4月から新社会人。スーツを着て行く人は多いのではないでしょうか。
スーツを着慣れていない新社会人では、スーツの着こなしを間違えて怒られる人も少なくありません。
仕事で怒られるならまだいいが、スーツの着こなしで怒られたくないもの。
スーツ販売歴15年以上の筆者が、新社会人がスーツでやりがちな怒られやすいスーツの着こなしポイントをご紹介。
ご紹介する内容は「当然なのでは?」と思うかもしれませんが、確認のためにも参考にしてください。
新社会人がスーツでやりがち「ワイシャツのボタンを留めない」
新社会人の人ではワイシャツに着慣れていない人も多く、「窮屈」「苦しい」ということで、ワイシャツの第一ボタンを留めない人がいます。
「ネクタイもするので見えないだろう」と思い、ワイシャツの第一ボタンを留めない人がいますが、ネクタイの位置がズレて見えることも多いです。
スーツの着こなしでは「ワイシャツの第一ボタンは必ず留める」ようにしましょう。
新社会人がスーツでやりがち「色柄のあるインナーを着る」
新社会人では、ワイシャツの下に着るインナーを「黒色」や「青色」、「プリント」といった色柄のある普段着のTシャツを着て、怒られる人も多いです。
スーツの着こなしでは、ワイシャツの下に着るインナー(肌着)は「白色」や「ベージュ」が一般的。
普段着で着るような色柄のあるTシャツを、インナーで使うのは避けるようにしましょう。
(ワイシャツは肌着なのでインナーを着るのはおかしいという人もいますが、置いておきます)
新社会人がスーツでやりがち「スニーカーソックス」
新社会のスーツの着こなしでは、靴下をスニーカーソックスを履いて怒られる人もいます。
就職活動のときは、キチンとした靴下を履いていたのに就職が決まっている安心感から、「バレないだろう」と手を抜いてしまいがち。
スーツの着こなしでは素肌を見せないのが一般的。ふくらはぎ上までの長さとは言いませんが、ふくらはぎ下部分までの長さの靴下を履くようにしましょう。
新社会人がスーツでやりがち「ネクタイをキチンと絞めない」
新社会人ではネクタイを首元までキチンと絞めない人も多く、怒られている人もいます。
ネクタイを首元まで絞めず、ワイシャツの第一ボタンを留めていないと、「だらしない」「清潔感のない」スーツの着こなしとなります。
ネクタイは苦しくとも首元までキチンと絞めるようにしましょう。
新社会人がスーツでやりがち「派手な色柄」
新社会人では、「おしゃれ」に見られたいと派手な色柄のスーツを選ぶ人も多いです。
ファッション業界などの服装に寛容な業界であれば、派手な色柄のスーツも許容されるかもしれませんが、堅い会社であれば避けるべきです。
はじめは、周囲がどんなスーツを着ているか把握するためにもネイビーやグレーのダークスーツを選ぶようにしましょう。
会社は仕事をしに行く場所であって、おしゃれをしに行く場所ではないということを間違えないようにしましょう。
新社会人がスーツでやりがち「ベルトと靴の色が違う」
スーツの着こなしでは「革靴」と「ベルト」の色を合わせるのが一般的。
新社会人でやりがちなのは「革靴は茶色」「ベルトは黒色」。反対に「革靴は黒色」「ベルトは茶色」。
おしゃれに演出しようと茶色の革靴やベルトを選ぶ人がいますが、色を合わせていないとダサいうえに恥ずかしいです。
「革靴」と「ベルトの色」は合わせるようにしましょう。
新社会人がスーツでやりがち「シワだらけのスーツ」
新社会人では、就活で使っていたリクルートスーツを着る人も多いです。
リクルートスーツを着るということについては問題ありません。
しかし、就活で着たおした、シワだらけのスーツを着ていると「清潔感に欠ける」ということで怒られます。
リクルートスーツを着る場合は、事前にスチームでシワを伸ばす、クリーニングに出すようにしておきましゃう。
履き潰したような革靴やバッグ、汚れている革靴やバッグは買い替えるか、キチンと手入れをするようにしましょう。
新社会人がスーツでやりがち「タグ・しつけ糸が付いている」
新社会人のスーツでやりがちなのは、スーツが販売されているときに付いている「袖タグ」や「しつけ糸」がつきっぱなしになっているということ。
袖タグは消費者に「どこの生地ブランドを使っているか」分かりやすいように付いている「タグ」。
しつけ糸はスーツの型崩れを防ぐための肩やベントに付いている「糸」。
袖タグ、しつけ糸はスーツを着るときに外さなければなりません。
-
仕事スーツ「色選びの基本」参考になる選びたい色・向いてない色は?
仕事のスーツ選びでは、まず最初に悩むのが「色」。 仕事、ビジネスシーンでは「何色のスーツを選べばいいのか?」わからない。 選んでみたものの、自分の買ったスーツが「仕事で使え ...
続きを見る
新社会人が「スーツでやりがち」気をつけたい!怒られる着こなしについてご紹介しました。
ご紹介した内容なんて「知っている」という人もいるかもしれません。しかし、知らなくて怒られる新社会人もいます。
スーツの着こなしでは「清潔感」が大事です。清潔感を損なわない着こなしをするようにしましょう。
今回ご紹介した内容が知らなかった人は参考にしてください。
今回ご紹介した内容が皆様の参考になれば幸いです。