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スーツ「サイズ選びの基本」参考になる!失敗しない選び方

 

スーツは着る人の品格を格上げしてくれる。

しかし反対にスーツのサイズ感を失敗してしまうと、野暮ったい、ダサい、せっかくのスーツの印象をマイナスしてしまうことも。。

スーツはキチンと体に合うサイズで着こなすことが重要。

 

スーツを着る人では今自分が着ているスーツのサイズが合っているか疑問

これからスーツを選ぶのにサイズを間違えないか不安

スーツのサイズ表記が色々とあってわからない

 

スーツのサイズ選びを心配している人も多い。

実際にスーツのサイズを知らず、サイズ選びを失敗している人もいます。

 

スーツのサイズ選びでお困りの人に、ビジネスファッション販売歴15年以上の筆者がスーツの「サイズ選びの基本」をご紹介します。

 

せっかくスーツを着るなら失敗したくないもの。

スーツのサイズ選びで、スーツの目安となる大きさ、スーツのサイズ表記の見方をご紹介していますので、サイズ選びが不安な人はぜひ参考にしてください。

 

スーツ「サイズ選びの基本」ジャケット

 

スーツのサイズ選びでは「どれくらいの大きさが基準なのか?」わからない人も多い。

基準がわからなければ、試着したスーツのサイズが大きいのか?小さいのか?わからないもの。

スーツの「サイズ選びの基本」ジャケットでは肩、お腹周り、着丈、袖の目安となる大きさをご紹介。

肩、お腹周り、着丈、袖のサイズ感を間違えなければ、スーツのジャケットのサイズがおかしくなるということは少ないです。

 

スーツの肩幅のサイズ選びの基本

「スーツは肩で着る」と言われるほど、スーツのサイズ選びでは肩幅のサイズは重要。

スーツの肩幅のサイズ選びは見た目に加えて、着心地にも影響するので、キチンとサイズを合わせなければなりません。

肩幅のサイズが大きいと肩が落ちているように見え、野暮ったい、だらしない印象となります。反対に肩幅が小さいと肩周り、腕周りが窮屈で着心地は悪くなり、動きにくくしんどいです。

 

ポイント

スーツの肩幅のサイズ選びの基本は自分の肩先とジャケットの肩先が合うのが目安となります。

 

スーツのお腹周りのサイズ選びの基本

 

スーツのお腹周りではサイズの目安を知らなければ、「どれぐらいの大きさが適正なのか?」わかりにくいもの。

スーツのジャケットのボタンが留まるが、少しきつい。反対にジャケットのボタンを留めて少しゆるい。なんて場合、サイズの目安がわからなければ、適正サイズなのか?それともサイズが大きいのか?小さいのか?わからないです。

 

ポイント

スーツのお腹周りのサイズ選びの基本はボタンを留めて、ジャケットとお腹の間に拳が一つ入るのがサイズ選びの基本目安となります。

 

個人的な感覚にはなりますが拳の入れ方で拳がお腹に対して縦であれば、レギュラー、ゆるめのサイズ感。拳が縦では入らずお腹に平行でしか入らないのであれば細身、タイトめのサイズ感となります。

 

スーツの着丈のサイズ選びの基本

スーツの着丈のサイズでも適正な目安がなければ、着丈が長いのか?短いのか?わかりません。

スーツの着丈のサイズ選びでは長すぎると野暮ったく
だらしない印象、着丈が短すぎると子供っぽい、安っぽいスーツの印象となります。

 

ポイント

スーツの着丈のサイズ選びの基本はジャケットの着丈の裾がお尻の付け根ほどの長さがおおよその目安。

 

着丈の長さがお尻の付け根よりやや短めだとスッキリめ。お尻の付け根よりやや長めはクラシックでフォーマルな印象となります。

どちらにしろ着丈が長すぎる、短すぎるのは避けるようにしましょう。

 

スーツの袖のサイズ選びの基本

 

スーツを綺麗に着こなすにあたって袖の長さも重要。

しかしスーツの袖もサイズの基本目安を知らなければ適正サイズなのか?長すぎるのか?短すぎるのか?わかりません。

スーツの袖が長すぎるとだらしない印象、袖が短いとチンチクリンとかっこ悪い印象となります。

スーツの袖の長さが長すぎる人や細身にスーツを着こなしたいがためにワンサイズ下のサイズを選んで袖の長さが足りてないなんて人も見かけます。

 

ポイント

スーツ袖のサイズ選びの基本はジャケットを羽織り手をぶらんと下げて、スーツの袖先から親指の先までおおよそ10cmほど。

 

腕を自然に垂らしたときに骨付近で手首を外側に曲げた際に手の甲にジャケットの裾が触れる、スーツの袖からシャツの袖が1cmほど見える長さ(シャツの長さによっても変わります)がおおよその目安となります。

 

スーツ「サイズ選びの基本」パンツ

 

スーツのサイズ選びの基本のジャケットに続いて、パンツのサイズ選びの基本についてご紹介。

スーツの「サイズ選びの基本」パンツではウエスト、太もも、股下の目安となるサイズをご紹介。

 

スーツのウエストのサイズ選びの基本

 

スーツのウエストのサイズ選びでは試着してもサイズがきついのか?大きいのか?判断に迷うことも多い。

 

ポイント

ウエストのサイズ選びの基本ではウエスト部分のファスナー、ボタンを締めて、指が1本、2本が入るのが目安となります。

 

ベルトを閉めた際にウエスト部分にシワが寄るのはウエスト部分が大きい傾向。ギリギリ留まるのは小さい傾向。

ウエストは指が1本、2本が入るサイズ、座ったり立ったりをしてストレスや極端な窮屈感がないよう確かめるようにしてください。

 

スーツの太もものサイズ選びの基本

スーツの太もものサイズ選びは意外と難しいです。

スーツのパンツをスリムなシルエットに出そうとし過ぎると窮屈感があり動きにくく、穿き心地も悪いです。太もものサイズが大きすぎるとだらしなく野暮ったい印象となります。

 

ポイント

スーツの太もものサイズ選びの目安は立ってふとももを掴んだときにひとつまみできるかどうか。

 

立ったときにダブつくようなシワがないかがスーツのパンツの太もものサイズ選びの基本でありおおよその目安です。(サイズがちょうどよくとも姿勢や立ち方によってシワが入ることがあります)

スーツの太ももがひとつまみできない、何とかひとつまみできる程度であれば細すぎるサイズ感です。細すぎるとお尻周りや太ももの生地が破れる、裂けることがあります。

 

スーツの股下のサイズ選びの基本

 

スーツのパンツの股下とはパンツの股の下から裾までの長さ。

スーツのパンツの股下が長いと清潔感に欠け、だらしない印象。短すぎるのもチンチクリンとかっこ悪いです。足首を見せたいということで短くするのも軽い雰囲気となります。

 

ポイント

スーツの股下のサイズ選びの目安はノークションやハーフクッションがおおよその目安。

 

股下のノークションはパンツを穿いたときに裾口が足の甲で溜まる、ダブつくことなく綺麗に落ちている状態。

股下のハーフクッションはパンツを穿いたときに裾口が足の甲でワンクッションまでいかず、やや溜まる状態。

股下の長さが長めがお好みの人はワンクッションでもいいです。

股下の長さは個人によって好みが分かれるので、短めが好きな人はノークッション、長めがお好きな人はワンクッション。短め、長めと好みがない人はハーフクッションにされるのがおすすめです。

 

スーツの「サイズ選びの基本」サイズ表記の見方

 

スーツのサイズではA5、46、36とお店ごとにサイズ表記のされ方がバラバラ。

 

スーツを買い慣れていない人からすればA5や46や36と書かれていても、大きいのか小さいのか?サイズがわからない

いつも46だけどA体、AB体など書かれていてよくわからない。

 

自分のサイズはいったいどれを選べばいいか迷います。

スーツのA5や46や36といったサイズ表記がわからない人にサイズ表記の目安をご紹介します。

スーツのサイズ表記の見方がわかるとジャケットやコート、パンツのサイズ選びにも役立ちます。

 

スーツの「サイズ選びの基本」46サイズとは?

スーツのサイズ表記で見られる「46サイズ」はヨーロッパのサイズ表記に基づいています。

サイズ表記では42.44.46.48.50と数字が大きくなるにつれて大きくなっていきます。

 

スーツのサイズが「44.46.48.50」サイズ表記をS.M.Lに例えると?目安は?

参考

42→おおよそXS相当
44→おおよそS-M相当
46→おおよそM-L相当
48→おおよそL-LL相当
50→おおよそLL-XL相当
52→おおよそXL相当

 

※ おおよその目安であり、ブランドやデザインによって異なる場合があります。具体的なサイズは、購入前にサイズチャートを確認、試着をすることが大事。

 

スーツの「サイズ選びの基本」36サイズとは?

スーツのサイズ表記で見られる「36サイズ」はアメリカのサイズ表記、イギリスのサイズ表記に基づいています。

サイズ表記では36.38.40.42とサイズが大きくなるにつれてサイズが大きくなっていきます。

 

スーツのサイズが「36.38.40.42」サイズ表記をS.M.Lに例えると?目安は?

参考

34→おおよそXS相当
36→おおよそS-M相当
38→おおよそM-L相当
40→おおよそL-LL相当
42→おおよそLL-XL相当
44→おおよそXL相当

 

※ おおよその目安であり、ブランドやデザインによって異なる場合があります。具体的なサイズは、購入前にサイズチャートを確認、試着をすることが大事。

 

スーツの「サイズ選びの基本」A5サイズとは?

スーツのサイズ表記で見られるA5サイズ、AB5サイズといったサイズ表記は日本のサイズ表記。

このサイズ表記はややこしく、アルファベットが体型、数字が身長をあらわしています

 

スーツのサイズ選び「Y」「A」「AB」「BB」の大きさの目安

スーツのサイズのA.ABなどのサイズ表記をS、M、Lに例えるのは難しいですが、おおよその目安は次の通り。

 

- **Y体型**: S、M

アスリートやスリムな体型の方に適しています。

- **A体型**: S、M、L

標準的な体型。胸囲とウエストの差が一般的な体型の方に適しています。

- **AB体型**: M、L、LL

ややがっしりした体型。胸囲に比べてウエストが若干大きめの方に適しています。

- **BB体型**: L、LL、3L

胸囲とウエストがほぼ同じ、もしくはウエストが大きめの体型。ぽっちゃりした体型の方に適しています。

 

※おおよその目安であり、ブランドやデザインによって異なる場合があります。具体的なサイズは、購入前にサイズチャートを確認、試着をすることが大事。

 

スーツのサイズ選びA.ABのあとの「4」「5」「6」「7」の大きさの目安

A体、AB体、BE体のあとに続く「4」「5」「6」「7」は身長をあらわしています。

 

参考

-4:身長約160cm-165cm前後
-5:身長約165cm-170cm前後
-6:身長約170cm-175cm前後
-7:身長約175cm-180cm前後

 

例えばA5であれば身長約165cm-170cm前後の標準的な体型の人に適したサイズ感となっています。

 

※おおよそ目安であり、ブランドやデザインによって異なる場合があります。具体的なサイズは、購入前にサイズチャートを確認、試着をすることが大事。

 

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スーツのサイズ選びがわからない人やスーツを買い慣れていない人にサイズ選びの基本についてご紹介しました。

 

スーツは価格が高い、安いといった金額やデザインによって見た目が変わります。

しかし価格が高いスーツ、デザインがオシャレ、ブランドスーツであっても、サイズが合っていなければダサい、野暮ったい印象となります。

そのため価格やデザインも大事ですが、スーツのサイズ選びはとても重要。

 

ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてスーツのサイズ選びを失敗しないようにしてください。

ご紹介した内容が皆様の参考になれば幸いです。

 

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「仕事着」・「ビジネスファッション」・「私服」の情報を発信。 ブランド情報・着こなし方法・マナーをご紹介します。 Instagramでもスーツスタイル、ジャケパンスタイル、私服とコーディネートの参考になる写真をアップしています。

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