スーツのパンツ・ズボンが破れてしまった。
スーツのジャケット・上着だけが残ってしまった。
ジャケット・上着だけ残していても仕方がないので捨てた。
そんな苦い経験がある人は多いのではないでしょうか。
筆者自身もパンツ・ズボンが破れてしまった後、ジャケット・上着だけ残してても仕方がないので何着も捨てた経験があります。
ジャケット・上着を捨てる際に
「ジャケット・上着はまだまだ使えるのにもったいない」
と感じて捨てている人は少なくないと思います。
私自身も憤りを感じながら捨てていました。
スーツのパンツ・ズボンが破れても
「何とかジャケット・上着だけでも活用できる使い方・使い道がないか?」
「スーツのジャケット・上着だけ使うのはおかしいか?」
と気になる人、疑問を持つ人は多いと思います。
「スーツの買い方を工夫」
「ジャケットをリフォーム」
することでスーツのパンツ・ズボンが破れてしまってもジャケット・上着だけを活用することができます。
スーツのパンツ・ズボンが破れてしまった後のジャケット・上着の使い方・使い道をご紹介します。
スーツの買い方を工夫する
スーツの買い方を工夫すればスーツのパンツ・ズボンが破れてもジャケット・上着だけでも使うことができます。
ポイント
■スーツの買い方工夫点
①.色柄選び
②.サイズ選び
③.セットアップスーツを選ぶ
①.色柄選び
スーツのパンツ・ズボンが破れてもジャケット・上着のみでも使うことを考えている人は
「単品ジャケットとして使える色柄」
を選んでいます。
単品ジャケットとして使える色柄としては
・「無地ベース」
・「チェック」
・「グレンチェック」
・「千鳥格子」
など様々あります。
ストライプ生地や見た目がスーツのジャケット・上着に見える色柄は「単品ジャケット」として使いにくい傾向です。
スーツのパンツ・ズボンが破れた後でも単品ジャケットとしての使い道を考えるならスーツの「色柄選び」は重要です。
②.サイズ選び
スーツのパンツ・ズボンが破れてしまってジャケットを「単品ジャケット」として使うことを考えるなら「サイズ選び」も意識する必要があります。
スーツのジャケット・上着と単品ジャケットでは同じジャケット・上着であっても「サイズ」、特に着丈の長さが違います。
単品ジャケットで販売されているジャケットの方が着丈が短い傾向です。
着丈が長いジャケットはスーツのジャケット・上着の雰囲気が出てしまい、単品ジャケットとしては野暮ったさが出てしまい使いにくいです。
スーツのパンツ・ズボンが破れた後、単品ジャケットとしての使い道を考えるなら、サイズ選び、特にスーツの「着丈の長さ」は重要です。
③.セットアップスーツ
スーツのパンツ・ズボンが破れてしまって単品ジャケットとしても活用するなら「セットアップスーツ」を購入する方法があります。
セットアップスーツは同素材のジャケット・スラックスが別々で販売されているものです。
セットアップスーツは上下を組み合わせるとスーツ。
単品ジャケットのみ、パンツのみと使える汎用性の高いアイテムです。
セットアップスーツはスーツとして、カジュアルな雰囲気が出てしまいやすくなりますが、元々「単品ジャケット」として使えるように色柄・サイズ設定がされています。
パンツ・ズボンが破れた後に単品ジャケットとしての使い道を考えるなら「セットアップスーツ」の購入も一つの方法です。
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ジャケットをリフォーム
スーツのジャケット・上着だけを使うとなると使い方としては難しくなるのでは?
と思う人も多いと思います。
スーツのパンツ・ズボンが破れてしまっても、残ったジャケット・上着を少し「リフォーム」するだけで単品ジャケットとして使いやすさが高まります。
ポイント
リフォーム方法としては「ボタン」の付け替え、「袖の部分のリフォーム」があります。
・ボタンの付け替え
スーツのジャケット・上着のボタンを
・「水牛のボタン」
・「くるみボタン」
・「メタルボタン」
・「貝ボタン」
などにすることでスーツのジャケット・上着の雰囲気をガラっと変えることができます。
ボタンだけで雰囲気が変わるのか?
と思われるかもしれませんが、ボタンはジャケットを構成する大事な要素の一つです。
ボタンを付け替えるだけで今までのジャケット・上着の雰囲気とは違った雰囲気になります。
・袖ボタンの数のリフォーム
スーツのジャケット・上着のボタンは基本的にフロントに2つか3つ、袖ボタンは3つか4つ付きます。
袖ボタンは数が多いほどドレッシーに、少ないほどカジュアルな印象になります。
カジュアルなジャケット、スポーティなジャケットは一つ、もしくは二つのジャケットが多いです。
ボタンの付け替えと同時に袖ボタンの数を減らしてみるのもスーツのジャケット・上着の雰囲気から脱却させる一つの方法です。
・袖の仕様変更のリフォーム
ポイント
袖の仕様を「本セッパ本開き」や「ボタンホールの縫い目」の色を変えるなどのリフォームはスーツのジャケット・上着の雰囲気感を軽減させることができます。
※本セッパ本開きは袖のボタンが開閉できる仕様。(オーダースーツなどには多いです)
既製品のスーツでは袖ボタンが開くように見える「あきみせ」などが多いです。
ボタンホールに見立てた切羽は切羽付き・切羽なしのどちらもあります。
そのため「本セッパ本開き」に修理することは可能なジャケットが多いです。
スーツのジャケット・上着を単品ジャケットとして使うなら、袖の仕様をリフォームするのも一つの方法です。
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単品ジャケットと合わせやすいパンツ
スーツの上着・ジャケットは単品ジャケットの使い方・使い道があることはわかった。
でもそのジャケットに合わすパンツ・ズボンはどうすれば良いか?
と悩む人がいると思います。
単品のパンツ・ズボンで比較的に合わせやすい色柄があります。
ジャケットと合わせやすいパンツ・ズボン
・「ネイビー無地」
・「チャコールグレー無地」
・「ミディアムグレー無地」
はジャケット・上着に柄が入っていても合わせやすいです。
ジャケット・上着によっては「茶系」・「ライトグレー」のパンツ・ズボンなども良いです。
茶系・ライトグレーに抵抗がある人やコーディネートに自信のない人は比較的に合わせやすい上記の3種類から選ばれたら良いと思います。
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まとめ
スーツのジャケット・上着を単品ジャケットとして使うなら、
・色柄選び
・サイズ選び
・ボタンの付け替え
・袖の仕様変更
が重要です。
パンツ・ズボンでは
・ネイビー
・チャコールグレー
・ミディアムグレー
が合わせやすいです。
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スーツの買い方を少し工夫すればパンツ・ズボンか破れた後でも「単品ジャケット」として使うことができます。
ジャケット・上着をリフォームすればワンランク上のジャケット感を演出できておしゃれな雰囲気になります。
また1着のスーツを長く使うことができます。
スーツのパンツ・ズボンが破れて困っている人やジャケット・上着だけでも使いたい人は今回ご紹介した内容を参考にして頂けたら幸いです。