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仕事スーツ「色選びの基本」参考になる選びたい色・向いてない色は?

 

仕事のスーツ選びでは、まず最初に悩むのが「色」。

 

仕事、ビジネスシーンでは「何色のスーツを選べばいいのか?」わからない。

選んでみたものの、自分の買ったスーツが「仕事で使えるのか?」不安になる人もいます。

 

スーツの色で悩む、わからない、スーツを買い慣れていない人に向けて、ビジネスファッション販売歴15年以上の筆者が仕事スーツの「色選びの基本」に加え、向いていない色をご紹介。

仕事スーツの色選びで迷う人や新社会人の人はぜひ参考にしてください。

 

仕事スーツの色の基本はネイビー・グレー

グレースーツ/無地スーツ

 

仕事スーツの色の基本・定番はネイビー(紺)・グレー。仕事スーツを持っていないのであれば必ず持っておきたい2色。

まずはネイビー・グレーの2色から揃えることをおすすめします。

 

ネイビー・グレーで選びたい色

仕事スーツの色の基本はネイビー、グレーといっても明るめのネイビー、黒っぽいネイビー、明るいライトグレーや黒色に近いチャコールグレーとバリエーション豊富。

ネイビー・グレーといっても明るさのバリエーション豊富。

ネイビー・グレーでもどれを選べばいいのか?

 

ポイント

濃いめの色のネイビー・グレーのスーツを選ぶことがおすすめ。

 

スーツの色の傾向では明るい色ほど華やかな印象となります。ブルーに近いネイビーやライトグレーは華やかさが出る反面、軽い印象となってしまうこともあります。

ベーシックな色のスーツを選ぶなら濃いめのネイビー・グレーが安心です。

 

ストライプやチェックの柄は仕事ではダメ?

スーツ/スリーピーススーツ

 

ネイビー・グレーの無地だとベーシック、オシャレさに欠けるので、ストライプやチェックといた柄を選びたいという人もいます。

柄がはっきりし過ぎないストライプやチェックは仕事では使うことができます。

しかしネイビーやグレーの無地のスーツを持っていないのであれば、ひとまずストライプやチェック柄ありのスーツは置いておいて無地のスーツを選ぶことをおすすめします。

 

ストライプやチェック柄のスーツ「柄選びのコツ」

ネイビー・グレーの無地のスーツがおすすめといっても、「ストライプやチェック柄を選びたい!」人もいると思います。

 

ポイント

ストライプやチェック柄のスーツを仕事で使いたいなら、「はっきりとしない柄を選ぶこと」がおすすめ。

 

柄がはっきりと入っているものは当然目立ちやすく、ほかにもストライプの幅が広いもの、チェック柄が大柄なものも柄がはっきりとしやすく、目立ちやすくなります。

仕事スーツとしては使いにくい傾向です。

ストライプやチェック柄のスーツを選びたい人はシャドーストライプやシャドーのチェック、柄の色がはっきりとしすぎない柄を選ぶのがコツとなります。

 

仕事スーツで向いていない色は何色?

 

仕事スーツで向いていない色はブラックや派手すぎる色柄のスーツは仕事には向いていない傾向です。

仕事スーツではブラックや派手すぎる色柄は避けられるのが賢明です。

 

ブラックスーツが仕事で向いていない理由

ブラックのスーツを仕事スーツとして着ている人は多いですが、おすすめではありません。

ご存知でない人も多いですが、黒色のスーツは一部の国や地域では、黒は葬式や悲しみを連想させる色とされることがあります。そのためブラックスーツはビジネスシーンで使用すると不適切とされることがあります。

ブラックのスーツはコーディネートもしやすそうで、安心と思って選びがちですが避けるのが賢明です。

 

派手すぎるスーツが仕事で向いていない理由

派手な印象を演出する明るすぎる色に目立ちやすい柄はビジネスの文化・フォーマルな環境が求められる職場では不向きな傾向です。

ビジネスシーンでは「信頼性」が重要となります。派手すぎる色柄は「軽率」というマイナスな印象に捉えられることがあります。

会社や職場の服装規程からも外れ、周囲から浮いてしまうことがあります。

派手すぎる色柄のスーツは避けて、控えめなスーツを選ぶことがおすすめです。

 

派手なスーツを着れるシーンはいつ?

派手なスーツは仕事では不向き、でも販売がされているってことは着れるシーンがある。

派手なスーツはいったいどこで着れるのか?

派手なスーツは華やかなシーンで着ることができます。

例えば、パーティやカクテルパーティ、結婚式、ファッションイベント、アーティスティックな雰囲気が求められる演劇やコンサートで着ることができます。

華やかさが求められるシーンで控えめなビジネススーツは華やかさがないので、避けられるのが賢明です。

 

茶色のスーツ・カーキのスーツは仕事で使える?

 

「人と違うスーツが着たい」「オシャレなスーツが着たい」ということで茶色のスーツやカーキのスーツを選びたいという人もいます。

茶色のスーツ、カーキのスーツは働く業界や職場の服装規定や雰囲気によっては着れなくありません。

しかし仕事のスーツの数を持っていない、仕事のスーツの1着目としておすすめではありません。

基本のネイビー、グレーといった色のスーツを持ったうえで選ぶならおすすめですが、持っていないなら最初はネイビー・グレーを選ぶようにしましょう。

スーツを着る機会が少ないので、あえてオシャレなスーツを選びたいという人もいます。

スーツを着る機会が少ないのであれば、着用機会が少ないからこそ幅広い仕事のシーンで着れるベーシックなネイビー・グレーを選ぶことをおすすめします。

 

仕事スーツの色ではネイビー・グレーどちらのがいいのか?

 

仕事スーツの色の基本は濃いめのネイビー・グレーとご紹介しましたが、ネイビー・グレーどちらがいいのか?

どちらも正解ですが、個人的な仕事スーツのおすすめはネイビー。

 

仕事スーツの色ではネイビーをおすすめする理由

①.コーディネートのしやすさ

②.清潔感

③.季節感を問わない

④.年齢問わず似合いやすい

⑤.バリエーションが多い傾向

 

ネイビースーツはコーディネートがしやすい

スーツではシャツ、タイ、靴とさまざまな色とコーディネートしなければなりません。

スーツを着慣れていない人からするとコーディネートに悩むことも多いです。

ネイビーはさまざまな色と相性がいい傾向なので、コーディネートの幅が広がります。

スーツを着慣れていない人やコーディネートが苦手な人でも使いやすいです。

 

ネイビーのスーツは清潔感を演出

ビジネスシーンでは信頼性が大事。信頼感を得るには「清潔感」が重要です。

ネイビーのスーツは清潔感や真面目さを演出。

さらには比較的汚れが目立ちにくく、清潔感を保ちやすい傾向です。

 

ネイビーのスーツは季節感を問わない

ネイビーのスーツは春夏秋冬オールシーズン着れるカラー。

春夏の明るい色、秋冬の暗い色とも相性抜群。コーディネート方法によってオールシーズン着ることができます。

ネイビーがオールシーズン着れるといっても、選ぶ「生地感」は大事です。透けるような薄い生地、起毛している生地はネイビーといっても着る季節は限られます。

 

ネイビーのスーツは年齢を問わず似合いやすい

ネイビーのスーツは個人的な感覚ですが、顔映りが明るく見える、若々しく見えるということもあり、年齢問わず似合わないという人はあまり見たことがありません。

グレーのスーツでは色合いによっては老けて見えるといったことがありますが、ネイビーでは少ない傾向です。

 

ネイビーのスーツはバリエーションが多い傾向

スーツではネイビーを選ぶ人が多いので、ネイビーでも色合いのバリエーションが豊富。

ネイビーのスーツを選ぶといっても、いくつかの種類から選びたいもの。

暗めのネイビー、明るいネイビー、シャドーストライプが入ったネイビーと色柄が豊富な傾向に加えて、シルエットも細身、レギュラー、大きめと色柄、シルエットとバリエーション豊富な中から選ぶことができます。

 

仕事スーツのネイビーはどこで買えばいい?

 

仕事スーツの色をネイビーと決めたところで、スーツを販売しているお店は数多く、「どこで買えばいいのか?」と悩んでしまいます。

スーツのお店は大きく分けてスーツ量販店、オーダースーツ専門店、ブランド店に分けられます。

どこで買っても正解です。

 

スーツ量販店とは洋服の青山やAOKIといった低価格からスーツを販売しているお店。

オーダースーツ専門店は麻布テーラー、グローバルスタイルなど生地から選んでスーツを仕立てるお店。

ブランドスーツはデザイン性、ファッション性を取り入れたスーツを取り揃えるお店。

 

低価格でスーツを選ぶならスーツ量販店。オーダースーツ専門店でも低価格から販売されているお店もあります。

上半身と下半身のサイズ差がある、サイズが合うスーツがないという人はオーダースーツ店。

デザイン性・ファッション性を重視するならブランド店。

 

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ブランドスーツといってもお店の種類は多い

グレーベスト付きスーツ/裾幅/膝幅

 

ブランドスーツといっても誰もが知るハイブランドのエルメスやルイ・ヴィトン。

スーツブランドの最高峰と言われるブリオーニやキートン。といったブランドスーツ。

ファクトリーブランドのラルディーニやベルベスト。

百貨店に多いブランドのgotairikuやダーバン。

BEAMS、ユナイテッドアローズ、バーニーズニューヨークといったセレクトショップオリジナルスーツ。

ブランドスーツは種類は豊富です。

ハイブランドは何十万円と価格は高く、百貨店ブランド、セレクトショップはハイブランドほと高くありません。

しかし決して安くはありません。選ぶお店によって価格帯は変わりますが、5万円、10万円以上と価格帯は幅広く、選ぶブランドや選ぶスーツによっても変わります。

ブランドのスーツは価格帯の幅は広いです。

予算の兼ね合い、デザイン性、ファッション性で選ばれたらいいです。

個人的にはベルベスト、イザイア、スティレラティーノ、ラルディーニ、タリアトーレなどを愛用しています。

 

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仕事スーツでは何色がいいのか?仕事スーツに向いていない色についてご紹介しました。

スーツを買い慣れていない人や何色がいいのかわからない人は今回ご紹介した内容を参考にしてください。

今回ご紹介した内容が皆様のお役に立てば幸いです。

 

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HIRO

「仕事着」・「ビジネスファッション」・「私服」の情報を発信。 ブランド情報・着こなし方法・マナーをご紹介します。 Instagramでもスーツスタイル、ジャケパンスタイル、私服とコーディネートの参考になる写真をアップしています。

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