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【ドレスコードの種類】大人の男性として知っておきたい選ぶべき着こなしをご紹介

ドレスコードは大人の男性として知っておきたいマナーです。

ドレスコードはビジネス、プライベートでのパーティ、レセプション、食事、さまざまなシーンで要求されます。

大人になってドレスコードを知らない、着こなし方法を間違えてしまうと恥をかいてしまいます。

ドレスコードには種類があり、ドレスコードの種類によって着こなし方法が変わります。

ドレスコードに悩む男性に知っておきたいドレスコードの種類と着こなし方法についてご紹介します。

 

1.ドレスコードは何故あるのか?

「そもそもドレスコードは何のためにあるのか?」

ドレスコードの始まりは周囲の人達へのマナー、エチケットとされています。

例えば高級ホテルのレストランや有名レストランでは最高のおもてなし、サービスをするために店全体の雰囲気作りをおこなっています。

そこに自分だけが良い、周囲の人に配慮をしない服装の人がいたらどうでしょうか。

せっかくのお店が作り上げている雰囲気、空間を壊してしまいます。

ドレスコードは他人への思いやりを持ったエチケットでありマナーです。

そのためドレスコードのあるシーンや指定をされた場合は守らなければなりませんし、ドレスコードを守らなければ大人として恥をかいてしまいます。

 

2.大人として知っておきたいドレスコード

ドレスコードという言葉は外来語であり日本語では「服装規定」を意味します。

ドレスコードはフォーマルからカジュアルまでさまざまです。

ドレスコードは冠婚葬祭、パーティー、訪れる場所、シーンによって変わります。

ドレスコードがある場所に行く場合は「どんなドレスコードをすれば良いか」を事前に確かめておくと恥をかきません。

ドレスコードのある高級ホテルやレストランではホームページを見るとどんなドレスコードかわかるので事前に調べることをおすすめします。

3.ドレスコードの種類

ドレスコードは「単にスーツを着れば良いのでは?」と思われている人もいますが、ドレスコードにはいくつか種類があります。

 

◇ドレスコードの種類

①.フォーマル

②.セミフォーマル

③.インフォーマル

④.スマートエレガンス

⑤.スマートカジュアル

⑥.ビジネスアタイア

と種類があります。

順にご紹介します。

 

4.ドレスコードの種類<フォーマル>

フォーマルはドレスコードのなかでも最も格式が高いドレスコードとなります。

「正装」、「正礼装」と呼ばれています。

フォーマルには「モーニングコート」、「燕尾服」、「タキシード」と種類があります。

 

◇モーニングコート

モーニングコートは昼の正装です。

モーニングコートは皇室主催の園遊会や叙勲の授賞式、格式の高い結婚式、披露宴で新郎、主賓、新郎新婦の父親が着用します。

他にも学校の教職員が入学式、卒業式に着用、葬儀、告別式での喪主、近親者が着用するドレスコードです。

 

◇燕尾服

燕尾服とは夜の高級な正装です。

燕尾服はテールコートとも言われています。

燕尾服は夕方から夜にかけての格式の高い結婚式、披露宴、晩餐会、舞踏会、音楽会の出席者が着用するドレスコード。

ドレスコードに「ホワイトタイ」と指定がある場合は「燕尾服」を着用しなければなりません。

「ホワイトタイを白い蝶ネクタイをすれば良いと思われている人が大間違いです。

「ホワイトタイ」と指定されたら燕尾服を着用しなければなりません。

 

◇タキシード

タキシードは古いルールだと「夜の準礼装」とされ、主に夕方から夜にかけての結婚式、披露宴、晩餐会などで着用されていました。

しかしタキシードは近年「正装」での着用も一般的となってきており、夜だけでなく昼からの着用も可能になっています。

タキシードはイギリスでは「ディナージャケット」、フランスでは「スモーキングジャケット」と呼ばれています。

ドレスコードに「ブラックタイ」と指定がある場合は「タキシード」を着用しなければなりません。

「ブラックタイ」も「ホワイトタイ」と同様に黒いネクタイ、黒の蝶ネクタイをすれば良いと思われている人がいますが大間違いです。

「ブラックタイ」と指定されたらタキシードを着用しなければなりません。

 

5.ドレスコードの種類<セミフォーマル>

セミフォーマルはフォーマルの次に格式が高いドレスコードです。

「準礼装」とも呼ばれています。

セミフォーマルは結婚式、披露宴、子供の入学式、卒業式、高級ホテル、レストラン、クルーズ、カジノ、オペラ観劇などさまざまなシーンで要求されるドレスコードです。

セミフォーマルは昼間はディレクターズスーツ。

昼夜の共通ではブラックスーツ。

ディレクターズスーツとはブラックのジャケットとコールズボンと言われるグレーのスラックスを組み合わせたスーツです。

セミフォーマルを要求されるシーンで「ブラックスーツ」と「黒のビジネススーツ」を一緒として捉えられている人がいます。

「ブラックスーツ」と「黒のビジネススーツ」は同じではありません。

ブラックスーツは生地は真っ黒で、黒のビジネススーツは若干グレーがかっています。

現在では黒のビジネススーツを冠婚葬祭の兼用で使われるビジネスマンもいますが、マナー違反になることがあるので注意が必要です。

 

6.ドレスコードの種類<インフォーマル>

インフォーマルは「略式」という意味があり、正装とカジュアルの中間に位置するドレスコードです。

「略礼装」とも呼ばれています。

軽いパーティーなどでも要求されることがあります。

インフォーマルはブラックスーツやダーク系のスーツの無地を着用すれば問題がありません。

※ダーク系とは黒や濃紺、ダークグレーといったダーク系スーツの総称。

インフォーマルはネクタイ、シャツ、チーフなど細かい着こなしのルールがないのでオシャレを楽しむことができます。

招待状に「平服」と指定があればダークスーツを着用すれば問題ありません。

 

7.ドレスコードの種類<スマートエレガンス>

スマートエレガンスは明確な定義はありませんが、フォーマルに近く、インフォーマルと比べると華やかでドレッシーさがあるスタイルです。

スマートエレガンスは結婚式での2次会、パーティー、高級ホテルのレストラン、有名レストランで要求されることがあるドレスコードの一つです。

ブラックスーツ・ダーク系スーツ、艶感のあるスーツの無地、シャドーストライプを着て行くのが一般的です。

スマートエレガンスに合わせる革靴は茶系だとカジュアルっぽくなってしまうので黒色がおすすめです。

 

8.ドレスコードの種類<スマートカジュアル>

スマートカジュアルは上記のスマートエレガンスよりもカジュアルダウンさせたドレスコード。

スマートカジュアルもスマートエレガンス同様に明確な定義はありません。

堅苦しくなくキチンとした印象に見えるドレスコードです。

高級ホテルのレストランや有名レストランで要求されることがあるドレスコードです。

スマートカジュアルではスーツを着用しても良いですがジャケットとパンツが別々のジャケパンスタイルが良いです。

ジャケパンスタイルはカジュアルさがありながらも堅苦しすぎないキッチリ感を演出することができます。

スマートカジュアルはビジネスアイテム、カジュアルアイテムを上品に着こなす大人のカジュアルスタイルです。

 

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9.ドレスコードの種類<ビジネスアタイア>

ビジネスアタイアとは「平服でお越してください」という意味のためダーク系のビジネススーツで対応ができるドレスコードです。

ビジネスアタイアは会社関連のパーティやレセプション、株主総会などで要求されることがあるドレスコードです。

ビジネスアタイアはいつも使っているダーク系スーツ、ネクタイ、シャツで問題がありませんがせっかくのパーティ、レセプションです。

ポケットチーフやカフスといった小物を使うことで高級感を演出するのも良いです。

パーティーといってもあくまでもビジネス、仕事が強いパーティーということを忘れてはいけません。

 



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ドレスコードの種類とドレスコードに合った選ぶべき着こなしをご紹介しました。

ドレスコードには種類があり、シーンによって選ぶべきドレスコードの着こなしが変わるということを大人なら知っておかなければなりません。

今回ご紹介した内容が皆様のドレスコードの参考になれば幸いです。

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