夏の通勤や商談、外回りをするビジネスマンで多い悩み。
「汗が止まらなくて恥ずかしい」「シャツが濡れて不潔に見えないか心配」「相手にだらしない印象を与えたくない」と感じたことはありませんか?
どんなに仕事ができても、汗や身だしなみで第一印象が悪くなってしまうのは避けたいもの。
そんなビジネスマンの悩みを解決できるのが“ハンカチ”。
暑い夏のビジネスシーンでも、「ハンカチを持ち歩いていない」、「使っていない」ビジネスマンは意外と多く、ハンカチを軽視している人も多いです。
汗を大量にかく夏のビジネスシーンではハンカチは必須。
スーツ販売歴15年以上の筆者が、なぜ夏のビジネスシーンでハンカチが欠かせないのか、その理由と選び方についてご紹介。
夏のビジネスシーンでハンカチを使っていない人は参考にしてください。
ハンカチは夏のビジネスマナーの必需品!
夏のビジネスシーンでハンカチを持ち歩くことは、汗対策だけでなく清潔感といった印象アップにも直結。
できるビジネスマンの必須マナーでもあります。
ハンカチを持っているかいないかで、あなたの評価が大きく変わることもあります。
ハンカチは“清潔感”と“気配り”を同時にアピールできる
なぜハンカチがそこまで重要なのか。その理由は大きく2つあります。
1つ目は、汗をすぐに拭くことで“清潔感”をキープできる点です。
顔や手の汗をそのままにしておくと、どうしてもだらしない印象になりがち。特にビジネスの現場では、清潔感が信頼や安心感に直結します。
汗がダラダラ、ポタポタとして放置していると清潔感に欠けてしまいます。
2つ目は、身だしなみに気を使う“気配り”が見えること。
例えば会議室に入る前や、取引先を訪問する前にサッと汗を拭く姿は、「この人は細かいところまで気がつく人」「誠実」、「仕事も丁寧そう」と好印象につながります。
少なくも大雑把なイメージにはなりにくいです。
ハンカチは使うだけで、ビジネスマナーがワンランクアップするのです。
できる人が実践している“ハンカチ活用法”
では、実際にどのようなシーンでハンカチが役立つのでしょうか?具体的な活用例をご紹介します。
■商談前や会議前に
オフィスや会議室へ入る直前、エレベーターの鏡で自分の顔や手元をチェック。汗をかいていたら、すぐにハンカチで拭いてから入室。これだけで、清潔感と準備の良さをアピールできます。
■外回りや通勤時
夏は移動中に汗が噴き出すことも。手や額、首筋などをこまめに拭き、衣服もハンカチで軽く押さえることで、汗ジミや不快感を防げます。
お客様先で「暑い中、お疲れさまです」と差し出される冷たいお茶。そんな時も、ハンカチでグラスの水滴をサッと拭うだけで上品な所作に見えます。
■トイレ使用後
トイレの後にしっかり手を拭けるのも、ハンカチを持つ人の大きなメリット。エアタオルが使えない場面や、ペーパータオルが切れている時も安心です。
選び方のポイント “できる人”のハンカチはここが違う
せっかくなら、印象アップにつながるハンカチを選びたいもの。選び方のコツは以下の通りです
・素材:吸水性が高く、肌触りの良い綿100%がおすすめ。リネンやガーゼ素材も夏向き。
・色・柄:派手すぎないシンプルなデザインが好印象。無地や落ち着いたストライプ、チェック柄などがビジネスに最適です。
ブランドロゴが大きく目立つものや、キャラクター柄は避けましょう。
・サイズ:大きすぎず、一般的には20~30cm四方が使いやすいです。
・清潔感:毎日きちんと洗濯し、アイロンをかけてピシッとしたものを持つのが“できる人”の基本。ヨレヨレやシミのあるものは、清潔感に欠けマイナス印象に直結します。
・予備を持つ:汗を多くかいた日は、予備のハンカチをカバンに入れておくのもスマート。状況に応じて使い分けられると、さらに好感度がアップします。
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スーツ販売歴15年以上の筆者が、なぜ夏のビジネスシーンでハンカチが欠かせないのか、その理由と選び方についてご紹介しました。
ハンカチは汗を拭く機能性はもちろん、清潔な印象を保つための必須アイテムです。
汗をかいても自然乾燥、濡れた手を自然乾燥・パンツで拭くのは清潔感に欠け、ビジネスシーン以外でもマイナス印象となります。
ハンカチを使っていない人は、自身の印象を守るためにも、普段からハンカチを取り入れるようにしましょう。
今回ご紹介した内容が皆様の参考になれざ幸いです。