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オン・オフの様々な服装に合う革靴「ローファー」。
靴紐を結ぶ必要がなく、気軽に履ける利点から「若い世代、年齢の高い世代」まで幅広く人気があります。
履きやすさから仕事でのスーツスタイル、ジャケパンスタイルに高い人気を誇るローファーですが、何色の靴下で合わせれば良いのか?裾の長さはどのくらいが綺麗に見えるのか?と悩む人が多いです。
スーツスタイル・ジャケパンスタイルのローファーに合わせる靴下、パンツの長さについてご紹介します。
1.スーツ・ジャケパンスタイルのローファーに合う靴下とは?
ローファーは靴紐のある靴に比べて靴下が見える量が多いです。
そのため多くの人がローファーに合わせる靴下の色を何色でコーディネートすれば良いか悩まれています。
ローファーといえども基本的には普段から履いている靴紐がある靴と同じ様に合わせて問題がありません。
スーツスタイルやジャケパンスタイルでの靴下の合わせ方の基本は「靴の色に合わせる」、「パンツの色に合わせる」のが一般的なコーディネート方法です。
黒の靴なら「黒の靴下」、紺のスーツなら「紺の靴下」というのが基本的なコーディネート方法です。
ローファーでも同じようにすれば合わせは簡単です。
ビジネスマンの多くでは茶色の靴だと合わせるのが難しいので茶色を避ける人がいますが、靴に合わせて「ダークブラウン」やパンツの色と合わせると茶色の革靴でも使いやすいです。
合わせにくいということはありません。
ビジネスマンにおすすめする靴下では「黒」、「紺」、「ダークブラウン」、「濃いグレー」の靴下を持っておくと靴下のコーディネートに困らないので持っておくことをおすすめします。
オシャレな人は靴下を靴・パンツの色と合わせず、ネクタイやポケットチーフと合わせたり、「赤」、「柄物」を取り入れる、あえて色を合わせない「ハズシ」というテクニックを使う人もいます。
あえて色を「ハズす」テクニックはオシャレですが、仕事上アウトな場合があるので注意が必要です。
他にもローファーを履く際での注意点があります。
ローファーではオフのスタイルのように靴下が見えない「ショートソックス」(言い方は他にもあります。)
で合わせたいと思っている人がいます。
実際にビジネスカジュアルのジャケパン、スーツの股下を短くしてショートソックスを合わせている人もいます。
ショートソックスでコーディネートすることは夏は涼しげでオシャレ感も演出することができます。
しかしスーツの着こなしでは基本的に素肌が見えるのはマナー違反とされています。
会社によっては足首、素肌が見えるコーディネートを良しとしているところもありますが、基本的にはルール違反ということを認識されておくのが良いです。
また若い人でオフの日にローファーに白の靴下を合わせている人もいます。
オフの日と同様、「白の靴下」をビジネスカジュアルで取り入れている人もいますが、ビジネスでは白の靴下もマナー違反になるのでやめておいた方が良いコーディネートです。
2.スーツ・ジャケパンスタイルのローファーに合うパンツの長さ
ローファーを履く際に気になるのが裾の長さ。
「いつもスーツのパンツは長めだけどローファーに合うのか?」
「パンツの長さは短めが良い気がするけど、どのくらいまで短くしたら良いのか?」
と裾の長さで悩む人も多いです。
ローファーは紐付きの革靴と比べてボリュームが薄く、軽快に見えるので「カジュアル」な傾向の革靴です。
ローファーにパンツの裾が靴の上で溜まるとローファーの長所である軽快さが無くなってしまい、「野暮ったい」印象になってしまいます。
かといって短すぎる裾はビジネスでは不向きとなります。
パンツの裾の長さのおすすめは靴の甲部分に若干当たるくらいが足元が綺麗に見えるのでおすすめです。
長さだけでなく、スーツ・ジャケパンスタイルでローファーを履く際に気をつけたいのは「パンツのシルエット」。
パンツの裾、ふくらはぎ、太もも部分が太すぎるとローファーの軽快感が無くなり、パンツの長すぎる裾と同様に「野暮ったい印象」になってしまいます。
スーツ・ジャケパンスタイルでローファーを履く場合のパンツのシルエットは「適度に細身」をおすすめします。
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3.パンツはシングル仕上げ・ダブル仕上げどちらが良いのか?
ローファーを履く場合、パンツの裾の仕上げ方は「シングル仕上げ」が良いのか?「ダブル仕上げ」が良いのか?
と悩む人も多いです。
意外と「シングル仕上げ」と「ダブル仕上げ」の違いを知らない人が多いので、まずは違いについてご紹介します。
■シングル仕上げ
折り返しのない仕上げ方
ビジネス・フォーマルまで使える一般的な裾上げ方法で、ドレッシーな印象です。
日本ではスーツを買って、年齢を問わず7割〜8割の人が「シングル仕上げ」を選びます。
「シングル仕上げ」は足元をすっきりと見せ、足を長く見せる効果があります。
綿パンではジーンズの裾のように仕上げる「タタキ仕上げ」が多く用いられます。
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■ダブル仕上げ
折り返しのある仕上げ方
「ダブル仕上げ」はビジネス・カジュアル、どちらでも使える裾上げ方法です。
「ダブル仕上げ」はカジュアルな印象なため、フォーマルなシーンでは不向きとなります。
「ダブル仕上げ」にすると「シングル仕上げ」にはない足元の重厚感・カジュアル感を演出することができます。
足元だけでなく、「ダブル仕上げ」は生地の重みによってクリースラインを綺麗に見せる効果もあります。
※クリースライン・・パンツの折り目
欧米では「ダブル仕上げ」が一般的で、フォーマルなシーンに「シングル仕上げ」が用いられます。
肝心のローファーを履く際の仕上げ方ですが、
ローファー自体がカジュアルな印象を演出するので、スーツのパンツ、ジャケパンのパンツがウール素材の場合、カジュアルな印象を演出する「ダブル仕上げ」がおすすめです。
綿パンで合わせる場合はジーンズと同じ「タタキ仕上げ」がカジュアルな印象を演出するのでおすすめです。
スーツ・ジャケパンスタイルに合わせるローファーの靴下の色・長さについてご紹介しました。
ローファーを履き慣れていない人は靴下で悩む人が多いです。
靴下のコーディネートで悩み、せっかく買ったローファーを使わずにいる人もいるほどです。
ローファーでの靴下のコーディネートにお悩みの人は今回ご紹介した内容を参考にスーツ・ジャケパンスタイルにローファーを活用するようにして下さい。
今回ご紹介内容が皆様の参考になれば幸いです。