ビジネスシーンでの身だしなみの基本である革靴。
革靴に限らず靴は履く人の「品格」、「清潔感」を表します。
そのためブランドの革靴、人気の革靴、高品質な革靴で身だしなみを整えたいと考える男性は多いです。
しかし革靴のブランドは数多く、
「どのブランドを選べば良いかわからない」
という男性は多いです。
どの革靴のブランドを選べば良いか迷ったら数ある革靴のブランドのなかでもおすすめなのが高い人気を誇る英国靴ブランドの【クロケット&ジョーンズ】。
おすすめの【クロケット&ジョーンズ】とはいったいどんなブランドなのか?特徴・履き心地についてご紹介します。
1.<クロケット&ジョーンズ/CROCKETT&JOENS>とは?
クロケット&ジョーンズは1879年に義理の兄弟関係であるジェームズ・クロケット氏とチャールズ・ジョーンズ氏によって創業された英国(イギリス)を代表する革靴ブランドです。
ディーテールが美しく、品質の高さ、ラスト(木型)の豊富さで日本だけでなく世界中から高い人気を誇っています。
クロケット&ジョーンズは1924年には当時のヨーク公も一目おくほどの高品質な靴を製造。
※ヨーク公とはイギリスの王族が有する公爵位
1990年には英国における企業の競争力、繁栄、評判に不可欠である基準「最高水準の品質」を達成した証であるクイーン・アワード賞も受賞しています。
それだけでなくクロケット&ジョーンズはダニエルクレイグが映画「007」で着用したことでも知られ、007を愛する男性達からも支持されている有名ブランドです。
007のジェームスボンドといえばクロケット&ジョーンズの前に着用していた魅力あるブランド「チャーチ」も有名です。
クロケット&ジョーンズはイギリスの伝統あるブランドが拠点を持つ英国(イギリス)のノーザンプトンに工場を構えています。
ノーザンプトンには人気有名革靴ブランドである「エドワードグリーン」や「チャーチ」、「トリカッーズ」といった名のあるブランドがあります。
そのなかでもクロケット&ジョーンズは最大級の規模を誇るブランドです。
今では高い技術、世界的な人気を誇る「クロケット&ジョーンズ」ですが、もともとは他の高級既製靴製造を主に手がけるOEMメーカーでした。
手がけたブランドには革靴の王様、成功者が履く革靴として知られる「ジョン・ロブ・パリス」。
エレガントで履き心地の良さのある「ジョージ・クレバリー」。
一流ブランドを手がけた経歴を持っています。
このことからクロケット&ジョーンズの技術力の高さがわかります。
クロケット&ジョーンズは一流ブランドの高級既製靴製造を手がけた経歴を持つほどの技術力があり、ノーザンプトンでも最大規模を誇る世界で人気のブランドです。
2.<クロケット&ジョーンズ/CROCKETT&JOENS>の特徴とは?
クロケット&ジョーンズの特徴は高品質で履きやすく、多彩なラスト(木型)が特徴です。
クロケット&ジョーンズは「10年以上履いても趣味の良い靴を作る」と宣言通り、130年以上の歴史ある伝統的な製法と徹底した管理体制によって高品質な革靴を生み出しています。
英国のノーザンプトンの自社工場では1足に8週間と200以上の工程と手間暇をかけ革靴が作られています。
そうして生まれるクロケット&ジョーンズの革靴は履きやすく高品質です。
ラスト(木型)では世界の中でも多彩なラスト(木型)を揃えているのでバリエーション豊富なラインナップの革靴が生産されています。
そのため高品質ながらもさまざまなラインナップが楽しめます。
クロケット&ジョーンズはラスト(木型)の豊富さとオリジナル、別注製品への柔軟な対応性から世界のファッションブランドや数多くのセレクトショップで取り扱われています。
シーズンによって取り扱いが変わることがありますがビームスやトゥモローランド、バーニーズニューヨークなどのセレクトショップでもオリジナルや別注製品が取り扱われています。
手入れをすれば10年以上履ける。有名革靴ブランド【オールデン】の特徴・人気・評判をご紹介。
3.<クロケット&ジョーンズ/CROCKETT&JOENS>のおすすめのラインナップモデル
クロケット&ジョーンズでは多彩なラインナップの革靴が展開されています。
なかでもおすすめのモデルをご紹介します。
◇オードリー/AUDLEY
2002年に発表された内羽根のストレートチップの「オードリー/AUDLEY」。
オードリーはクロケット&ジョーンズの看板モデルであり、ハンドグレードコレクションです。
クロケット&ジョーンズにはスタンダードラインとなるメインコレクションと上級ラインとなるハンドグレードコレクションが展開されています。
ハンドグレードコレクションはメインコレクションよりも高級な素材が厳選され、ステッチも細かく、より手間暇がかけられています。
特に黒の内羽根のストレートチップのオードリーはスーツスタイルはもちろん、冠婚葬祭とどのシーンでも使うことができます。
上質な内羽根のストレートチップを求める男性、高品質な革靴を長く愛用したい男性には最適の逸品です。
◇キャベンディッシュ/CAVENDISH
タッセルローファーの「キャベンディッシュ/CAVENDISH」。
キャベンディッシュはクロケット&ジョーンズのなかでも代表するほど人気があるモデルです。
タッセルローファーとは甲部分にタッセル(房飾り)が付いたローファーです。
クロケット&ジョーンズのタッセルローファーはエレガントな雰囲気を演出し、ビジネスシーンからカジュアルなシーンと幅広く使うことができます。
スーツスタイルや需要が増え続けるビジネスカジュアルのジャケット&パンツにも最適な逸品です。
◇モールトン/MORTON
Uチップシューズの「モールトン/MORTON」。
人気のモールトンは元々下請けとなっていたジョン・ロブの「バロス/BARROS」がベースと言われています。
流行、トレンドに左右されないデザインが魅力のモールトンは幅広、甲高のモデルのため日本人の足にフィットしやすいモデルです。
スーツスタイルやビジネスカジュアルスタイルのビジネスシーンはもちろんカジュアルスタイルに最適な汎用性の高い逸品です。
◇ノリッチ
外羽根のストレートチップの「ノリッチ」
ノリッチは映画007「スペクター」で採用された人気モデルです。
ノリッチは直線的なディーテールのロングノーズで先端が細めのチゼルトゥ。
内羽根のストレートチップよりもカジュアルな印象になりますがエレガントさがありながら動きやすく脱ぎ履きしやすいです。
スーツスタイル、ジャケパンスタイルのビジネスカジュアルといったさまざまなシーンで使うことができる逸品です。
◇チェルシー/CHELSEA
クロケット&ジョーンズで作られるサイドゴアブーツの多くがチェルシーと呼ばれています。
サイドゴアブーツとは靴紐を無くし靴の両サイドにゴムが付けられたブーツ。
靴紐の代わりにゴムを使うことで着脱がしやすくフィット感があります。
サイドゴアブーツは足元がスタイリッシュな印象になり、寒い時期のスーツスタイルや細身のパンツスタイルとの相性が抜群の逸品です。
日本ではサイドゴアブーツと呼ばれていますが、「チェルシーブーツ」とも言われています。
クロケット&ジョーンズのおすすめのモデルを紹介しました。
ビジネスシーン、冠婚葬祭のあらゆるシーンで使える革靴を選ぶならハンドグレードコレクションの「オードリー/AUDLEY」の黒がおすすめです。
ビジネスカジュアルやジャケパンスタイルで使える革靴を求めるなら「キャベンディッシュ/CAVENDISH」がおすすめです。
4.<クロケット&ジョーンズ/CROCKETT&JOENS>の履き心地とは?
クロケット&ジョーンズの履き心地はあくまでも個人的な感想にはなりますが大変履きやすく満足しています。
筆者が現在所有するクロケット&ジョーンズのモデルは「オードリー」と「キャベンディッシュ」。
どちらも足入れをした際に柔らかく履き心地の良さに感動し購入をしました。
革靴は馴染むまでに時間がかかりますが上質な革、インソールによって足馴染みも早く感じた記憶があります。
※個人的な感想です。
今ではコルクが沈み抜群のフィット感があるので履きやすく動きやすいのでスーツスタイルやビジネスカジュアルスタイルで愛用しています。
【革靴人気ブランド特集】アパレル経験10年以上の筆者がオススメする一流・オシャレな男性から仕事で支持される靴ブランドまとめ
世界で人気のブランド【クロケット&ジョーンズ】とはいったいどんなブランドなのか?特徴・履き心地についてご紹介しました。
クロケット&ジョーンズは高品質な革靴で履きやすいです。
上質な革靴、ブランドの革靴、人気の革靴を求められる男性はクロケット&ジョーンズを一度検討されても良いのではないでしょうか。
今回ご紹介した内容が皆様の革靴選びの参考になれば幸いです。