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革靴・ビジネスシューズ

スーツ販売15年以上の筆者が語る!革靴試着で絶対やってほしくないNGマナー

 

革靴はサイズが同じであっても、ブランドによってサイズ感が違うものも多い。

革靴を買うなら試着をしてから購入したいという人がほとんどではないでしょうか?

革靴の試着では本人は悪気なくしている行為でも、アパレル店員にとっては本当にやめて欲しいNG行為があります。

 

革靴の試着でNG行為をして購入をするならいいですが、買わずに帰るとなるとアパレル店員からは「本当に勘弁して」。

 

アパレル店員から嫌われる、嫌がられることがあります。

 

スーツ販売歴15年以上、スーツだけでなく革靴も販売してきた筆者。

革靴の試着をするなら知っておきたいマナーやアパレル店員がやめて欲しいNGマナー行為をご紹介します。

 

革靴の試着NGマナー!履きジワを入れる

 

革靴の試着で一番やめて欲しい行為は履きジワを入れる行為。

革靴では試着でついてしまった履きジワはとることができません。

気にしない人もいますが、自分が購入した革靴に試着で付いた履きジワが入っていたら、嫌な人もいるのではないでしょうか。

革靴の試着の際は、履きジワを入れないようにするのも試着側も配慮するのがマナーです。

 

革靴の試着ではNG!履きジワが入ってしまう試着

 

革靴を購入した人で多い経験が、革靴が足に合わなくて足を痛めた経験がある。歩きにくかったという人は多いのではないでしょうか?

経験から、「足に合わない」、「足が痛くなる」、「歩きやすいかの不安」なのでしっかり試着をする人も多いです。

革靴は価格も安くないので、「サイズ感をしっかりと確かめておきたい」という人もいるでしょう。

 

試着は問題ありませんが、

試着で何度も何度も足のつま先を曲げる、歩き回る行為は履きジワが入る可能性があります。

 

購入の不安もあるかもしれませんが、履きジワが入るような試着はマナー違反にもなるのでやめましょう。

 

履きジワを極力入れない革靴の試着の方法

 

革靴の履きジワは自分が付けたものなら納得ができますが、人に付けられたシワやキズは気持ちがいいものではありません。

自分が購入しないのであれば、他の人やお店の人に迷惑をかけないためにも試着は慎重におこなわなければなりません。

 

ポイント

▪︎革靴を試着する際は履きジワを入れないために意図してつま先を曲げない。

▪︎革靴を履いて鏡の前に移動する際は足の甲はなるべく曲げず、膝を使って移動する。

▪︎スニーカーの試着のように革靴を履いて歩き回らない

 

革靴の試着では履きジワを入れないようにするのがマナーです。

 

革靴の試着NGマナー!靴べらを使わない

革靴の試着では、革靴を傷めるような試着もNG行為となります。

革靴の試着の際は靴べらを使うのが面倒と感じるかもしれませんが、靴べらを使って履くのがマナーです。

革靴の試着だけでなくスニーカーでも試着の際は靴べらを使うのがマナーとなります。

 

■絶対にやめて!革靴のNG試着マナー

靴べらを使わず無理矢理履く、つま先をトントンとして履くといったことは革靴にシワが入る、傷めることがあるのでマナー違反となります。

 

革靴の試着NGマナー!紐をゆるめず無理矢理履く

 

革靴の紐をゆるめずに履いてしまうとシュータンと呼ばれる場所にテンションがかかってしまうことがあります。

テンションがかかってしまうとシュータンに意図しないシワが出てきてしまうことがあります。

※シュータンとは足の甲に当たる泥よけのこと。

靴紐は店員さんがゆるめてくれることがほとんどですが、靴紐をゆるめてくれない、革靴がきつければ履きジワを入れないためにも靴紐をゆるめてもらうよう要望しましょう。

 

革靴試着NGマナー!勝手に試着

 

革靴に限らずウェアでもある勝手な試着。

「店員さんに接客されるのが嫌」、「声をかけるのが恥ずかしい」、「買うつもりがないけど履いてみたい」ということで勝手に革靴を試着する人がいます。

革靴に限らず、スニーカー、洋服などお店にある商品を勝手に試着するのはマナー違反、NGとなります。

 

試着の際は必ず店員さんに声をかけるようにしましょう。

 

革靴の試着NGマナー!勝手に写真をとる

 

試着ではありませんが、スマートフォンの普及により勝手に写真をとる行為もアパレル店員からすればNG。

写真をとるのであれば、革靴に限らず店内に置いている商品を撮りたいのであれば、店員さんの許可をとるのがマナー。

 

「写真くらい別にいいのでは?」と思うかもしれませんが、店内の商品はお店の商品です。

勝手に写真をとったら店員さんはいい気はしませんし、お店によっては注意をされるかもしれません。

写真を撮りたい場合は店員さんに必ず確認をするようにしましょう。

 

革靴の試着NGマナー!革靴の顔であるアッパーを持つ

 

革靴のつま先、アッパーは商品の顔となるところ。

つま先、アッパー部分を手で持つと手の油が付着し革靴が汚れてしまうことがあります。

シュータンに入れて革靴を持つと変なシワが入ることがあります。

革靴を持つときはソール(靴底)を持つようにしましょう。

 

革靴の試着NGマナー!靴下を履いていない

靴下

 

革靴の試着では革靴を探しに来たにもかかわらず、サンダルなど靴下を履かずに裸足で試着をしに行く人がいます。

「常識から考えればそんな人はいないだろう」と思うかもしれません。

夏場では意外と多いです。

お店によっては靴下を貸し出すことで、裸足で試着してもらうのを避けるお店もあります。

裸足での試着はマナー違反であり迷惑行為となります。

 

革靴の試着ではサンダルでお店に行っても問題ありませんが、靴下は持って行くようにしましょう。

 

革靴の試着NGマナー!履きジワ、傷をつけて新しい物を要求

 

革靴の試着でご紹介したように何度もつま先を上げ下げし、歩き回り、履きジワや傷をつけても、最終購入していただけるのであればいいです。

しかし、履きジワ、傷をつけて新しいのを用意してくださいというのはマナー違反。NG。

「誰が履いたかもわからない人が履いた物は買いたくない」という気持ちは理解できますが、履きジワ、傷がついた靴はどうする?ということになります。

新しい物を要求するなら、履きジワを入れず傷をつけないのがマナーです。

 

革靴の試着をするなら知っておきたいマナーやアパレル店員がやめて欲しいマナー違反、NG行為をご紹介しました。

革靴では履きジワを入れる行為や傷める行為はマナー違反であり、アパレル店員が本当にやめて欲しいNG行為。

もし、心当たりがあった人は気をつけていただけるとありがたいです。

 

革靴に限らず、試着をする際は自分の物でなく、商品なので、試着する側や他のお客様のことに配慮する必要があります。

自分が革靴を購入する際に嫌な思いをしないよう、革靴の試着では丁寧にマナーを守って履くようにしましょう。

今回ご紹介した内容が皆様のお買い物のお役に立てば幸いです。

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HIRO

「仕事着」・「ビジネスファッション」・「私服」の情報を発信。 ブランド情報・着こなし方法・マナーをご紹介します。 Instagramでもスーツスタイル、ジャケパンスタイル、私服とコーディネートの参考になる写真をアップしています。

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