革靴・ビジネスシューズ

革靴の試着マナー。アパレルスタッフがやめて欲しいNG行為

 

革靴はサイズが同じであってもブランドによってサイズ感が違うものも多い。

革靴を買うなら試着をしてから購入したいという人は多いです。

革靴の試着では本人は悪気なくしている行為がアパレルスタッフにとっては本当にやめて欲しいNG行為していることがあります。

 

革靴の試着でNG行為をして購入をするならいいですが、買わずに帰るとなるとアパレルスタッフからは「本当に勘弁して」。

嫌われる、嫌がられることがあります。

 

革靴の試着をするなら知っておきたいマナーやアパレルスタッフがやめて欲しいNG行為をご紹介します。

 

革靴の試着マナー。履きジワを入れる

 

革靴の試着で一番やめて欲しい行為は履きジワを入れる行為。

革靴では試着でついてしまった履きジワはとることができません。

気にしない人もいますが、自分が購入した革靴に試着で付いた履きジワが入っていたら嫌な人もいると思います。

革靴の試着の際は履きジワを入れないよう試着側も配慮するのがマナーです。

 

革靴の試着ではやめよう。履きジワが入ってしまう試着

 

革靴が足に合わなくて足を痛めた経験がある。

革靴は価格も安くないので、サイズ感をしっかりと確かめておきたい。

足に合わない、足が痛くなる、歩きやすいかの不安なのでしっかり試着をする人も多いです。

試着は問題ありませんが、

試着で何度も何度も足のつま先を曲げる、歩き回る行為は履きジワが入る可能性があります。

 

購入の不安もあるかもしれませんが、履きジワが入るような試着はマナー違反にもなるのでやめましょう。

 

履きジワを極力入れない革靴の試着の方法

 

革靴の履きジワは自分が付けたものなら納得ができますが、人に付けられたシワやキズは気持ちがいいものではありません。

自分が購入しなくとも他の人やお店の人に迷惑をかけないためにも試着は慎重におこなわなければなりません。

 

ポイント

▪︎革靴を試着する際は履きジワを入れないために意図してつま先を曲げない。

▪︎革靴を履いて鏡の前に移動する際は足の甲はなるべく曲げず、膝を使って移動する。

▪︎スニーカーの試着のように革靴を履いて歩き回らない

革靴の試着では履きジワを入れないようにするのがマナーです。

 

革靴の試着マナー。靴べらを使う

革靴の試着では革靴を傷めるような試着もNG行為となります。

革靴の試着の際は靴べらを使うのが面倒と感じるかもしれませんが、靴べらを使って履くのがマナーです。

革靴の試着だけでなくスニーカーでも試着の際は靴べらを使うのがマナーとなります。

靴べらを使わず無理矢理履く、つま先をトントンとして履くといったことは革靴にシワが入る、傷めることがあるのでマナー違反となります。

 

革靴の試着マナー。紐をゆるめてから履く

 

革靴の紐をゆるめずに履いてしまうとシュータンと呼ばれる場所にテンションがかかってしまうことがあります。

テンションがかかってしまうとシュータンに意図しないシワが出てきてしまうことがあります。

シュータンとは足の甲に当たる泥よけのこと。

靴紐は店員さんがゆるめてくれることがほとんどですが、靴紐をゆるめてくれない、革靴がきつければ履きジワを入れないためにも靴紐をゆるめてもらうよう要望しましょう。

 

革靴試着マナー。勝手に試着しない

 

革靴に限らずウェアでもある勝手な試着。

店員さんに接客されるのが嫌、声をかけるのが恥ずかしい。買うつもりがないけど履いてみたいということで勝手に革靴を試着する人がいます。

革靴に限らず、スニーカー、洋服などお店にある商品を勝手に試着するのはマナー違反となります。

 

試着の際は必ず店員さんに声をかけるようにしましょう。

 

革靴の試着マナー。勝手に写真をとる

 

スマートフォンの普及により勝手に写真をとる行為。

革靴に限らず店内に置いている商品を店員さんの許可をとらず写真をとるのはマナー違反であり迷惑行為。

 

「写真くらい別にいいのでは?」と思うかもしれませんが、店内の商品はお店の商品です。

勝手に写真をとったら店員さんはいい気はしませんし、お店によっては注意をされるかもしれません。

写真を撮りたい場合は店員さんに必ず確認をするようにしましょう。

 

革靴の試着マナー。持つ時はソールを持つ

 

革靴のつま先、アッパーは商品の顔となるところ。

つま先、アッパー部分を手で持つと手の油が付着し革靴が汚れてしまうことがあります。

シュータンに入れて革靴を持つと変なシワが入ることがあります。

革靴を持つときはソール(靴底)を持つようにしましょう。

 

革靴の試着マナー。靴下は必ず履く

靴下

 

革靴の試着では革靴を探しに来たにもかかわらず、サンダルなど靴下を履かずに裸足で試着をしに行く人がいます。

「常識から考えればそんな人はいないだろう」と思うかもしれません。

夏場では意外と多いです。

お店によっては靴下を貸し出して裸足で試着してもらうのを避けるお店もありますが、マナー違反であり迷惑行為となります。

 

革靴の試着ではサンダルでお店に行っても問題ありませんが、靴下は持って行くようにしましょう。

 

革靴の試着をするなら知っておきたいマナーやアパレルスタッフがやめて欲しいNG行為をご紹介しました。

革靴では履きジワを入れる行為や傷める行為はマナー違反であり、アパレルスタッフが本当にやめて欲しいNG行為。

革靴に限らず、試着をする際は商品なので試着する側や他のお客様のことに配慮する必要があります。

自分が革靴を購入する際に嫌な思いをしないよう、革靴の試着では丁寧にマナーを守って履くようにしましょう。

今回ご紹介した内容が皆様のお役に立てば幸いです。

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HIRO

「仕事着」・「ビジネスファッション」・「私服」の情報を発信。 ブランド情報・着こなし方法・マナーをご紹介します。 Instagramでもスーツスタイル、ジャケパンスタイル、私服とコーディネートの参考になる写真をアップしています。

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