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自転車通勤はスーツが傷み・破れやすい!?原因・理由と改善策のご紹介。

自宅から駅まで、自宅から会社までスーツを着て自転車で通勤する人は大勢います。

そんな自転車通勤の人を悩ませるのは

「スーツの傷み・破れ問題」。

スーツで自転車に乗ってしまうとパンツ・ズボンが傷んで破れやすくなってしまいます。

何故、スーツで自転車に乗ると傷み・破れやすいのか。

原因と理由、改善策をご紹介します。

 

 

目次

1.スーツで自転車に乗ると破れやすい箇所、原因と理由

2.自転車通勤に適さないスーツ

3.自転車通勤でスーツを長持ちさせる改善策

4.まとめ

 

1.スーツで自転車に乗ると破れやすい箇所、原因と理由

スーツで自転車に乗る人が傷む・破れるといった、スーツの箇所はパンツ・ズボンであり、

特に「股の部分」です。

 

 

人によっては買ったばかり、数回しか着てなくても毛羽立ち・破れてしまうことがあります。

破れた原因はスーツが悪いという人がいますが、スーツは悪くありません。

単に自転車通勤に適さないスーツだったというだけです。

スーツが傷み・破れる原因・理由は

「汗」と「摩擦」です。

股の部分はペダルを漕いでいると汗をかきやすく、どうしても摩擦が発生します。

歩いているだけでも摩擦は発生しますが、自転車のほうが摩擦の強さが増してしまいます。

汗をかいた上に生地と生地が擦れ合う摩擦が発生すると生地の毛玉の原因、生地が薄くなる原因で破れにつながってしまいます。

私の知り合いで毎日10分通勤で自転車に乗っている人がいましたが、自転車通勤をやめたらスーツが長持ちするようになったと言っています。

やはり自転車はスーツにとって天敵のようなものです。

しかしほとんどの人が自転車通勤をやめれるわけではありません。

スーツを長持ちさせるには自転車通勤に合ったスーツを選ぶことが重要です。

 

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2.自転車通勤に適さないスーツ

 

 

自転車通勤に適さないスーツ、破れやすいスーツがあります。

 

①.生地の原毛・糸が細いもの。

②.細身のパンツ・スラックスのスーツ 。

③.起毛素材のスーツ

 

①.生地の原毛・糸が細いもの。

 

 

生地の原毛・糸が細い生地は「艶」があって手触りが「滑らか」で「柔らかく」、「上質感」があります。

スーツ姿の見映えを「上品」に演出してくれるメリットがあります。

しかし原毛・糸が細い生地は摩擦や耐久性に欠ける面があります。

そのため自転車通勤には適しにくいスーツの生地となります。

特にイタリア生地などは良い生地が多いですが、原毛・糸が細い生地が多い傾向です。

そのため耐久性に欠けてしまう傾向です。

 

②.細身のパンツ・スラックスのスーツ 。

細身のパンツ・スラックスは股上が浅く、太腿も細い傾向のスーツが多いので、汗・摩擦が発生しやすくなります。

縫い目にも負担がかかりやすくなります。

細身のスーツは見映えを「スタイリッシュ」に演出してくれるメリットがありますが、自転車通勤には不向きな傾向です。

 

③.起毛素材

 

 

起毛素材とは生地の表面を毛羽立たせた生地のことで、主に冬に使用される素材です。

起毛素材は素材感と雰囲気を優先したファッション性の高い生地です。

暖かみがあり、オシャレな雰囲気を演出してくれるメリットがありますが、自転車通勤のスーツには適しません。

起毛素材のスーツは過度な摩擦がかかると毛玉や毛羽立ちの原因になります。

 

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3.自転車通勤でスーツを長持ちさせる改善策

スーツを長持ちさせるには原因の一つである自転車を取り除くのが一番良い方法ですが、そんなわけにはいきません。

自転車通勤しながらも長持ちさせる改善策をご紹介します。

 

①.ポリエステル混の生地・綿の素材スーツを選ぶ

ポリエステル混・綿素材のスーツはウール100%に比べると丈夫な傾向です。

ウール100%の素材は見映えに高級感・上品さがあり、冬は暖かく、夏は涼しい、シワの回復性が高いと、

見映え・機能性ともに優れています。

しかしポリエステル混の生地・綿素材に比べると耐久性は落ちてしまいます。

ポリエステル混の生地は耐久性がありますが、ウール100%比べると見映え・機能性は落ちてしまいます。

綿素材のスーツも耐久性がありますが、カジュアルな印象が出てしまいます。

どれもメリット・デメリットがあります。

丈夫さだけを求められるならポリエステル混・綿素材のスーツが良いとされます。

 

②.尻シックをつける

 

 

尻シックはスーツで自転車通勤する人に良い方法・改善策とされています。

尻シックとは股部分に当て布をつけて補強する方法です。

股の部分は汗をかきやすく、負荷がかかりやすい部分なので、当て布をつけることで汗で生地が傷む、生地が薄くなることを軽減してくれます。

ブランドスーツなどは最初から付いていますが、低価格のスーツなどは付いていないことがあります。

尻シックが付いていない場合はリフォームショップなどでおおよそ2000円〜3000円ほどで付けてもらえます。

オーダー店などではオプションで尻シックをつけることができます。

自転車通勤の人は尻シックをつけられることが賢明です。

※価格は店舗によって違うのでご了承ください。

 

③.サイズを見直す

細身のスーツを着ているとサイズが細いため汗をかきやすく、生地に汗が付着しやすいです。

「汗」は生地が傷む原因の一つ。

汗をかいた上に摩擦が発生すると破れにつながりやすいです。

細身のスーツで自転車通勤をされる人はサイズを見直された方がパンツ・スラックスが長持ちしやすいです。

 

④.自転車に乗る際はパンツ・スラックスを履き替える

私の知り合いにいますが、スーツは会社に置いておき、自転車通勤の際は綿パンなどの丈夫な素材のパンツ・スラックスを履くという人がいます。

パンツ・スラックスを履き変える方法は手間がかかる・会社でスーツを保管する場所と問題がありますが、

仕事上安っぽいスーツを着るわけにもいかない、良いスーツを着て仕事をしたい・オシャレなスーツが着たい人にはおすすめの方法です。

 

⑤.2パンツスーツにする

2パンツスーツとはスーツにもう一本同素材のパンツ・スラックスが付いたスーツです。

スーツが傷みやすい夏場に多く販売されています。

2パンツスーツで販売されていなくても既製品とオーダーでもう一本、オーダーで最初からパンツ・スラックスを2本作るなど2パンツスーツを手に入れる方法は様々です。

2パンツスーツにすることで連続着用が避けられ、生地の傷みも軽減されるのでパンツ・ズボンが長持ちしやすいです。

 

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4.まとめ

 

・自転車通勤でスーツが傷み・破れる箇所は「股の下」が多数。

・股の下が破れるのは「汗」・「摩擦」が原因。

・原毛、糸の細い生地、起毛感のある生地、上質なイタリア生地、細身のスーツは破れにつながりやすい。

改善策としては

・丈夫な素材のスーツにする。

・尻シックをつける。

・サイズを見直す。

・履き方を変える

・2パンツスーツにする

 

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スーツで自転車通勤する人のスーツが傷み・破れやすい原因・理由・改善策をご紹介しました。

スーツのパンツ・ズボンが破れるとジャケットはまだ使えるため非常にもったいなく感じます。

スーツを長持ちさせたい、パンツ・ズボンが破れて困っている人は上記でご紹介した改善策を参考にして頂けたら幸いです。

 

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