スーツ姿が好きという大人の女性は非常に多いです。
スーツは「上品」で「知的」な大人の男性に導いてくれます。
スーツを綺麗に着こなす人は女性からも男性からも評価を得やすいです。
しかし単にスーツを着ていれば「モテる」ということではありません。
ビジネスマンではスーツを「キッチリと着こなしている人」と「着こなしていない人」の差はハッキリと出てしまいます。
ビジネスマンにはスーツのサイズが合っていない人・作業着感覚でスーツを着ている人・自分ではおしゃれに決めているつもりでも奇抜な色柄を使っているなど様々な人がいます。
周囲から見れば「似合っていない」・「清潔感がない」・「ビジネスに不向き」なスーツを着ているビジネスマンはモテなくダサく見えます。
モテるビジネスマン、ダサくないビジネスマンは自分に似合うスーツを知っており、「清潔感」があります。
似合うスーツを選ぶ基本は「サイズ感」・「着こなし方」が重要です。
間違った着こなしは「清潔感」がなく女性はもちろん仕事相手からの印象が良くありません。
清潔感がなくモテない・ダサく見える「間違ったサイズ感」・「モテない着こなし方」のポイントをご紹介します。
スーツがシワだらけ、シャツがシワだらけ
スーツ、シャツがシワだらけだと清潔感がなく、だらしない印象になります。
特に座った際、車の運転で背中部分がシワだらけのままがいます。
シワができたらスチームなどでシワを伸ばすようにしましょう。
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スーツのパンツ・スラックスのセンター(クリースライン)が消えている
スーツを着ているとパンツ・スラックスの真ん中に入っている折り目のセンターライン(クリースライン)が薄くなっていきます。
パンツ・スラックスの折り目が消えるとシワと同様にスーツの見映えが悪くだらしない印象になってしまいます。
センターライン(クリースライン)が消えてしまうと自力で元に戻すのは難しいです。
センターライン(クリースライン)が消える前にズボンプレッサーやアイロンでこまめにケアすることが大切です。
スーツのパンツ・ズボンの折り目(クリースライン)を長持ちさせる4つの簡単な方法
着丈が短すぎる
ここ数年、スーツのジャケットの着丈を短めで着る人が増えています。
着丈が長いとスーツに着られている印象になりカッコ悪いですが、短すぎるのも問題でカッコ悪いです。
着丈が短すぎるのを後ろから見るとみっともなく安っぽいです。特にお尻の大きい方や30代以上の方の着丈が短すぎるとよりみっともなくカッコ悪いです。
スーツはお尻の付け根、付け根より少し上くらいのバランスがきれいです。
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ピチピチのサイズを着ている、大きすぎる
自分は細いと思っているのか、細ければカッコいいと思っているのかわかりませんが、かなりタイトめのスーツを着ている人がいます。
サイズが合っていないため、上着やパンツに余計なシワが入り、今にも縫い目が弾けそうなサイズ感の人がいます。
周囲から見ると非常にカッコ悪く、みっともないです。
スーツのサイズ感が大きすぎる人はだらしがない印象になります。
サイズがゆったりとしている方が楽なのはわかりますが、周囲から見るとだらしなく、清潔感に欠けた印象になります。
スーツは自分に合った適正サイズを選ぶのが重要です。
スーツの形が顔と体に合っていない
スーツはスタイリッシュなデザインや肩パットが厚いもの、ノーパットで軽いスーツなど様々な形があります。
スーツの形も体格によって似合う似合わないがあります。
例.1
体型が太めで顔が大きいのにラペル幅(襟)が細いスタイリッシュなスーツを着ている人がいます。
ラペル幅が細いと顔の大きさが目立ってしまいます。
例.2
なで肩なのにノーパットのスーツを着るとひ弱な印象になってしまいます。
例.3
いかり肩なのに肩パットが厚いものを着ると相手に威圧感を与えます。
スーツは自分の体に合ったディテールのものを選ぶのが重要です。
パンツのウエストが大きすぎる
パンツを楽に履きたいのかウエストサイズより大きめのスラックスを入っている人がいます。
サイズが大きすぎるとベルトを締めた際、ウエスト部分が折れ曲がり、シワが入ってみっともなく、だらしない印象になります。
楽に履きたいのはわかりますが、周囲は意外と見ています。
だらしない印象になるので、スラックスは自分の体に合った大きさで履くことが重要です。
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ネクタイがボロボロ
同じネクタイを使い過ぎて、ネクタイの剣先がこすれてボロボロになっている人やシミが付着している人がいます。
ネクタイは顔の印象を左右します。ネクタイが汚いと不潔な印象につながります。
お気に入りのネクタイを使いたいのはわかりますが、ボロボロにならないよう使い回しやケアをすることが重要です。
ポケットに物を沢山入れている
スーツのポケットに物を詰め込んでいる人がいます。
スーツのポケットは基本物を入れません。
綺麗にサイズを合わせても物を入れるとシルエットが崩れるので台無しです。
スラックスの後ろポケットに財布など入れている人がいますが、カッコ悪くパンツの破れにもつながります。
スーツのポケットには物を入れないよう心掛けでください。
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ベルトと靴の色が合っていない
稀にですがベルトはクロなのに靴は茶色、反対にベルトは茶なのに靴はクロという方がいます。
ベルトと靴の色は合わせるのが一般的です。
またスーツのベルトにカジュアルのベルトをしているのもNGです。
非常にカッコ悪いので気を付けるようにしてください。
スーツのインナーシャツが透けている
スーツのワイシャツの下は透けて見えないのがマナーです。
インナーシャツはVネックの白・肌の色と同化するベージュの無地が一般的です。
丸首だとクールビズの際、ワイシャツの第1ボタンを開けると首元からインナーが見えることがあります。
インナーシャツは色柄が付いているシャツ・丸首のシャツ・素肌に着用するのは避けるようにしてください。
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パンツ・スラックスの裾からスネが見えている
座った際にスーツのパンツ・スラックスからスネ・素肌が見えている人がいます。
スネ・素肌が見えるのはマナー違反であり、見映えが良くありません。
スネ・素肌を見せないようにするにはパンツ・スラックスの裾上げ・靴下の長さが重要です。
裾上げの長さはノークッションかハーフクッションがおすすめです。
ノークッション・ハーフクッションで裾上げをした場合、座った際に裾が足首の上まで上がります。
スーツに合わせる靴下が短いとスネ・足首が見えてしまいます。
スニーカーソックス・アンクレット(くるぶし丈の長さ)は避けられた方が良いです。
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スーツに合わせる靴下は
・ロングホーズ(ハイソックス)
・スリークォーターズ(ロングホースの4分の3程度の長さ)
・クルーソックス(ふくらはぎに掛かるくらいの長さ)
がおすすめです。
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ボロボロの靴を履いている
高いスーツやシャツを着ていても靴がボロボロだと残念な印象になってしまいます。
なかでも多いのが「かかとがすり減っている」・「色がはげたまま」の靴を履いている人は非常に多いです。
ボロボロの靴は「清潔感」がなく、くたびれた印象になってしまいます。
若い人ならまだしも30歳以上の年齢でボロボロの靴を履いていると「モテない」・「デキない」うだつの上がらない中年男性の雰囲気が出てしまいます。
オシャレは足元からというくらい靴は人の印象を左右します。
スーツを着こなすためにも足元にも注意が必要です。
いかがでしたでしょうか。
「間違ったサイズ感」・「モテないスーツの着こなし方」についてご紹介させて頂きました。
今回ご紹介させて頂いた内容はスーツを着こなす上で一般的なものです。
「清潔感のない着こなし」は女性からだけでなく、仕事をする上で周囲からの印象も下がります。
当てはまる人や心当たりがある人は一度自分のスーツの着こなしを見直してみてはどうでしょうか。
スーツにこだわると自信も深まり周囲の印象も変わります。
今回ご紹介した内容が皆さまの参考になれば幸いです。
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