「おしゃれに見える」「人と違う色のスーツが着たい」ということで、仕事のビジネスシーンでベージュのスーツを着てみたいという人は多いです。
ベージュのスーツを着るにあたって、気になるのが、「仕事で着れるのか?」 「ビジネスシーンでは失礼にならないのか?」 「着てはいけないシーンはあるのか?」
ベージュのスーツを買っても、仕事で着れなければ買った意味がありません。
仕事でベージュのスーツは着れるのか?ビジネスで失礼になるのか?気になるところ。
スーツ販売歴15年以上の筆者がベージュのスーツは「仕事で着れるのか?」「ビジネスでは失礼にならないか?」「着てはいけないシーン」についてご紹介。
ベージュのスーツは失礼になるのか、お悩みの人はぜひ参考にしてください。
ベージュのスーツは仕事で着れるのか?
ベージュのスーツは仕事で着ることができます。
ただし、ベージュのスーツはネイビーやグレーといったダークカラーと比べると、カジュアルな印象となる傾向。どの仕事でも着れるわけではありません。
業界や「ビジネスカジュアル」「オフィスカジュアル」を推進している会社であれば、ベージュのスーツは着やすい傾向です。
営業職や販売職でも、「ビジネスカジュアル」「オフィスカジュアル」をすすめている職場であれば、ベージュのスーツを着やすいです。
ベージュのスーツが着れる業界は?
「ベージュのスーツはどんな業界で着れるのか?」
着てはいけない仕事であれば、ベージュのスーツを購入しても意味がありません。
比較的、ベージュのスーツが「着やすい業界」をご紹介。
ベージュのスーツが「着やすい業界」
■クリエイティブ業界・広告業界
■IT業界
ベージュのスーツが着やすい「クリエイティブ業界」・「広告業界」
広告、デザイン、ファッションなどのクリエイティブ業界では、個性やスタイルを重視する職場が多いです。ベージュのスーツが着れるところが多いです。
ベージュのスーツが着やすい「IT業界」
IT業界ではカジュアルな服装を採用している職場も多いので、ベージュのスーツを着ることができます。ただし、企業によって服装のルールは異なるので、事前に確認をしておくのが安心です。
ベージュのスーツは着れない?避けたほうがいい業界
金融業界や法律関係などの業界では、ベージュのスーツは伝統・フォーマルさに欠けるということで、好まれないことが多いので避けるほうが賢明です。
金融・法律関係の業界では、ネイビーやグレーといったダークカラーのスーツが好まれることが一般的です。
ベージュのスーツが着たくても、金融業界、法律関係の業界では我慢されることをおすすめします。
金融・法律関係業界「ビジネスカジュアル」「オフィスカジュアル」であっても確認が大事
金融業界・法律関係の業界でも「ビジネスカジュアル」「オフィスカジュアル」の職場が増えています。
しかし、ベージュのスーツはカジュアルな雰囲気が強い傾向。
「ビジネスカジュアル」、「オフィスカジュアル」であっても、「ベージュのスーツを着ても大丈夫なのか」と確認してから着るほうが安心です。
「ベージュのスーツ」はビジネスでは失礼にあたる?
ベージュのスーツは仕事で着れるといっても、TPOを間違えてしまうと、ビジネスシーンで失礼にあたることがあります。
着る際は注意が必要となります。
「ベージュのスーツ」は失礼?着てはいけないシーン
ベージュのスーツの特徴は「柔らかい」「おしゃれ」ですが、ダークスーツと比べてカジュアルな印象を演出します。
着る場面を間違えてしまうと、「おしゃれ」とは関係なく、「失礼」「非常識」になります。
ベージュのスーツが失礼となりやすいシーン
■フォーマルなビジネス会議やプレゼンテーション
■葬儀や法事
■結婚式
■公式行事・セレモニー
フォーマルなビジネス会議やプレゼンテーションは失礼にあたる
フォーマルなシーンでは、濃い色のネイビー、グレーといったスーツが好まれます。ベージュのスーツはカジュアルな印象に映り、失礼にあたる可能性があります。
葬儀や法事では失礼にあたる
葬儀や法事で着るスーツの色はブラックが一般的。ベージュのスーツは場にそぐわず、失礼にあたります。
結婚式では失礼にあたることも
ベージュのスーツは、カジュアルな結婚式、友人の結婚式なら許容されることもあります。しかし、フォーマルな結婚式ではブラックのスーツが一般的なので、失礼にあたることがあります。
公式な行事やセレモニーでは失礼にあたることも
公式な行事やセレモニーの場は格式が高いことも多いです。格式の高い場では、格式の高い服装が求められることが多いです。ベージュのスーツだと、「カジュアルすぎる」と判断され失礼にあたることがあります。
面接ではふさわしくなく失礼になることも
業界によっては、ベージュのスーツで面接に行っても問題ありません。しかし、保守的な業界や役職においては、ベージュのスーツは失礼にあたることもあります。
面接ではネイビーやグレーといった、ダークカラーのスーツが推奨されることが多いです。
「似合うベージュのスーツ」選び方のポイント
ベージュのスーツは「おしゃれ」「人と違う雰囲気を演出」するので、目立ちやすい傾向。
選び方を失敗すると、「似合っていない」「ダサい」と目立ってしまうことも。
ベージュは明るい生地から暗い生地とトーンはさまざま。
似合うベージュのスーツを選ぶポイントは「肌の色」に合わせた選び方をすると似合うベージュのスーツが見つけやすいです。
■肌の色が濃い人・・明るめのベージュが似合いやすい傾向
■肌の色が薄い人・・暗めのベージュが似合いやすい傾向
実際に似合うかは試着をして、自分の雰囲気にマッチするベージュを見つけましょう。
ベージュのスーツはどこで買う?
おしゃれなベージュのスーツを買うなら、「デザイン」「仕立て」にこだわったものを選びたいもの。
おすすめは「セレクトショップ」や「百貨店」。
スーツなんて「どれも一緒では?」と思うかもしれませんが、デザインやシルエットが微妙に違います。
微妙な違いで着用した雰囲気は大きく変わります。
セレクトショップや百貨店では「トレンド」や「ファッション性」を意識したスーツが多いです。
スタッフもファッション感度の高い人が多いので「セレクトショップ」、「百貨店」に見に行くとおしゃれなベージュのスーツを見つけやすいです。
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ベージュのスーツは「仕事で着れるのか?」「ビジネスで失礼にあたるのか?」「着てはいけないシーンはあるのか?」についてご紹介しました。
あわせて、ベージュのスーツが「着れる業界」「着れない業界」についてもご紹介しました。
ベージュのスーツを着るかお悩みの人はぜひ参考にしてください。
今回ご紹介した内容が皆様の参考になれば幸いです。