。

ジャケットでは¥16,500円〜とリーズナブル。

フォーマルスーツは¥33,000〜

 

カシヤマスマートテーラーの納期は業界最速

オーダースーツでは納期が3週間。

1ヶ月と既製品のスーツよりも時間がかかってしまいます。

カシヤマスマートテーラーの納期は業界最速の一週間の納期。

※時期やシーズンによって納期は変わることがあります。

価格、納期の面から再購入率が60%と高いリピート率で人気オーダー専門店です。

 

カシヤマスマートテーラーは一度作ると次回からはスマホで作れる

カシヤマスマートテーラーのオーダースーツは最初の一着目は来店予約して採寸をしてもらいます。

一着目のオーダースーツを作ると二度目からは一着の採寸データを参考にスマホで作ることができます。

 

HIRO
わざわざ来店するのが面倒、接客されるのが嫌という人にはとてもおすすめです

 



 

 

 

 

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「仕事着」・「ビジネスファッション」・「私服」の情報を発信。 ブランド情報・着こなし方法・マナーをご紹介します。 Instagramでもスーツスタイル、ジャケパンスタイル、私服とコーディネートの参考になる写真をアップしています。

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