※画像はイメージになります。
「スーツを長く着たい!」
「スーツが長持ちしないので寿命を伸ばしたい!」
気をつけて着ているのに、いつもスーツが傷んで長く着れないと悩む人は多い。
せっかくのスーツ、お気に入りのスーツは何年も長くきたいものです。
スーツを長く着たい人に長く着るコツ、寿命を伸ばす方法をご紹介します。
スーツの寿命はどれくらいなのか?
スーツの寿命のおおよその目安は3年〜4年ほどと言われています。
しかしあくまでも目安。着用頻度や扱い方で1年も持たない場合や5年以上と長く持つという場合もあります。
スーツの寿命、長く着れるかは着る人によって個人差があり着用頻度や扱い方、選び方によって変わります。
高級生地のスーツだから長持ちするわけではない
スーツの生地では高級生地から低価格の生地まであります。
上質なウールを使った高級生地のスーツは着心地が良く、見た目を上品に演出してくれます。
しかし残念ながら高級生地はデリケートなものが多いです。
高級生地だから見た目も良く、寿命が長いと思っている人も多いですが耐久性は高くありません。高級生地だから長持ちするというわけではありません。
手触りが柔らかい、着心地が軽いといった生地は原料となる糸が細いものが多いので耐久性が低いものが多いです。
安い生地のスーツだと長持ちするのか?
安いスーツの生地ではポリエステル素材を使った生地が多いです。
ポリエステル素材を使った生地はウール素材に比べて耐久性は高い傾向ですが、独特のテカリから安っぽい雰囲気となってしまいます。
ポリエステル素材の生地は耐久性は高いですが、ウール素材の生地に比べてテカリやすいといった傾向があります。
生地が破れずとも生地がテカッてしまうと着ることができなくなってしまいます。
スーツは生地だけで選んではいけない
スーツを長く着たいなら生地だけで選ぶと後々後悔につながってしまいます。
先程もご紹介したように生地が良ければスーツは長持ちするというわけではありません。
加えてスーツに限らず、高級生地ほど仕立てるのが難しい傾向があります。
仕立てが伴わず、生地だけ良くても高級生地ならではの見栄えや着用感は損なわれます。
もちろん長く着れないものが多いです。
スーツを長く着るには仕立ても大事
スーツを長く着るには仕立てはあまり関係ないと思っている人がいると思いますが、仕立ては非常に重要です。
仕立てが悪いと高級生地であっても見た目が悪く、型崩れも起こりやすいので長く着用することができません。
安い生地であっても仕立てがよければ見た目は悪くなく型崩れしにくい傾向です。
スーツは価格と生地だけで選ぶと買い直しや買い替えのタイミングが早くなってしまいます。
仕立てのいいスーツは長く着れる理由は?
仕立てのいいスーツが長く着れる理由としてスーツの目に見えにくい部分にこだわっているため。
スーツの副資材である毛芯、縫製などといった部分に違いがあります。毛芯、縫製などがこだわっているとスーツの持ちや着やすさが変わります。
毛芯を使うメリット
毛芯は生地と生地の間に入っています。
毛芯を使用するとハ刺しと言われる工程や毛芯と生地を部分的に留め合わせる工程があり、型崩れしにくいです。
当然、手間暇、コストがかかるのでスーツの価格が上がってしまいます。
毛芯を使用するメリットはほかにもあり、ラペルの返り方を立体的に美しくし通気性も良くなります。徐々に体にフィットしていくので着心地が良くなります。
スーツの見た目も体にフィットしているので、着心地だけでなく高級感も出ます。
毛芯を使っていなくても仕立てのいいスーツはありますが、一つの目安として参考にしてください。
縫製がいいメリット
仕立てのいいスーツは生地を縫製する前にも気を付けています。
生地は生き物のようなもの。湿気で伸び縮みします。
日本は高温多湿のため、柔らかい生地は特に伸び縮みが激しいです。
仕立てのいいスーツは湿気の状態を考慮して、生地の最適な状態を見極めて縫製に入ります。
湿気を含んで伸びた状態や縮んだ状態で縫製に入ると出来上がりのスーツがどうなるかは想像がつくと思います。
仕立てがいいスーツは着やすさがある
スーツは肩で着ると言われるほど肩の作りは重要です。
仕立てのいいスーツは快適な着やすさを実現するために袖付けにもこだわっています。
職人の縫製技とアイロンワークにより、平面の布に丸みをつけて袖を付けていく、いせ込みや袖付け部分が盛り上がるように大きく袖を付けています。
そうすることで腕の可動域を広げ、着やすく、重さを感じにくくなります。
仕立てのいいスーツは目に見えない部分にも手間暇をかけています。
ポイント
高級生地にしろ、安い生地にしろスーツを長く着る、寿命を伸ばすには仕立てのいいスーツを選び、下記でご紹介する方法が必要となります。
スーツを寿命を伸ばす!簡単な5つの方法
スーツの寿命を伸ばすには日々のケアが長持ちさせることに繋がります。
簡単な5つの方法をご紹介。私も5つの方法を意識するだけでスーツの寿命が変わりましたので、ぜひ実践してみてください。
同じスーツの連続着用をやめる
スーツの寿命を伸ばすなら、同じスーツを連続着用をやめなければなりません。
スーツは一度着用すると目に見えなくとも汗が付着しています。
汗が抜けきらないまま着用すると、さらに汗が付着しどんどんとスーツが傷み破れや型崩れの原因となります。
ポイント
スーツは一度着用したら最低でも一日、二日は開けるようにしましょう。
スーツを着たら手間かもしれませんが、ブラッシングをすると目に見えない汚れやほこりを落とすことできるので、出来る限りブラッシングをするようにしましょう。
スーツを頻繁にクリーニングに出すのはやめましょう
スーツに使われるウール生地では油分が含まれています。
クリーニングに頻繁に出していると油分が落ちてしまい、生地のハリ感が失われる、型崩れの原因となります。
私もこまめに出していましたが、クリーニングに頻繁に出すのをやめたら長持ちをするようになりました。
ポイント
スーツのクリーニングは3カ月、半年に一回としましょう
汚れやニオイが気になる場合はスチームを当てる、陰干しをするようにしましょう。
スーツのポケットに物を入れるのをやめる
スーツのポケットに財布や携帯などを入れている人が多いですが、物を入れていると破れや型崩れにつながります。
パンツのポケットに入れて座ったりするとポケットのフチに負荷がかかり、ポケットのフチが破れたりもしやすいです。
実際に物を入れるのをやめたという人でスーツが長持ちするようになったという人は多いです。
ポイント
スーツのポケットには極力モノを入れない。特にパンツには入れないようにしましょう。
スーツで激しい動きは避けましょう
スーツで普段着のように動くといった激しい動きは摩擦を引き起こし、スーツのテカリ、破れの原因となります。
自転車通勤も摩擦によって股やお尻のテカリの原因、股の破れに繋がりやすいです。
スーツのサイズは自分の体に合うサイズを選ぶ
スーツでは自分の体型を細く見せたいがために、小さいサイズを選んでいる人がいます。
特にパンツで体に合わない小さいサイズは股や太もも部分の破れに繋がりやすいです。
スーツを長持ちさせるなら、自分の体にフィットするサイズを選ぶことが大事です。
ポイント
今着ているスーツのサイズがきつい。小さいなら修理をするようにしましょう。
【スーツパンツ】ウエスト・太ももがきつい!大きく修理できる?
スーツを長持ちさせるには数が必要
スーツを長く着る。寿命を伸ばす方法についてご紹介しました。
どんなに高級なスーツを持っていても着用頻度が多ければ、すぐに傷んでしまいます。
スーツを長く着るには一着に対して着用頻度を減らすことも重要です。
ポイント
一着あたりの着用頻度を減らすには数が必要です。
スーツの数を揃えるのは最初はお金がかかってしまいますが、一着あたりを長持ちさせることによって結果お金がかかりません。
最低でもスーツは2着〜3着は持っておくようにしましょう。
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ポイント
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スーツの寿命を伸ばして長持ちさせる方法についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容を参考にスーツを長持ちさせましょう。