突然の雨、強い雨、仕事でスーツを着る人は雨でスーツが濡れてしまうことも多いです。
雨でスーツが濡れてしまった際、スーツを放置をしていませんか?
濡れたスーツを放置すると「型崩れ」、「嫌なニオイ」の原因になることもあります。
雨でスーツが濡れてしまったら適切な対処が必要です。
スーツを着るなら知っておきたい!
雨でスーツが濡れてしまったときの対処方法をスーツ販売歴15年以上の筆者がご紹介します。
スーツが雨で濡れてしまったとき知っていると役立ちますので、参考にしてください。
雨でスーツが濡れてしまったときの対処方法
スーツが雨に濡れてしまったときは「ハンカチ」「ペーパータオル」で水分をとる必要があります。
水分を取る際に気をつけたいのが水分の取り方。
摩擦を発生させないよう、「軽く叩いてとる」ようにしましょう。
強く擦ってしまうと摩擦で繊維を傷めてしまうことがあります。
雨で濡れたスーツの乾燥方法
スーツは乾燥させる際は型崩れを防ぐために厚手のハンガーにかけ、風通しのいい場所で陰干しをするようにしましょう。
8割程度乾燥した状態でスチームアイロンを使うとシルエットをキレイに保つことができます。
乾燥後は天然のブラシでブラッシング。毛並みを整えることで、生地の弾力性や光沢感が復活します。
乾燥器、ドライヤー、直射日光など高温での乾燥は避けるようにしましょう。
パンツの折り目にも注意
パンツの折り目のクリースラインが雨で濡れてしまったら、タオルで挟み、手のひらで圧迫して吸水するようにしましょう。
ハンガーにかける際は、裾口を上、腰部分を下にすると乾きも早くなります。
大雨でスーツがびしょ濡れになったら?
スーツが大雨でびしょ濡れになってしまったら、家庭のケアだけだと、型崩れ、シミ、嫌なニオイの原因となってしまいます。
できるだけ早くクリーニング屋に持っていくようにしましょう。
ライトグレーやグレーなどの明るい色のスーツだと、雨ジミが残ってしまうことや色ムラができてしまうこともあります。
雨に濡れたスーツを放置するとどうなる?
雨で濡れたスーツを放置すると乾いた際に「生地表面に凹凸感」、「表面がボコボコ」になることがあります。
生地表面に凹凸感やボコボコ感が出てしまうと、見た目から清潔感が損なわれてしまい、見栄えが悪くなってしまいます。
湿気や汚れが残るとカビや雑菌が繁殖しやすくなります。ニオイ面でも不快なニオイが発生し、清潔感に欠けてしまいます。
スーツの型崩れ、不快なニオイの発生を防ぐためにも、雨で濡れたら早急に対処するようにしましょう。
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雨でスーツが濡れてしまったときの対処方法をご紹介しました。
水分を叩いてとる対処方法は面倒かもしれません。放置すれば勝手に乾くしと思い、濡れたまま放置してしまうと雨ジミなどができてしまい危険です。
雨でスーツが濡れてしまったら素早い対応で、適切な対応をすることでスーツのダメージを最小限にすることができます。
雨でスーツが濡れたらスーツを長持ちさせるためにも、素早い対応をするようにしましょう。
今回ご紹介した内容が皆様の参考になれば幸いです。