ビジネスシーンでも個性と品格を演出できるハイブランドバッグの「バーキン」。
「エルメスのバーキン」は、女性向けのイメージが強いものの、近年は男性人気も急上昇しています。
しかし、「男性がビジネスバッグとしてバーキンを持つのは浮いてしまうのか?」
スーツ販売歴15年以上の筆者が、エルメスのバーキンをビジネスでスマートに活用するための、男性におすすめのサイズ・色選びをご紹介。
男性でビジネスバッグとして、バーキンを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
エルメスのバーキンは男性のビジネスバッグとしてアリ?
■ビジネスシーンにおけるバーキンのイメージ
エルメスのバーキンは、世界的に高級バッグとして知られています。
バーキンはその洗練されたデザインと上質なレザー素材が特徴で、ビジネスバッグとしても十分な存在感を放ちます。
重要な商談や会議の場でバーキンを持つことで、「信頼感」「成功者」といったイメージを与えることができます。
男性がバーキンを選ぶメリット・デメリット
バーキンを男性がビジネスバッグとして選ぶメリットは、まずその高級感とステータス性です。
ハイブランドのバッグを持つことで、周囲から一目置かれる存在になれるでしょう。
また、バーキンは収納力もあり、A4サイズの書類やノートPCも収納可能で実用性も兼ね備えています。
一方、デメリットとしては、価格が非常に高額なことや、ブランドイメージが強いため「成金っぽい」と感じる場合もあるでしょう。
また、一部ではエルメスは女性向けブランドとしてのイメージも根強いため、TPOに応じた使い方が必要です。
男性に似合うバーキンのサイズ選び
ビジネスシーンでエルメスのバーキンを持つ男性が増えていますが、「どのサイズが最適なのか?」と悩む方も多いはずです。
ここでは、男性におすすめのバーキンのサイズ選びポイントを詳しく解説します。
ビジネスに適したバーキンの定番サイズ
ビジネス用途でエルメスのバーキンを選ぶなら、バーキン35やバーキン40が定番です。
バーキン35はA4サイズの書類やノートPCも収納できるため、実用性とエレガントさを両立。
バーキン40はさらに収納力が高く、出張や荷物が多い日に最適です。
これらのサイズは、男性の体格や服装にもバランスがよく、ビジネススタイルに自然に馴染みます。
使用シーン別おすすめサイズ(書類・ノートPC収納など)
- **日常の通勤や商談**:
バーキン35がおすすめ。A4書類や13インチ程度のノートパソコンが余裕で入ります。
- **出張や荷物が多い場合**:
バーキン40が便利。大きめのラップトップや資料、タブレットも楽々収納可能です。
サイズによる持ちやすさ・印象の違い
バーキンのサイズによって、持った際の印象や使い勝手が大きく変わります。
バーキン35は「洗練されたビジネスマン」のイメージを演出しやすく、ほどよい存在感があります。
一方、バーキン40は「頼れるリーダー」や「エグゼクティブ」らしい重厚感と余裕を感じさせます。
サイズ選びでは、普段の荷物量や身長・体格も考慮し、自分のスタイルやTPOに合わせて選ぶことが大切です。
男性におすすめのバーキンの色と素材
■ビジネス向け定番カラー(黒・ネイビー・グレーなど)
ビジネスシーンでエルメスのバーキンを持つ場合、まず注目したいのは「色」です。
特に男性が選ぶべきバーキンの定番カラーは、ブラック(黒)、ネイビー(紺)、グレーなどの落ち着いた色合いです。
これらのカラーは、スーツやジャケットなどのフォーマルなビジネスウェアとも相性が良く、オフィスや取引先でも浮きません。
また、黒のバーキンは汚れや傷が目立ちにくく、長く愛用できるのもポイント。
ネイビーやグレーは程よい個性を演出しつつ、上品な印象を与えられるため、さりげなく差をつけたい方にもおすすめです。
素材で差をつける(トゴ、エプソンなど)
エルメスのバーキンは素材選びも重要なポイントです。
中でも「トゴ」と「エプソン」は、男性におすすめの人気素材。
ヴォー・クリスペ・トゴ
トゴは雄仔牛のシュリンクレザー。
バーキンの素材として最もポピュラーで、流通量の多い革です。
程よい柔らかさとシボ感が特徴で、上品でありながらもカジュアルな雰囲気を演出できます。
ヴォー・エプソン
エプソンは仔牛の型押しレザー。
エルメスの革の中でも比較的に軽量と言われ、水や汚れにも強く、メンテナンスしやすいのも魅力。
型崩れしにくく、フォーマルシーンでもカジュアルシーンでも使いやすいため、ビジネスシーンにもぴったりです。
素材によって見た目や使用感が大きく異なるため、ご自身のライフスタイルや好みに合わせて選ぶことが大切です。
バーキンをビジネスで「浮かせない」ためのポイント
■コーディネートの工夫(スーツとの相性など)
バーキンは高級感が強く、目立ちやすいバッグですが、ビジネスシーンで「浮かない」ためにはコーディネートに工夫が必要です。
たとえば、スーツやジャケットスタイルに合わせる場合は、派手な色合いを選ぶのでなく、バッグの色を黒・ネイビー・グレーなどの落ち着いたカラーで統一すると、全体のバランスが整います。
また、ベルトや靴などの小物と色味を揃えることで、さらに洗練された落ち着いた雰囲気になり、ビジネスシーンでも浮いたようにはなりません。
その他のハイブランドバッグとの比較
男性のビジネスバッグとしては、ルイ・ヴィトンやグッチ、プラダなどのハイブランドも人気ですが、バーキンはその中でも特にステータス性が高いアイテムとして知られています。
ルイ・ヴィトンのビジネスバッグは軽量で機能性が高く、プラダはシンプルで洗練されたデザインが魅力ですが、バーキンは唯一無二の存在感と上質なレザーが際立ちます。
自分のスタイルや会社の雰囲気に合わせて、最適なバッグを選ぶのがポイントです。
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スーツ販売歴15年以上の筆者が、エルメスのバーキンをビジネスでスマートに活用するための、男性におすすめのサイズ・色選びをご紹介しました。
男性がバーキンをビジネスシーンで使いこなすためには、色や素材、サイズ選び、そしてコーディネートの工夫をすれば浮いた印象とはなりません。
バーキンを検討中の男性は今回ご紹介した内容を参考にしてください。
ご紹介した内容が皆様の参考になれば幸いです。