もしかして、あなたは痛いおじさんになってるかも?
仕事のビジネスファッションでは、「年齢が上がっても少しでも若く見られたい!」
40代であれば、30代に見られたいと思っている人は多いのではないでしょうか。
しかし残念ながら「若く見られたいんだろうな」、「その若作りが痛い!」と思われているかもしれません。
また、昔のままのビジネスファッションのままで、自覚しないまま、いつのまにか痛い若作りおじさんの仲間入り。周囲から痛々しい目で見られている可能性もあります。
そう見られていたら、気づいたときは恥ずかしいもの。
スーツ販売歴15年以上の筆者が、痛い若作りのビジネスファッションについてご紹介します。
若く見られたいがために若作りをしている人、昔のままのビジネスファッションを続けている人は参考にしてください。
無理な若作りは逆効果!“今の自分”に合ったビジネスファッションを選ぼう
「年齢に合わない若作りファッション」は、かえって痛い印象を周囲に与え、ビジネスシーンでの信頼感を損なうリスクがあります。
自分にふさわしい装いを知り、年齢相応の清潔感・品格を大切にすることこそ、ビジネスマンとしての魅力につながります。
なぜ“若作り”が痛く見えるのか?
では、なぜ無理な若作りが痛い印象になってしまうのでしょうか。理由は大きく分けて3つあります。
1. 違和感が生まれる
本人が気づかぬうちに、流行のデザインやカラーを取り入れすぎることで、年齢とファッションとの間にギャップが生まれます。
その違和感が「無理している」「痛々しい」という印象を強めてしまいます。
2. 清潔感や信頼感の欠如
ビジネスの場では、相手からの信頼感が何より大切。
若作りに気を取られすぎると、本来大切にすべき清潔感や落ち着きが損なわれ、頼りなさを与えてしまう可能性があります。
3. “時代遅れ”のリスク
昔のトレンドのままアップデートされていないファッションは、かえって「古臭い」「時代遅れ」と見られやすくなります。
特にスーツやシャツのシルエット、ネクタイの幅などは年々変化しているため、定期的な見直しが重要です。
実はよくある「痛い若作りファッション」
・細すぎるスーツやパンツ
20代と同じ感覚でピタピタのスーツや極端に細いパンツを履いていませんか?体型や年齢に合わないシルエットは、着ている本人だけでなく周囲にも違和感を与えます。
・派手すぎる色や柄、小物の多用
明るすぎるシャツや原色のネクタイ、過剰なアクセサリーは要注意。ビジネスシーンでは目立ちすぎるアイテムは浮いてしまい、落ち着きや信頼感が損なわれます。
・学生時代からの「思い出アイテム」
長年愛用してきたカバンやベルトを、気づけば10年以上使い続けていませんか?くたびれたアイテムは清潔感を下げ、年齢とのギャップを際立たせてしまいます。
・髪型やメイクのアップデート不足
ファッションだけでなく、ヘアスタイルも重要。若い頃と同じ髪型やセットに固執していると、時代遅れ感や清潔感の欠如につながります。
過度な若作りは禁物!自分の「今」にふさわしい装いを
ビジネスファッションで大切なのは、「若く見せること」ではなく、「信頼感と清潔感」をしっかり演出すること。
年齢を重ねるごとに、自分の体型や雰囲気、立場を客観的に見つめ直し、時代に合ったアップデートを心がけることが重要です。
自分では気づきにくい“痛い若作り”を回避し、年齢にふさわしい魅力を手に入れましょう。
ビジネスファッションで意識したいポイント
年齢に応じた「品格」と「清潔感」を意識することで、好印象を与えるビジネスファッションが実現できます。
ビジネスの現場では、第一印象がそのまま信頼感につながります。年齢に合った装いは、「自分らしさ」や「大人の余裕」を演出する最大の武器です。
■ビジネスファッションのポイント
- スーツは体型に合ったものを選び、派手すぎず落ち着いた色合い(ネイビー、グレー、ブラックなど)を基本にする
- シャツはシンプルな白や淡いブルーを選び、しっかりアイロンがけ
- ネクタイやポケットチーフは、控えめな柄や色を選ぶ
- 靴やベルトは手入れを怠らず、清潔感を保つ
- 髪型やひげも清潔感と整いを意識する
また、年齢を重ねたからこそ似合う素材やディテールもあります。質の良い生地や丁寧な仕立てのスーツは、若いころよりも自信を持って着こなしやすくもなります。
「若作り」ではなく、「年齢にふさわしい清潔感と品格」を意識することで、より大人で信頼されるビジネスマンになれるのです。
スーツ販売歴15年以上の筆者が、痛い若作りのビジネスファッションについてご紹介しました。
無理な若作りはビジネスシーンで逆効果。
年齢相応の品格と清潔感を意識したファッションこそ、あなたの信頼感や魅力を高めてくれます。
ぜひご紹介した内容を参考にしてください。今回ご紹介した内容が皆様のお役に立てば幸いです。