多くの人を魅了する<ディオール/DIOR>。
ファッションに興味がない人でも知るラグジュアリーブランドの<ディオール/DIOR>。
<ディオール/DIOR>の名前は知っているがどんなブランドなのか?
どんな特徴なのか?
いまさら人には聞けない<ディオール/DIOR>とはどんなブランドなのか?どんな特徴なのか?聞くこともできないなんて人もいます。
<ディオール/DIOR>とはどんなブランドなのか?どんな特徴なのか?
ご紹介します。
<ディオール/DIOR>とは?
<ディオール/DIOR>とはクリスチャン・ディオールが創業したフランスのブランド。
ウェア、バッグ、革小物、アクセサリー、ジュエリーからコスメまでトータルで展開するラグジュアリーブランド。
年齢は関係なく女性はもちろん、男性にも愛される世界で人気の一流ファッションブランドです。
◇ブランドを立ち上げたクリスチャン・ディオールはどんな人物?
<ディオール/DIOR>がスタートしたのは1947年の冬。
41歳というファッション業界では異例のスタート。
たった1着に41mのシルクが使われたドレス、フェミニンで女性らしいスタイルを生み出し、当時のファッションの概念を覆す斬新なもの。
見る人を魅了する美しい構造的なシルエットはファッションの革命とも言われるほど。
「ニュールック」と話題になり、パリで中心的な人物となりました。
1957年に亡くなるまでクリスチャン・ディオールの手がけるドレスは売れ続け、ブランドを成長させました。
◇ <ディオールオム/Dior homme>とは?クリスチャンディオールの違い
<ディオールオム/Dior homme>は2001-2002年秋冬のパリコレから誕生したクリスチャンディオールのメンズラインのブランド名。
当時<イヴ・サンローラン>のメンズ部門のデザイナーを手がけていたエディスリマンがブランドの立ち上げディレクターに就任。
さまざまな功績を残し、2007年にエディスリマンは<ディオールオム/Dior homme>のアーティスティックディレクターを辞任。
2007年からエディスリマンのアシスタントをし<ディオールオム/Dior homme>にも在籍していた経歴を持つ、クリス・ヴァン・アッシュが就任。
11年に渡って担当し、2018年に辞任。
2018年よりキム・ジョーンズが就任。
■キム・ジョーンズとは?
ロンドン出身のファッションデザイナー。
<ルイ・ヴィトン/Louis Vuitton>のデザイナーに就任した経歴を持ちます。
「ラグジュアリーファッション」と「ストリートファイナル」を融合させることで知られています。
就任後、メンズラインの<ディオールオム/Dior homme>をウィメンズラインとともに<ディオール/Dior>として統一。
<ルイ・ヴィトン/Louis Vuitton>では<シュプリーム>や<フラグメント>とコラボし、<ディオール/Dior>では<ステューシー>、<ナイキ>とのコラボを成功させました。
2021年からは<フェンディ/FENDI>のウィメンズラインのアーティスティックディレクターに就任。
<ディオール/DIOR>を手がけたデザイナー
<ディオール/DIOR>は今日まで多くのデザイナーが就任しています。
■イヴ・サンローラン(1957-1960)
クリスチャン・ディオールの一番弟子にして唯一の弟子。
クリスチャン・ディオールの後継デザイナーとして21歳という若さで就任。
1960年にアンジェリア戦争に徴収され、ブランドを去ることになります。
■マルク・ボアン(1960-1989)
イヴ・サンローランが去った後に就任したデザイナー。
マルク・ボアンは約30年にわたり活躍。
シンプルで着用しやすいシルエットの「スリムルック」を発表した人物。
ミニスカートにロングスカートを組み合わせる革新的なスタイルも提案。
<ディオール ムッシュ/Dior or Monsieur>というメンズラインを始動させます。
今では想像できないですが、常に低迷しているようなブランドでした。
メンズラインを復活させたのがエディスリマンです。
■ジャンフランコ・フェレ(1989-1996)
ミラノの建築学科を卒業し、建築家の資格を持ったイタリア人デザイナー。
服に建築的な特徴を取り入れた服を作り上げていました。
<ディオール/DIOR>の女性らしさを維持しながら、現代的な服をデザインしたコレクションを展開。
■ジョン・ガリアーノ(1996-2011)
ジパンシィのデザインを手がけた実績を持つデザイナーのジョン・ガリアーノ。
現代版「ニュールック」を発表。
古典的でエレガンスだった<ディオール/DIOR>にジョン・ガリアーノは革新をもたらしました。
<ディオール/DIOR>のプレタポルテの売上を驚異的に上げました。
2011年に差別的な発言によって解雇されます。
2014年から人気ブランド、メゾンマルタンマルジェラのデザイナーに就任。
■ラフ・シモンズ(2011-2015)
<ジルサンダー>のクリエイティブディレクターの実績をもつデザイナー。
<ディオール/DIOR>の代表的な「ニュールック」を現代的に解釈し、ミニマルルック、職人の技を細部にまで取り入れた芸術的なドレスを生み出しました。
2020年から<プラダ/PRADA>の共同クリエイティブディレクターに就任。
■マリア・グラツィア・キウリ(2016-
ブランド初の女性デザイナー。
<フェンディ/FENDI>、<ヴァレンティノ/VALENTINO>のデザイナー経歴を持つ。
ジョン・ガリアーノが生み出した「サドルバック」を復刻、「ブックトート」を生み出しました。
<ディオール/Dior>の特徴
<ディオール/Dior>の特徴はブランド創業者であるクリスチャン・ディオールが掲げた「エレガント」。
さまざまなデザイナーが就任、デザイナーの特徴があっても感じる<ディオール/Dior>の「エレガントな雰囲気」は特徴です。
そして創業当時、社会進出をする女性が増えてきた時代背景での「女性のエレガンスとは何か?」を追求するコンセプトも変わりません。
<ディオール/Dior>の特徴である「エレガントさ」はウィメンズだけでなく、メンズも同様です。
◇ 知っておきたい<ディオール/Dior>の人気アイテム
・ブックトート
・サドルバック
■ブックトート
2018年にマリア・グラツィア・キウリが生み出した<ディオール/Dior>の人気バッグ「ブックトート」。
ブックトートは書店のトートバッグから着想。
通常タイプでは横幅41.5cm、マチが18cmのたっぷりとしたサイズ感。(スモールサイズも販売されています)
雑誌から一泊の旅行まで使えるバッグ。
1967年にマルク・ボアンが制作したグラフィカルパターン「ディオール オブリーク」を使用したデザインはクラシカルな雰囲気が漂います。
瞬く間にセレブ、ファッショニスタに支持されました。
女性だけでなく男性でも使う人もいるほどです。
■サドルバック
1999年、アーティスティックディレクターのジョン・ガリアーノが乗馬の世界から着想を得て生み出した「サドルバック」。
バッグの名前の通り、馬の鞍(サドル)を想わせる滑らかなラインでエレガントな雰囲気を漂わせます。
サドルバックが誕生して以降、世界のセレブから愛用され、<ディオール/Dior>を代表するアイテムの一つです。
女性だけでなく、メンズのサドルバックも販売されています。
普段のカジュアルなスタイルをエレガントにしてくれます。
<ディオール/Dior>のスーツとは?
ハイブランドのスーツを身につけたいということで、<ディオール/Dior>のスーツが気になるという人がいます。
<ディオール/Dior>ではメンズのスーツも取り扱われています。
■ エディスリマンが手掛けたメンズライン
エディスリマンが手がけた<ディオールオム/Dior homme>は黒の色彩を基調とし、レザーのタキシード、細身のジャケット、スキニーを中心としたタイトなコレクション。
極端なほどタイトでした。
このスーツが着たいがために世界的なファッションデザイナーのカールラガーフェルドが40キロ近く減量したのは有名です。
エディスリマンは減量をしてでも着たいと思わせるほど魅力のあるスーツ、メンズラインを生み出していました。
■ <ディオール/Dior>のスーツの特徴
<ディオール/Dior>のスーツは厳選された良質な素材を使用し、伝統的な職人技によってイタリアで仕立てられます。
豊富なセレクションであらゆるシーンで着る人に特徴である「エレガンスさ」を与えてくれます。
シンプルで無駄がなく、男性の身体を美しく魅せるスーツとなっています。
エディスリマンの時ほどタイトではないにしても細身のシルエットではあります。
カラーバリエーションはモノトーンが多いです。
ハイブランド、ハイクオリティ、モノトーンのスーツを求める男性におすすめです。
◇ <ディオール/Dior>のスーツの価格
<ディオール/Dior>のスーツの価格を公式ホームページで確認。
おおよそ¥400,000円ほど〜販売がされています。
※詳しい価格を知りたい人は取扱い店を確認してください。
一部の店舗の店舗ではオーダーも承っています。
詳しく知りたい人は店舗にご確認ください。
<ディオール/Dior>のアイテムを中古で手に入れるなら
<ディオール/Dior>のバッグ・革小物などブランド通販するなら「ギャラリーレア」がおすすめです。
ブランド通販と聞くと不安に感じられる人も多いです。
ギャラリーレアは1979年創業、国内外に13の実店舗を構える老舗販売店。
実店舗があるので安心です。
<ディオール/DIOR>とはどんなブランドなのか?どんな特徴なのか?をご紹介しました。
今回ご紹介した内容が皆様の参考になれば幸いです。