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新社会人が失敗しない!スーツに合う革ベルトの選び方と第一印象を上げる5つのポイント

 

新社会人として初めてスーツを着るとき、意外と見落としがちなのが「革ベルトの選び方」。

ベルトは小物で「何でもいい」と思われがちですが、色・素材・幅・バックルのデザインひとつで第一印象は大きく変わります。

特にビジネスシーンでは、ベルトの選び方ひとつで「スーツの着こなしをキチンとしている人」か「スーツの着こなしのルールも知らない人」かが判断されることも。

スーツ販売歴15年以上の筆者が、新社会人やスーツ初心者がやりがちなベルト選びの失敗例と、プロが教える正しい選び方、さらに第一印象をアップさせる5つのポイントをわかりやすく解説します。

スーツのベルト選びが不安な人は参考にしてください。

 

新社会人がやりがちなスーツ用ベルトの失敗例

 

■ベルトと靴の色が合っていない

新社会人がスーツを着る際、ベルトと靴の色が揃っていないのは代表的な失敗です。

黒の革靴には黒ベルト、茶色の革靴には茶色ベルトが基本です。色の統一はコーディネート全体の印象を大きく左右します。

■幅が広すぎる・細すぎる

スーツスタイルには、幅が極端に広すぎる(4cm以上)または細すぎる(2cm以下)ベルトは不向きです。

ビジネスシーンでは標準的な3cm前後の幅が最もバランスが良く見えます。

■カジュアルすぎるバックルを選んでしまう

ロゴが大きく入ったバックルや派手な色の金具は、ビジネススーツには合いません。

シンプルな長方形のバックルを選ぶことで、落ち着いた印象を与えられます。

■長さ調整ができておらず余りがだらんと垂れている

ベルトの余り部分が長く垂れてしまうと、だらしない印象になります。

長さは腰回りにジャストサイズで、余りは2〜3cm以内が理想です。

 

スーツに合う革ベルトを選ぶための基本ルール

 

■色は靴と合わせるのが鉄則

スーツ用ベルトの色選びは靴とセットで考えるのが基本です。

黒の革靴には黒ベルト、茶靴には同系色のブラウンベルトを選ぶことで全体が引き締まります。

■幅は3cm前後が無難

幅3cm前後はほとんどのビジネススーツにマッチします。細すぎず太すぎないため、どの体型やスーツデザインにも合わせやすいのが特徴です。

■バックルはシンプルなシルバーが基本

派手すぎないシルバーのプレーンバックルは、フォーマルにもカジュアルにも対応できます。光沢が控えめなタイプを選ぶと大人っぽさが増します。

■素材は本革で質感を重視する

耐久性と高級感を兼ね備えた本革製ベルトは、長期間使えて見た目も良好です。新社会人こそ、質の高い一本を揃えることで第一印象を格上げできます。

 

第一印象を高める5つのポイント

 

■新品同様の状態を保つメンテナンス法

革ベルトは毎日の使用で汗や摩擦によって傷みやすくなります。

使用後は柔らかい布で軽く拭き、革専用クリームで保湿することでツヤを維持しましょう。特に新社会人は、面接や商談など「第一印象」が重要な場面が多いため、ベルトの清潔感は必須です。

■季節やシーンに合わせた色の使い分け

春夏はネイビースーツに映えるダークブラウン、秋冬は重厚感のあるブラックを選ぶと好印象です。

シーンごとに色を使い分けることで、全体のコーディネートに一体感が生まれます。初心者は黒と濃茶を1本ずつそろえるのがおすすめです。

■細かな傷やへたりをチェックする習慣

忙しい朝でも、着用前にバックル部分や穴の伸びを確認しましょう。

細かい亀裂や色はげは意外と相手の目に入りやすく、印象を損ねる原因になります。

定期的に状態をチェックすることで、買い替えのタイミングも分かりやすくなります。

■仕事相手や業界に合わせた選び方

金融や法律などフォーマル度が高い業界では、光沢を抑えたシンプルな黒の本革ベルトが無難です。

一方、IT系やクリエイティブ職では、やや柔らかい色味や素材感を取り入れてもOK。

相手に合わせたベルト選びが信頼感や親しみやすさにつながります。

 

初めての一本におすすめの革ベルト3選

 

■コスパ重視

就職活動や入社直後は出費が重なるため、5000円前後の本革ベルトがおすすめです。

シンプルなデザインであれば、ビジネスから冠婚葬祭まで幅広く対応可能。

たとえば、「ORIHICA」や「THE SUIT COMPANY」の定番シリーズはコストパフォーマンスが高く、初心者でも扱いやすいです。

■長く使える高品質タイプ

長期的に見て良い素材を選びたい方には、イタリアンレザーや国産フルグレインレザーのベルトが最適。

耐久性が高く、手入れ次第で5年以上使用も可能です。「GANZO」や「CYPRIS」などは質感が優れ、30代以降まで使える一本として人気です。

■汎用性が高い万能デザイン

幅3cm前後のストレートタイプで、艶は控えめなものが最も汎用性があります。

カラーはブラックかダークブラウンを選べば、スーツ・ジャケパンのどちらにも対応可能。

初めて1本購入するなら、この仕様が失敗しづらい選び方です。

 

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スーツ販売歴15年以上の筆者が、新社会人やスーツ初心者がやりがちなベルト選びの失敗例と、プロが教える正しい選び方、さらに第一印象をアップさせる5つのポイントをご紹介しました。

スーツのベルト選びの失敗例は意外と多いです。

スーツの着こなしを知らないと思われないためにも参考にしてください。

今回ご紹介した内容が皆様のお役に立てば幸いです。

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HIRO

「仕事着」・「ビジネスファッション」・「私服」の情報を発信。 ブランド情報・着こなし方法・マナーをご紹介します。 Instagramでもスーツスタイル、ジャケパンスタイル、私服とコーディネートの参考になる写真をアップしています。

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