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【ニューバランスどれがいい?】おすすめモデルは?

ニューバランス

仕事、通勤、通学、私服、さまざま年齢・性別問わず愛される人気スニーカー<ニューバランス/new balance>。

<ニューバランス/new balance>のスニーカーといえば、「996」、「576」、「1300」などの番号がついています。

「996」、「576」、「1300」の番号はただデザインされているだけでなく特徴やデザイン、カラーが違います。

人によっては<ニューバランス/new balance>を見に行っても「いったいどれがいいの?」と選ぶのに悩んでしまいます。

<ニューバランス/new balance>のスニーカーが欲しいけど、どれを選べばいいか困る人に向けて特徴・おすすめをご紹介します。

 

1.<ニューバランス/new balance>ってどんなブランド?

newbalance

オシャレな若者、大人から絶大な人気で支持される<ニューバランス/new balance>。

ファッションに疎い人でも知っている圧倒的な知名度ある<ニューバランス/new balance>。

<ニューバランス/new balance>はアメリカのボストンで創業したアメリカブランド。

1906年に創業し100年以上の歴史があります。

今ではファッションブランドとして名高い<ニューバランス/new balance>ですが、もともとは扁平足などを治すための矯正用シューズを製造・販売をするブランドでした。

 

◇スポーツシューズブランドへ転換

矯正用シューズの製造販売が主でしたが、1960年頃からスポーツシューズの開発に乗り出します。

矯正用シューズの製造で培った知識を活かし、オーダーメイドのランニングシューズ製作をはじめました。

画期的でカスタムメイドができる<ニューバランス/new balance>のランニングシューズは世界ではじめて。

しかしオーダーメイドの構造上、一日40足前後を製造するのがやっと。

転機として、1970年にジェームス・S・デービスに買収されたことで、<ニューバランス/new balance>は飛躍的に成長。

ランニングシューズの製造・販売をおこなうスポーツブランドへとシフトチェンジしていきました。

 

◇スポーツシューズブランドからファッションブランドへ

ニューバランス

スポーツシューズ業界にシフトチェンジし、活躍していた<ニューバランス/new balance>。

1988年にアッパー部分にレザーを使用し、ファッションナブルなモデルを発表。

シューズだけでなく、ウェア、スニーカー、時計などスニーカー以外の商品も発売。

現在ではスポーツシューズブランドでなく、ファッションブランドとして多くの人から人気があります。

 

2.<ニューバランス/new balance>の特徴①ミッドソール

ニューバランス

<ニューバランス/new balance>の特徴といえば、「抜群の履き心地の良さ」。

唯一無二の抜群の履き心地の良さを生み出すのは「ミッドソール」と呼ばれる部分です。

<ニューバランス/new balance>のスニーカーを選ぶときにミッドソールの種類・機能によって選ぶ人もいるほどです。

※ミッドソール・・靴のクッションとなる部分。ミッドソールは足に触れる「インソール」、地面に触れる「アウトソール」の間に当たります。

 

◇ <ニューバランス/new balance>ミッドソールの種類と特徴

ニューバランス

<ニューバランス/new balance>のミッドソールは「アブゾーブ/ABZORB」、「レブライト/REVLITE」、「シーキャップ/C-CAP」、「エンキャップ/ENCAP」、「フレッシュフォーム/Fresh Form」など数多く種類があります。

 

■ ミッドソール「アブゾーブ/ABZORB」

1993年に登場し「998」で搭載されたソール。

列車の衝撃を吸収するハイテク材を開発のヒントとし、均一に発泡するクッションフォームを採用。

着地時に足が受ける衝撃を吸収することに重点を置き、衝撃の力をリターンする反発性を兼ね備えています。

優れた衝撃吸収性と反発性を併せ持つので快適な履き心地を実現しています。

□「アブゾーブ/ABZORB」を搭載してる代表的なモデル

M1700・M1600・M999・M998・M991

 

■ミッドソール「レブライト/REVLITE」

<ニューバランス/new balance>のなかでも軽さは随一。

軽量性・耐久性・クッション性が揃っています。

地面からの蹴り上げに対してレスポンスが早く、高い軽量性によって、ランニングの負荷を軽減してくれます。

アジア製のモデルに多く使用されていることから安い素材だと思われがちですが、フラッグシップモデル、レーシングモデルにも採用されている素材です。

 

■ミッドソール「シーキャップ/C-CAP」

1985年の670に初めて採用されたソール。

ポリウレタンを使わずにEVA素材のみで作られたソール。

EVA素材とはエチレン・ビニール・アセテート樹脂を調合したスポンジ素材。

EVA素材を圧縮することで加水分解や経年劣化に強く、クッションを向上させています。

ソールの劣化、潰れを遅らせるメリットがあるソールです。

□ 「シーキャップ/C-CAP」を搭載してる代表的なモデル

M576・CM996

 

■ミッドソール「エンキャップ/ENCAP」

<ニューバランス/new balance>の中でも一番多く使われているクッション。

衝撃吸収に優れたEVA素材を頑丈なポリウレタン素材で包み込んだソール。

「エンキャップ/ENCAP」はファッションブランドで知られる<ラルフローレン>の創始者であるラルフローレン氏が履いた感想は有名です。

「エンキャップ/ENCAP」が採用されたモデル「1300」を履いた際に、ラルフローレン氏は「雲の上を歩いているようだ」と表現しました。

感想から履き心地の良さが伝わります。

実際に長時間の歩行、ランニングでも疲れないソールになっています。

□ 「エンキャップ/ENCAP」を搭載してる代表的なモデル

M1300・M1400・M996・M1500・M990・ML574

 

■ミッドソール「フレッシュフォーム/Fresh Form」

フレッシュフォームは軽さと柔らかさに優れたソールです。

履き心地はクセがなく滑らかで、まるで歩くかのように無理なくはしることができます。

ミッドソールの蜂の巣のような凹凸のデザインはクッション性と安定性を両立させています。

□ 「フレッシュフォーム/Fresh Form」を搭載してる代表的なモデル

ZANTE

 

<ニューバランス/new balance>のミッドソールで多いミッドソールをご紹介しました。

ほかにも<ニューバランス/new balance>のミッドソールには種類があります。

「エンキャップ/ENCAP」と「シーキャップ/C-CAP」というように組み合わせているものもあります。

 

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3.<ニューバランス/new balance>の特徴②生産国

ニューバランス

<ニューバランス/new balance>のスニーカーはアメリカ、イギリス、アジアと異なる国で生産されています。

生産国によって特徴が異なります。

アメリカ、イギリスでは<ニューバランス/new balance>のなかでも上質なフラッグシップモデルなどを生産しハンドメイド。

アジアは人気モデルの廉価版などで手が出しやすくなっています。

 

◇生産国アメリカの特徴

ボストン郊外のローレンス工場では5つある工場でも最大規模、最先端の機材を備えられており、研究開発できる専用ラボも併設されています。

アメリカで作られるモデルは機能やクッションなどに最先端の技術が組み込まれたスポーツ系が多いです。

□アメリカ製の代表モデル

M1300・M990

 

◇生産国イギリスの特徴

革靴の聖地として知られるイギリス。

革靴作りに精通する元革靴職人も工場に多く在籍。

スムースレザーを使ったシューズも多く生産されています。

□イギリス製の代表モデル

M1500・M576

 

4.<ニューバランス/new balance>の「996」などの番号はどういう意味?

ニューバランス

<ニューバランス/new balance>には上記でご紹介したように「996」、「576」、「1300」といったように番号があります。

番号は「スニーカーの種類」をあらわします。

一桁の数字で特徴が異なります。

 

□500番台・・トレイルランニングモデル
オフロードに対応できるゴツゴツしたソールと丸さがあるのが特徴。

※トレイルランニング・・中長距離の一種でさまざまな種類の地形や環境で行われるスポーツ。

 

□900番台・・ロードランニングモデル
シルエットが細めのモデルが多いのが特徴。

※ロードランニング・・舗装されたアスファルトを走るスポーツ。

 

□1000番台、2000番台・・<ニューバランス/new balance>の最上位のフラッグシップモデル。

※フラッグシップモデルとは複数のモデルが生産されているなかでも最も上位に位置づけられるモデル。

高品位な機能、性能、品質を備えたモデル。

 

5.<ニューバランス/new balance>の番号の前後に書いているアルファベットの意味とは?

ニューバランス

<ニューバランス/new balance>のスニーカーでは「CM996 GR2」、「M996」といった数字の前後にアルファベットが付いています。

品番前に付いているアルファベットは誰向け・何向け・どこ産かわかります。

品番後に付いているアルファベットはカラー・素材・コラボモデルがわかります。

 

◇品番前に付いているアルファベットの種類

□1番前に付いているアルファベット

誰向けのモデルかがわかります。

男性用だから女性は履けない、女性用だから男性は履けないということでなく、あくまでも目安として見るようにしてください。

M→男性モデル
W→女性モデル
U→ユニセックスモデル
K・Pモデル→キッズモデル
I→幼児モデル

 

□2番目に付いているアルファベット

何向けのモデルかがわかります。

R→ランニング MR WR
W→ウォーキング MW WW
T→トレイル MT WT
L→ライフスタイル ML WL

 

□どこ製のスニーカーなのかわかるアルファベット

品番の前に付いているアルファベットでどこ製かわかります。

アメリカ製モデルではM996、M1300、M1600、M1700など。

アジア製のモデルだとCM996、MS1300、CM1600、CM1700

 

◇品番後に付いているアルファベットの種類

□カラーがわかるアルファベット

BK2→ブラック、GR2→グレー、NV2→ネイビー

□素材がわかるアルファベット

CD→コードバン、L1→レザー

 

□コラボモデル

限定モデルで発売されるコラボモデルも品番後にアルファベットで表記されています。

例えば「LV3→リーバイスコラボモデル」、「PSB→ポールスミスコラボモデル」などがあります。

 

6.<ニューバランス/new balance>の人気モデルとは?

<ニューバランス/new balance>には多くのモデルがあり、「どれを選べばよいかわからない」という人に人気モデルをご紹介します。

◇人気モデル「CM996」

ニューバランス996

99Xの第3弾として1988年に登場。

登場して以来、履き心地、デザイン製によりニューバランスを代表をするスタンダードとして現在まで長く愛されるロングセラーモデル。

クッション性に優れたC-CAP搭載の2層構造ミッドソールとPUインソールが快適な履き心地を実現。

仕事、通勤、通学、私服、さまざまなライフスタイルで使うことができます

 

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◇人気モデル「M990」

<ニューバランス/new balance>を象徴するモデルとしてタイムレスな人気を誇る「990シリーズ」。

1982年に初代990が誕生。

<ニューバランス/new balance>を象徴する一足として時代とともにアップデートを重ねている名作中の名作です。

 

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◇人気モデル「M576」

500番シリーズのなかでも本格志向、オシャレな人に愛される一足。

素材にレザーを採用、トレイルランニングを想定したトレッドパターンで優れたグリップ力、歩きやすさが特徴。

 

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◇人気モデル「M574」

人気モデルの「576」の廉価モデルとして開発された「571」。

「576」のデザインと瓜二つと言えるほどのか「574」は素材、コストを抑えることで低価格を実現したモデル。

 

 

 

 

◇人気モデル「5740」

ニューバランス5740

1988年に登場したオフロードシューズの576のDNAを引き継ぎ登場した574を90年代の流線的なイメージにモダライズした「5740」。

足元にアクセントを出しカジュアル使いができる一足。

 

 

◇人気モデル「M1300」

<ニューバランス/new balance>がシューズブランドとして飛躍するきっかけとなった一足。

1985年に発売された1000番台シリーズの初代モデルで多くの著名人にも愛用されました。

なかでも履き心地の良さから、ラルフ・ローレン氏が「まるで雲の上を歩いているようだ」という言葉を残すほど。

 

 

◇人気モデル「M1500」

名作揃いの1000番台のなかでも人気が高い「1500」。

1989年に登場し、900番台シリーズから受け継がれる<ニューバランス/new balance>らしさはそのままに革新的なディテールが盛り込まれた一足。

当時の最先端技術を全て盛り込み、ランナーのステータスシューズとして名を馳せた名作「1500」。

 

 

 

 

◇人気モデル「1600」

1994年に登場した「1600」。

1000番台で初めて衝撃吸収と反発性に優れたABZORBを搭載。

独特な流線型のデザインラインのアッパーに安定性とクッション性を両立させるENCAP構造でABZORBを内蔵し、着地時の衝撃吸収をサポート。

 

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◇人気モデル「M1700」

1999年にリリースされた1000番台最後のモデル。

1999年に発売されて以来、長らく復刻されていなかったので入手が難しかったが、2016年に復刻。

デザインは前作1600を彷彿させつつも随所に最先端技術を惜しみなく投入。

90年代の最後を飾る高機能モデルとして、高価格を納得させるだけの機能を持った一足。

 

 

 

◇人気モデル「9060」

<ニューバランス/new balance>を代表する900番台シリーズと2000年初頭のパフォーマンスランニングシューズ「860」のテクノロジーとシルエットを掛け合わせた一足。

モダンなテイストで洗練されたスタイルに再構築されています。

外側にビッグなNロゴ、内側に刺繍Nロゴを配しヘリテージ感とハイテク感をほどよくブレンド。

 

 

◇2000番台が登場

20世紀から21世紀に変わる大きな節目であった2001年。

1000番台シリーズは2000番台に。

1000番台は<ニューバランス/new balance>の代表モデルが揃うフラッグシップシリーズ。

1000番台を受け継ぐ21世紀のフラッグシップモデルとして2000番台に。

<ニューバランス/new balance>のなかでも高級品。

 

◇シフトカテゴリーも登場

過去の名作を掛け合わせた現代風にアップデートしたシリーズ。

サイドの特大ロゴなどのインパクトが特徴的。

上記でご紹介した「5740」、「9060」も新たなジャンルのシリーズ。

<ニューバランス/new balance>のアーカイブから厳選されたモデルを組み合わせて現代風にアレンジされているので、懐かしさがありながらも目新しさがあります。

 

◇人気モデル「327」

2020年に誕生した「327」。

1970年代にランニングシューズとして世間を席巻した320、355、Super Compの3つのモデルを組み合わせて再構築。

 

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7.結局どれを選べばいいの?

<ニューバランス/new balance>の特徴、人気モデルをご紹介しました。

しかし人気モデルの種類が多くて結局どれを選べば良いかわからないという人も多いです。

おすすめモデルとしては「996」。

上記でもご紹介したように「996」は<ニューバランス/new balance>を代表するロングセラーモデル。

<ニューバランス/new balance>が欲しいけど、どれを選べばいいかわからない人にはおすすめのモデルです。

色はどれがいいのか悩んだりこだわりの色がなければ「グレー」をおすすめします。

<ニューバランス/new balance>の色では「グレー」が代名詞。

1世紀以上にわたるブランドの歴史を祝うため、毎年「Grey day」という祭日があるほどです。

 

 

ほかにも名作モデルを組み合わせて現代風にアレンジされた「5740」、「9060」のスニーカーもおすすめです。

また<ニューバランス/new balance>のスニーカーをどれを選べばいいかわからない人は今回ご紹介した内容を参考に、「自分が履きたい」と思うスニーカーを選ばれても良いと思います。

<ニューバランス/new balance>はモデルによって履き心地の差はあれど、どれも履きやすく使いやすいです。

自分が気に入って購入した一足は大切に履くことができます。

今回ご紹介した内容が皆様の<ニューバランス/new balance>のスニーカー選びの参考になれば幸いです。

 

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「仕事着」・「ビジネスファッション」・「私服」の情報を発信。 ブランド情報・着こなし方法・マナーをご紹介します。 Instagramでもスーツスタイル、ジャケパンスタイル、私服とコーディネートの参考になる写真をアップしています。

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