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【パラブーツ/ローファー】「ランス」の特徴・サイズ感とは?

パラブーツ/ローファー/ランス

年齢問わず多くの人を魅了するブランド<パラブーツ/Paraboot>。

 

<パラブーツ/Paraboot>のなかでも人気が高いローファー「ランス」とは「いったいどんな特徴なのか?」

「サイズ感はどうなのか?」

 

<パラブーツ/Paraboot>のローファー「ランス」の選びに役立つ特徴とサイズ感をご紹介します。

 

<パラブーツ/Paraboot>とは?

パラブーツ/ローファー/ランス

<パラブーツ/Paraboot>とはフランスのブランド。

 

1908年にレミー・リシャール・ポンヴェールがスタートさせたフランスのシューズブランド。

港町で働く働く人や軍人の足元を支える実用靴として世界的な信頼を得てきた歴史あるブランドです。

 

<パラブーツ/Paraboot>はもともとアルピニスト(登山家)などに向けて靴の製作をおこなっており、登山靴をルーツとした堅牢な作りが特徴のブランドです。

 

<パラブーツ/Paraboot>は創業から100年以上の歴史がある、世界でも知られる革靴ブランドであり、もちろん自国フランスでも高い人気を誇っています。

 

◇ブランド名の由来

フランスの上流階級から登山家まで幅広い客層まで支持を集めていた靴職人のレミー・リシャール・ポンヴェール。

1926年にアメリカへ渡航した際にアメリカ人のラバーブーツを見て、帰国後ゴム底の靴を開発。

ゴム素材にブラジルのパラ(Para)港から直輸入した天然ラテックスを使用したことから<パラブーツ/Paraboot>の名前が名付けられました。

※ラテックスとは・・ゴムの木から採った樹液を加工した天然素材。

 

◇ <パラブーツ/Paraboot>の人気と年齢層

<パラブーツ/Paraboot>は流行とは関係なく愛用ができる名作がズラリ。

 

質実剛健、実用性、履き心地を考えられた作りのため年齢層問わず高い人気があります。

 

おじさんっぽいと感じる人もいるかもしれませんが、独特の丸みのあるフォルムは抜け感を演出できるシューズとして若年層からも愛用されています。

 

<パラブーツ/Paraboot>は年齢層に関係なく愛用できる人気の高いブランドです。

 

<パラブーツ/Paraboot>のローファー人気モデル「ランス」の特徴とは?

パラブーツ/ローファー/ランス

 

■モデル「ランス」とは?

<パラブーツ/Paraboot>といってもモデルはさまざま。

1番人気、2番人気のUチップモデル「シャンボード」、山岳民族の靴であるチロリアンシューズを原型としたモデル「ミカエル」がありますが、ご紹介するローファー「ランス」も人気。

ランスはミカエルのローファー型として登場し、日常使いもできることから高い人気があります。

チロリアンシューズ、チロルダンスシューズの要素も取り入れられています。

ランスはイタリアのカジュアルスタイルで厚底のラバーソールシューズをコーディネートしていたことから、イタリア顧客の強い要望で誕生。

1995年に一度生産を終了したものの、多くのファンによるリクエストによって2009年に復活を遂げました。

復活を遂げてからも高い人気があります。

 

◇<パラブーツ/Paraboot>のローファーモデル「ランス」の特徴

ローファーの特徴といえばスマートで軽やかな印象を演出します。

しかしランスは従来のローファーと異なり、ローファーらしからぬ重厚感があり男らしさと上品さを演出します。

デニム、チノパン、短パンのカジュアルスタイルから、ジャケパンのビジネスカジュアルのスタイルまで幅広くコーディネートが可能なローファーです。

■ランスの魅力的な特徴①

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ランスに限らず<パラブーツ/Paraboot>では靴底であるアウトソールまで自社で製造しているのも魅力のブランドです。

<パラブーツ/Paraboot>ではそれぞれの革靴に適したアウトソールが搭載されています。

ランスのアウトソールには<パラブーツ/Paraboot>を代表するラバーソールの一つ「MARCHⅡ/マルシェ2」が使われています。

高い耐久性、グリップ性、クッション性を兼ね備えています。

 

■ランスの魅力的な特徴②

パラブーツ/ローファー/ランス

ランスでは登山靴やスキー靴などのアウトドア靴で採用されていた「ノルヴェイジャン製法」で作られています。

アッパーとソールの境目にL字型に折れたウェルトを埋めることで、ウェルトとアッパーの水の侵入を防いでくれる利点もあります。

ランスの重厚なシルエットの要因の一つ。

 

■ランスの魅力的な特徴③

パラブーツ/ローファー/ランス

ランスではウェルトとソールを縫い付ける2本の極太ステッチも魅力的な特徴です。

耐久性のアップはもちろん、極太のステッチがほどよいカジュアル感を演出してくれます。

カジュアル感がありながらも華もあるデザイン性はほかのローファーにはないランスならでは。

 

■ランスの魅力的な特徴④

パラブーツ/ローファー/ランス

ランスは履き心地が良いのも魅力的な特徴。

インソール、ライニングでは<パラブーツ/Paraboot>独自の高品質レザーを使用。

ローファーといえば脱ぎ履きをしやすくするために履き口を大きくとっているのが特徴ですが、歩いているとかかとが抜けるデメリットもあります。

ランスではかかとが抜けにくいように履き口を深くとり、パターンによってかかとをしっかりとホールド。

かかと部分のみをスエード素材に変えることで、歩行中のかかと脱げを防止しています。

 

■ランスの魅力的な特徴⑤

パラブーツ/ローファー/ランス

ランスでは「かぶせモカ」で仕上げられているのも魅力的な特徴。

ローファーではU字のモカシン縫いもローファーの重要な要素です。

別パーツをかぶせて縫い上げる「かぶせモカ」、太めのステッチはシルエットを重厚に迫力を演出します。

※モカシンとは・・1枚の革で足を包み込むように作られたもの

アッパー部分のU字状の縫合をモカシン縫いと言われています。

※かぶせモカとは・・縫い合わせ部分から水が侵入してくるのを防ぐため、片方の革が革の継ぎ目を被せるように覆って縫い合わせているモカシン縫いです。

 

■ランスの魅力的な特徴⑥

ランスに限らず、<パラブーツ/Paraboot>の革靴では独自の防水レザーである「リスレザー」が使われているのも魅力的な特徴。

「リスレザー」とはリスの革ではなく、スムースレザーのこと。

正式名称は「LIS WAXI LETHER」。

油分の多いスムースレザー、オイルドレザーの一種です。

高い防水性があります。

オイル含有量の多いリスレザーはオイル分、ロウ分が表面に浮き出る「ブルーム」と呼ばれる現象が起きます。

アッパー部分が白く浮き出るブルームは不良品ではありません。

ブラッシングをすれば、再度オイルがレザーに馴染みます。

手入れでは定期的にリスレザー専用のグリースを用いることが推奨されています。

 

■ランスの魅力的な特徴⑦

パラブーツ/ローファー/ランス

<パラブーツ/Paraboot>の革靴では独自の防水レザーである「リスレザー」が使用されているとご紹介しました。

素材の元となるカーフレザーは生後6カ月の最高級カーフレザーが使用し、フランスのトップクラスの腕持つタンナーによって鞣されています。

最高品質のレザーにオイルを含ませることで上品で高級感ある光沢感があります。
光沢感からフランスの宝石と呼ばれるほどです。

 

<パラブーツ/Paraboot>のローファー「ランス」のサイズ感とは?

パラブーツ/ローファー/ランス

<パラブーツ/Paraboot>のローファー「ランス」のサイズ感は個人的な感想としては「ハーフサイズ」、「ワンサイズ」ほど少し大きめの印象です。

筆者自身はいつもサイズ「27.0」、「8H」、「42」ほどで履いています。

<パラブーツ/Paraboot>のローファー「ランス」をいつもと同様のサイズで履くと余裕があり大きかったです。

ワンサイズ下の「7H」で試してみるとジャストフィットの感じがしました。

しかしランスは先端のシェイプ感がきついためか、履いていると小指を痛める可能性を感じました。

次にハーフサイズ下の「8」を試したところ「サイズにゆとりがあるかな」という感じでしたが「8」を購入しました。

「ローファーはちょうどのサイズで履くべきなのでは?」、「ハーフサイズ大きいとかかとが浮くのでは?」と気になる人もいるかもしれません。

しかし上記でご紹介したように「ランス」はかかとが抜けにくい作りになっています。

実際にランスの「8」サイズでかかとが浮く、パカパカするという感じはありません。

個人的な意見として、<パラブーツ/Paraboot>のローファー「ランス」を検討されるならいつものサイズ感よりもハーフサイズを落としても良いと思われます。

特に小指を痛めたことのある人にはジャストサイズは避けられるのが賢明かと思われます。

 

◇ワンサイズ下でも革が伸びるから大丈夫なのでは?

「ローファーはジャケットサイズで選ぶもの」

「革が伸びるから大丈夫」ということでジャストフィットのサイズを選ぶ人も多いです。

事実、革は履いているうちに伸びて馴染みます。

最初は小指が痛くても馴染んだら痛くなくなったということもあります。

しかしあまりにも痛い場合に無理をして履いていると小指に魚の目などができることがあり、健康面に支障をきたすこともあります。

ジャストサイズで小指が痛い場合は無理をせず、「ローファーはジャストサイズを選ぶ」を無視してハーフサイズを選ぶことをおすすめします。

 

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<パラブーツ/Paraboot>のローファー「ランス」の価格

パラブーツ/ローファー/ランス

公式ホームページで確認したところ、「ランス/REIMS」の価格はおおよそ¥79,200(税込)。

2022年8月1日より、昨今の資材、物流価格の高騰により価格改定が起きています。

<パラブーツ/Paraboot>のローファー「ランス」選びに役立つ特徴とサイズ感をご紹介しました。

 

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感想(4件)

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今回ご紹介した内容が皆様のお役に立てば幸いです。

 

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「仕事着」・「ビジネスファッション」・「私服」の情報を発信。 ブランド情報・着こなし方法・マナーをご紹介します。 Instagramでもスーツスタイル、ジャケパンスタイル、私服とコーディネートの参考になる写真をアップしています。

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