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【スーツの着丈】短い?長い?着丈の目安は?修理は可能?


自分のスーツの着丈が短いような気がする。

着丈が長いような気がする。

 

鏡に映った自分のスーツ姿、周囲のスーツ姿を見て自分のスーツの着丈の長さに不安を感じる時があります。

 

スーツの着丈の長さは好みもありますが、ある程度目安があります。

 

スーツの着丈の長さに不安を感じる人に向けて、「スーツの着丈の長さの目安」、「着丈が修理ができるか」をご紹介します。

 

スーツの着丈の目安はどれくらい?

 

 

スーツの着丈の長さの目安を調べる方法はいくつかあります。

 

①.真っ直ぐ立ったときに着丈の裾の長さがお尻の付け根部分の長さでヒップがちょうど隠れるくらいの長さ。

②.真っ直ぐ立ち、両腕を下ろしてジャケットの裾口を掴みます。指の第二関節に裾が触れる長さが適正。

③.着丈の長さを計算する。着丈には適正な長さを知るために計算式があります。

(自分の身長-25)÷2-1

日本人の20歳以上の平均身長の場合(2017年時点)

(167.6-25)÷2-1=70.3

 

着丈の長さを測る方法はジャケットの背中の真ん中部分の襟の付け根から縫い目線に沿って裾の一番下までです。襟まで測らないように気をつけてください。

 

個人的な感想として計算式で算出した計算だと着丈を短く好む男性からすれば長く感じられます。

私は短めの着丈を好みますので数値よりも1センチから2センチ短いものを着用しています。

 

近年でも短めを希望する男性が多いので、あまり数値は参考にせず、①.②を目安にされた方が良いと思います。

 

数値は絶対的なものではないのであくまでも参考にしてください。

単品ジャケットやカジュアルジャケットの着丈はスーツのジャケットよりも短めに設定されていることが多いです。

 

スーツの着丈が長い時の印象。短い時の印象

 

スーツの着丈は長さによって見え方が変わります。

 

◾️着丈がお尻よりも長い場合の印象

足が短く見え、野暮ったい、古臭く見える傾向。

全体のシルエットバランスとしてスタイリッシュに見えにくい場合があります。

身長が低い男性の場合はスーツの着丈の長さがお尻がちょうど隠れるほどの長さでも長く感じることがあります。お尻の付け根より1センチ〜1.5センチほど短くても良いかもしれません。

 

◾️着丈がお尻よりも短い場合

着丈の長さが短いとお尻が見えすぎてジャケットとパンツのバランスが悪く見えてしまいます。

尻の大きい男性はお尻の大きさが強調されます。

そこそこの年齢の男性だとスーツ自体が安っぽく見えることがあります。

 

スーツがおかしく見えるのは着丈が原因ではないかもしれない

 

スーツの着丈の長さが短い。

長いと不安に感じた場合、おかしく見えるのは着丈の長さだけが問題ではないかもしれません。

もちろんスーツの着丈の長さがおかしい場合もありますが、ジャケットの胴回りやパンツの太さによってスーツの着丈おかしく見えていることもあります。

 

◾️例①

スーツの着丈の長さはパンツの太さによっても見え方が変わります。

スーツの着丈の長さは適正なのにパンツが細すぎる場合、スーツの着丈が長く見えることがあります。

 

◾️例②

スーツの着丈が適正の長さでもパンツが太すぎる場合はスーツの着丈が短く見えることがあります。

パンツのサイズ感によって全体のシルエットがアンバランスに見えることがあります。

 

◾️例③

着丈の長さは適正なのにジャケットの胴回りが太いとスーツの着丈が短く見えることもあります。

 

スーツは全体のサイズバランスが大事です。

スーツの全体のシルエットがおかしく感じる場合は着丈が原因かもしれませんし、着丈が原因でないかもしれません。

サイズに違和感がある場合は着丈だけに注目せずに全体のサイズバランスを見直して見るのも良いかもしれません。

 

スーツを買うなら【パターンオーダー・サイズオーダー】。年齢・体型問わず愛されるメリット・人気の秘密をご紹介。

 

スーツの着丈は修理できるのか?

 

スーツの着丈の長さは修理で短くはできますが、着丈を長くすることは基本的にできません。

そのため着丈を長くしたいと考える人は諦める方が良いかと思います。

 

スーツの着丈を修理するなら知っておきたいこと

スーツの着丈はもともと全体のバランスを考えて、着丈の長さ、ポケット位置などがデザインされています。

スーツの着丈を短くしてもポケットの位置は変わりません。

短くする長さによってはジャケットのポケットの位置とジャケット裾の長さのバランスが悪くなってしまいます。

スーツのジャケットの着丈を短く修理するとしても1センチから2センチほどが良いとされます。

 

スーツの着丈の修理代金の目安

 

スーツの着丈の修理代金の目安

おおよそ¥5.000~¥10.000ほど

 

修理代金はジャケットの作りや短くする長さによって修理代金が変わります。

修理をする場合はスーツの購入店舗やリフォームショップで確認するようにしてください。

 



 

スーツは【サイズを間違えなければ似合う。】チェックする10個のポイント。

 

まとめ

 

スーツの着丈の長さに不安を感じる人に向けてスーツの着丈の長さの目安、修理ができるかをご紹介しました。

スーツの着丈の長さが気になった人は今回ご紹介した着丈の目安を調べる方法でまず確かめてください。

 

着丈の長さが目安通りでも着丈の長さに違和感がある場合は全体のサイズ感にも注目するようにしてください。

着丈だけでなく他の部分のサイズがおかしいのかもしれません。

 

着丈の修理は短くすることはできますが長くすることはできません。修理をする場合はスーツの購入店舗やリフォームショップで確認するようにしてください。

人間の体型が人それぞれのようにスーツの着丈の適正の長さは人によって異なります。好みによっても変わります。

今回ご紹介した内容をスーツのサイズ選びの参考にして頂ければ幸いです。

 

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HIRO

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