衣替え、冠婚葬祭、卒業式、入学式に着たスーツ。
しばらく着ないスーツの保管方法はどうすればいいのか?
スーツの保管方法についてお困りの人も多いです。
スーツの保管はしっかりしないと「虫食い」「変色」「カビ」といった被害にあうこともあるので、キチンと保管したいところ。
スーツ販売歴15年以上の筆者が、スーツの保管方法にお困りの人にスーツの保管方法の基本をご紹介。
しばらく着ないスーツの保管方法でお困りの人は参考にしてください。
スーツの保管方法の基本「クリーニングに出す」
しばらく着ないスーツを長期保管する場合はクリーニングに出すようにしましょう。
入学式、卒業式、冠婚葬祭で「一回しか着ていないのに、わざわざクリーニングに出さないといけないの?」と感じるかもしれません。
スーツは一度着ると見た目がキレイであっても、「皮脂」や「汚れ」が付着します。
「皮脂」や「汚れ」を放置すると「虫食い」の原因になってしまいます。
クリーニングは「もったいない」、「手間」と感じるかもしれませんが、スーツを長持ちさせたいなら、しばらく着ないスーツの保管の際はクリーニングに出すようにしましょう。
スーツの保管方法の基本「ハンガーは厚手のハンガーにかけ替える」
スーツを保管する際に、薄いハンガーにかける人がいますがスーツの保管方法としてはおすすめしません。
薄いハンガーでスーツを保管してしまうと型崩れをおこしてしまう可能性があります。
型崩れをおこさせないためにも、ハンガーは肩に厚みのあるハンガーにかけ替えるようにしましょう。
肩に厚みのあるハンガーだと「プラスチック素材」「木製素材」とありますが、木製素材はスーツの内側の湿気も吸い取ってくれるのでおすすめです。
スーツの保管方法の基本「不織布カバーにかける」
スーツをクリーニングに出すとビニールカバーに入っていることが多いです。
ビニールカバーのまま、スーツを保管する人もいますが、必ず不織布カバーに入れ替えましょう。
不織布カバー・・スーツ購入時に付いてくるカバー。お持ちでなければ、購入することをおすすめします。
ビニールカバーは「湿気がたまりやすい」
ビニールカバーは「湿気がたまりやすい」ので、ビニールカバーのままスーツを保管すると、カビが発生しやすいです。
不織布カバーは通気性が良く、湿気が溜まりにくいです。
カビを発生させないためにも、スーツを保管する際は、必ず不織布カバーに入れ替えるようにしましょう。
ビニールカバーでの保管は「カビ」だけでなく、「変色」「黄ばみ」の原因になることもあります。
スーツの保管方法の基本「防虫剤」「防湿剤」を入れる
スーツを保管する際はクローゼットに入れる人も多いですが、クローゼットは通気性が悪く、湿気がたまりやすい場所です。
「虫食い」「カビ」といったトラブルを防ぐためにも、クローゼットには防虫剤、防湿剤を入れるようにしましょう。
定期的にクローゼットを開放し、クローゼット内の空気の循環をさせるのもおすすめです。
スーツを湿気から守るために風通しのいい場所を選ぶのがいいですが、直射日光にあたる場所だと、スーツが「変色」「色落ち」の原因となるので注意しましょう。
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スーツの保管方法にお困りの人にスーツの「保管方法の基本」についてご紹介しました。
スーツの保管は面倒かもしれませんが、しっかりと保管しないと「一回しか着ていないのに、虫食いやカビなどで着れなくなることがあります」。
スーツの保管でお困りの人は、今回ご紹介した内容を参考にしてください。
今回ご紹介した内容が皆様のお役に立てば幸いです。