一流ブランド・ハイブランドで知られる「ヴァレンティノ/VALENTINO」。
「名前は聞いたことあるがどんなブランドかわからない」
「とりあえず一流ブランド、ハイブランドということしか知らない」
これから「ヴァレンティノ/VALENTINO」のアイテムを買おうと思っているが詳しく知らない。
そんな人は多いです。
ヴァレンティノ/VALENTINOは人気・有名なため「どんなブランドなのか?」と今さら人に聞くのは恥ずかしさがあります。
「ヴァレンティノ/VALENTINO」とはいったいどんなブランドなのか?どんな特徴があるのか?
「ヴァレンティノ/VALENTINO」についてご紹介します。
ヴァレンティノ/VALENTINOとはいったいどんなブランド?
ポイント
ヴァレンティノ/VALENTINOは1959年、デザイナーであるヴァレンティノ・カラヴァーニーがデザイン製作活動を行い、翌年の1960年にイタリアのローマでスタートしたラグジュアリーブランド。
オートクチュール、ウェア、バック、シューズ、皮革アクセサリー、ネクタイ、フレグランスなどとトータルアイテムを展開。
175の直営店、90カ国以上で販売されています。
伝統と革新によって男性・女性問わず美しいアイテムを生み出しているブランドです。
日本だけでなく世界中で人気・愛されており、セレブや著名人も多く着用しています。
近年では「ヴァレンティノ/VALENTINO」はラグジュアリーストリートブランドのイメージを持つ人も多いです。
ヴァレンティノ/VALENTINOのブランドライン
「ヴァレンティノ/VALENTINO」は「ヴァレンティノ/VALENTINO」のほかに派生したブランドラインがあります。
◇ ヴァレンティノ/VALENTINO
ブランドの中核となるメンズ・レディースのハイファッションコレクション。
◇R.E.D. VALENTINO/レッド ヴァレンティノ
「Romantic Eccentric Dress/ロマンティック エクセントリック ドレス」の3つの頭文字をとったレッドヴァレンティノ。
2003年に誕生したレッド・ヴァレンティノは最年少の女性顧客に向けたカジュアルライン、ディフュージョンライン。
カジュアルな中にフレッシュさとヴァレンティノのクラシックさが共存。
遊び心あるコレクションは今までのヴァレンティノにない美しさがあります。
◇ ヴァレンティノ ローマ/VALENTINO ROMA
デザインの原点となるローマをネーミングした「ヴァレンティノ ローマ/VALENTINO ROMA」。
2001年にディフュージョンラインとして誕生しヴァレンティノらしい華やかさ、優雅さのある世界観と若さのあるコレクションになっています。
※ディフュージョンライン
ブランドの拡大のためにブランドの特徴や感性をそのままに従来よりも低価格で商品を販売するブランド。
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ヴァレンティノ/VALENTINOの歴史
「ヴァレンティノ/VALENTINO」は今では著名人から愛されるブランドですが、人気ブランドになるまでに歴史があります。
創業者のヴァレンティノ・カラヴァーニーは北イタリアのヴォゲラに生まれ。
1949年にミラノのサンマルタ専門学校のファッションスケッチ課に入学し1950年にはパリ・オートクチュール組合学校サンディカにて服作りの基礎を学ぶ。
卒業後はジャン・デッセのクチュール、ギラロッシュのアシスタントとしておおよそ10年働いたのち、1959年に独立。
1960年にビジネスパートナーのジャンカルロ・ジアメッティと「ヴァレンティノ/VALENTINO」を創業。
1962年のフィレンツェのピッティ宮殿で最初のコレクションを発表。「白だけの服」は国際的に注目を集め話題になりました。
1968年にはホワイトコレクションにおいてはアイコン・特徴であるイニシャルの「V」を初めて使用。
1984年、サラエボオリンピック、ロサンゼルスオリンピックではイタリア選手団のユニフォームデザイナーに選ばれています。
1998年「ヴァレンティノ/VALENTINO」は経営面の強化のためにMarzotto家に経営権を売却することで業績が大きく向上。
2001年には「ヴァレンティノ ローマ/VALENTINO ROMA」、2003年は「R.E.D. VALENTINO/レッド ヴァレンティノ」を発表。
2007年にはイギリスの投資会社、Permira社により「ヴァレンティノ/VALENTINO」は買収されます。
同年に創業者のヴァレンティノ・カラヴァーニーが引退を発表し低迷期に突入。
低迷期からのヴァレンティノを救ったのがピエールパオロ・ピッチョーリとマリア・グラツィア・キウリの二人。
この二人の活躍によって「ヴァレンティノ/VALENTINO」は復活を遂げます。
2012年にはカタール王族が「ヴァレンティノ/VALENTINO」を買収。
2018年にロレアルと提携し、2019年以降に化粧品、フレグランスの展開をスタートとすると発表。
世界で愛される「ヴァレンティノ/VALENTINO」は歴史のなかで創業者の引退もあり、ずっと人気ブランドだったというわけではありません。
低迷していた時期もあったのです。
低迷期を救ったのが先程ご紹介したマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリ。
二人がいなければ今の「ヴァレンティノ/VALENTINO」はなかったとも言われています。
◇ マリア・グラツィア・キウリ
マリア・グラツィア・キウリはローマのデザイナーでフェンディを経て「ヴァレンティノ/VALENTINO」へ入社。
「ヴァレンティノ/VALENTINO」のアクセサリー・デザイナーとして活躍しクリエイティブディレクターに就任。
2016年の退社後はディオールのデザイナーとして活躍。
◇ ピエールパオロ・ピッチョーリ
ピエールパオロ・ピッチョーリはイタリアのデザイナー。
フェンディで出会ったマリア・グラツィア・キウリとともに「ヴァレンティノ/VALENTINO」へ入社。
2008年にマリア・グラツィア・キウリとともにクリエイティブディレクターに就任。
マリア・グラツィア・キウリの退社後は単独で「ヴァレンティノ/VALENTINO」を支えています。
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ヴァレンティノ/VALENTINOの特徴
「ヴァレンティノ/VALENTINO」は女性にはエレガントな雰囲気を演出するアイテム、男性には上品でシックなアイテムを展開しているのが特徴です。
男性女性のどちらにも華やかさと上品なアイテムの数々を展開しています。
ポイント
「ヴァレンティノ/VALENTINO」のアイコン、デザインの特徴として欠かせないのが「V」、「VLTN」のロゴと「スタッズ」。
「V」、「VLTN」のロゴはウェア、バック、財布、シューズなど様々なアイテムで使われており、上質な素材と洗練された素材で高級感を演出してくれます。
「V」、「VLTN」のロゴが入ったアイテムを見かけられた人も多いのではないでしょうか。
同様に「スタッズ」の入ったデザインもウェア、バック、財布、シューズなど様々なアイテムで使われており個性と同時に高級感を演出してくれます。
ポイント
「ヴァレンティノ/VALENTINO」はロゴ、スタッズ以外にも「白と黒」・「赤」のカラー、「ゼブラ」・「ヒョウ」・「ジラフ」といったアニマル柄も特徴的。
「ヴァレンティノ/VALENTINO」のアイテムで黒地に白のロゴマークのアイテムも見かけられた人も多いと思います。
「白と黒」は毎シーズンの基調となっており、至高のカラーと考えてられていたカラーのため「ヴァレンティノ/VALENTINO」の特徴のひとつです。
ヴァレンティノは「白と黒」こそが至高のカラーと思っていましたが、バルセロナのオペラで「赤」で統一されている舞台を見てから愛する色は赤と変わっていきました。
「ヴァレンティノ/VALENTINO」は赤のコレクションばかり発表していたわけではありませんが「ヴァレンティノの赤」と呼ばれる独自のスタイルがあります。
「赤」に対して強いこだわりを持っていたので「赤」がヴァレンティノの代名詞として用いられることが多いです。
上品で高級感のある「ヴァレンティノ/VALENTINO」のアイテムは人を惹きつける魅力があります。
著名人のセレブではアンジェリーナジョリー、レディガガ、ミランダカー、ジェシカ・シンプソンなども着用した経歴があります。
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