ビジネスバッグは、ただの荷物入れではありません。
商談や通勤で持ち歩くそのバッグが、相手の第一印象、印象を大きく左右します。
ビジネスマンでは無意識のうちに「野暮ったいバッグ」を選んでしまい、スーツ姿や全体の雰囲気を損なって損していることも…。
スーツ販売歴15年以上の筆者が、「ダサい」を卒業し、おしゃれで好印象なビジネスバッグを選ぶための**5つのポイント**をご紹介。
ビジネスバッグ選びでお困りの人は、参考にしてください。
ダサいビジネスバッグの共通点を知ろう
■型が崩れてヨレヨレ
ビジネスバッグは第一印象を左右します。
型崩れしたヨレヨレのバッグは、清潔感や信頼感を損ない「ダサい」と見なされがち。
特に安価なものや長期間使ったバッグは形状維持が難しく、だらしない印象を与えます。
■合皮の劣化や安っぽさ
経年劣化しやすい合皮は、ひび割れや剥がれが目立つと一気に古臭く見えます。光沢が不自然な素材は安っぽさを強調し、悪目立ちする原因にもなります。
■無駄に多い装飾や派手なロゴ
金具や装飾が過剰、または大きく派手なブランドロゴは、ビジネスの場では品位を欠きます。シンプルさこそ長く愛用できるポイントです。
【ポイント1】サイズ感は書類とPCが収まるジャストサイズ
■大きすぎ・小さすぎはNGな理由
バッグが大きすぎると持ち運びに不便で野暮ったく、小さすぎると必要書類やPCが入らず不便。
目的に合ったジャストサイズは、見た目のスマートさと機能性を両立します。
A4・15インチPC基準で選ぶ
ビジネスユースならA4サイズの書類と15インチ前後のノートPCが収納できるサイズが理想。必要最低限を満たしつつ、余計なスペースを省けます。
【ポイント2】素材は高品質・長持ちするものを
■本革とナイロンのメリット比較
本革は上質感と耐久性が魅力で、使うほど味わいが増します。ナイロンは軽量かつ耐水性に優れ、日常使いに便利です。通勤スタイルや使用頻度に合わせて選びましょう。
安っぽく見えない素材選びのコツ
艶が自然で、縫製や金具の仕上げが丁寧なバッグは高級感があります。合皮の場合も質感や作りがしっかりした製品を選べば安っぽさを回避できます。
【ポイント3】色はベーシックカラーが鉄則
■黒・ネイビー・ブラウンの使い分け
黒はフォーマルで落ち着いた印象、ネイビーは知的で爽やか、ブラウンは柔らかく親しみやすい雰囲気を演出します。業種や社風に合わせて選びましょう。
ビジネスシーンで避けたい色
派手な赤や原色系、パステルなどはカジュアルすぎる印象になり、TPOを外す可能性があります。長く使うなら無難かつ信頼感のある色が安心です。
【ポイント4】形はシンプルかつ機能的に
■ブリーフケース vs トート vs バックパック
ブリーフケースは王道のフォーマル向け、トートは収納力とカジュアル感のバランス、バックパックは通勤での快適性に優れます。業務内容や移動スタイルに応じて選択を。
荷物整理がしやすい内部構造
ポケットや仕切りが適切に配置されていると、書類や小物をすっきり収納できます。外見だけでなく、内部の使い勝手も重視しましょう。
【ポイント5】ブランド選びは「主張しすぎない」ものを
■ロゴより品質重視の選択
ビジネスバッグにおけるブランドロゴの大きな主張は、場面によっては悪目立ちして「ダサい」印象を与えかねません。
特に取引先との打ち合わせやフォーマルな商談の場では、落ち着いたデザインの方が信頼感を高めます。
耐久性の高い素材や、縫製が丁寧な製品を選ぶことで長く使え、結果としてコストパフォーマンスも向上します。
高級ブランドでも控えめデザインを
ハイブランドであっても、ワンポイント程度のロゴや型押しなど、控えめなデザインであれば上品さを損ないません。逆に全体に大きくブランド名が入っているものは、TPOにそぐわない場合があるため注意が必要です。
バッグ選びで印象は変わる!今日から見直してみよう
■バッグはあなたの「名刺」
初対面の商談や会議では、意外にもバッグが視界に入りやすく、あなたの印象を左右します。
クタッとした型崩れバッグや、汚れの目立つ持ち手は「だらしない」「準備不足」というイメージを与えがちです。
逆に、適度に光沢があり清潔感のあるバッグは、仕事への姿勢やこだわりを間接的に伝えます。
ビジネスシーンでは“身だしなみの延長”としてバッグを考えることが重要です。
買い替えのタイミングとメンテナンス方法
バッグの寿命は、素材や使用頻度によって異なりますが、以下のサインが出たら買い替えを検討しましょう。
- 持ち手のひび割れ、革の剥がれ
- ファスナーの滑りが悪い、閉じにくい
- 型崩れが戻らない
- 明らかな汚れや色落ち
長持ちさせるには、**定期的なブラッシングや防水スプレーの活用**、そして使用後の空拭きなどの日々のメンテナンスが大切です。
革製バッグであれば、クリームで保湿を行うことでひび割れや硬化を防げます。
また、バッグを複数持ち、ローテーションすることで劣化を分散させるのも効果的です。
-
ダサい!彼氏・旦那にやめて欲しいビジネスファッションのポイントとは?
「自分では大丈夫!」「これくらい誰も気にしないだろう」と思っている自身のビジネスファッション。 しかし、気にしてないのは自分だけ! 彼女・奥さんからすれば、「ダサい!」「貧乏そう!」とやめて欲しいと思 ...
続きを見る
スーツ販売歴15年以上の筆者が、「ダサい」を卒業し、おしゃれで好印象なビジネスバッグを選ぶための**5つのポイント**をご紹介しました。
服装をキレイに着こなしをしていても、ビジネスバッグの選び方で、せっかくのビジネススタイルがダサく見えてしまうことも多いです。
今回ご紹介した内容を参考に、スタイリッシュなビジネスバッグを選びましょう。
今回ご紹介した内容が皆様のビジネスバッグ選びの参考になれば幸いです。