夏の通勤電車で感じる“あのニオイ”…あなたも不安を感じていませんか?
毎朝の通勤電車やオフィスで、「なんだか湿ったような嫌なニオイがする…」と感じたことはありませんか?
自分では気づきにくいけれど、周囲の目線や距離感が気になり、「もしかして自分…?」と不安になる人も多いです。
夏のビジネスファッションは汗や湿気で服が乾きにくく、気づけば“生乾き臭”が発生してしまうことも。
生乾き臭は周囲を不快にし、自身の印象を下げてしまいます。
自身の印象を下げないために、スーツ販売歴15年以上の筆者が生乾き臭の原因と解決法をご紹介。
ビジネスファッションで生乾き臭が不安な人は参考にしてください。
生乾き臭はビジネスマナー違反!原因を知ってしっかり対策を
夏のビジネスファッションで発生しやすい“生乾き臭”は、知らず知らずのうちに周囲を不快にさせ、あなたの印象を大きく損なう「ビジネスマナー違反」です。
生乾き臭を解決するには、原因を正しく知り、しっかりと対策することが大切です。
生乾き臭の正体と発生メカニズム
なぜ夏の服から生乾き臭が発生するのでしょうか?
その理由は、洗濯後にしっかり乾かしきれなかった衣類に「モラクセラ菌」などの雑菌が増殖し、これが独特の嫌なニオイを発するからです。
特に、汗をよく吸うシャツやインナー、スーツの裏地などは湿気がこもりやすく、菌の温床になりがちです。
ありがちな失敗と「やってはいけない」NG行動
例えば、洗濯したシャツを部屋干しし、そのまま生乾きのまま着て出勤。また、汗をかいたスーツやワイシャツをそのまま放置して、翌日もう一度着てしまうといった人がいますが、これらはどちらも生乾き臭の原因になります。
【よくあるNG行動】
- 洗濯後、部屋干しで風通しが悪い場所に干す
- 汗をかいた服をすぐに洗わず放置
- 柔軟剤の香りでごまかすだけ
これらの行動は、逆にニオイを悪化させることもあります。
ニオイは自分よりも他人の方が敏感に感じるため、知らず知らずのうちに「不潔」「だらしない」と思われてしまう可能性があります。
今日からできる!生乾き臭を防ぐ4つの具体的対策
① 洗濯は「すぐ」「しっかり」
汗をかいた衣類はできるだけすぐに洗いましょう。
放置すると菌が増えます。漂白剤や抗菌洗剤を活用し、雑菌の繁殖を防ぐことも大切です。
もちろんです!②の続きをPREP法でまとめ、③④も続けてご提案します。
② 乾燥は「短時間で」「徹底的に」
衣類はできるだけ早く、しっかりと乾かすことが生乾き臭を防ぐカギです。
洗濯後の衣類に水分が残っていると、雑菌が繁殖しやすくなり、生乾き臭の原因になります。
■天気の良い日は風通りの良い場所で広げて干す
■部屋干しの場合は扇風機やサーキュレーターで風を当てる
■乾燥機を使うのも有効
これらの工夫で短時間でしっかり乾かしましょう。
乾燥を徹底するだけで、生乾き臭を大きく防げます。
③ 衣類の収納は「完全に乾いてから」
衣類は完全に乾いてから収納しましょう。
少しでも湿気が残っていると、クローゼット内で再び雑菌が繁殖してしまいます。乾き残りが心配なときは、裏返してもう一度干すようにしましょう。
収納時のひと手間が、清潔感ある服を保つポイントです。
④ 定期的な「洗濯槽の掃除」も忘れずに
洗濯機本体の清潔を保つことも生乾き臭予防に重要です。
洗濯槽の汚れやカビが、洗濯したはずの衣類にニオイを移すことがあります。
■月に1度は専用クリーナーで洗濯槽を掃除する
■洗濯機のフタを開けて湿気を飛ばす
洗濯機自体のケアが、ニオイ知らずの服を作ります。
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自身の印象を下げないために、スーツ販売歴15年以上の筆者が生乾き臭の原因と解決法をご紹介しました。
生乾き臭はビジネスファッションが整っていても、一瞬で自身の印象をマイナスにし周囲を不快にしてしまいます。
自身の印象、周囲を不快にしないためにも生乾き臭のケアはしっかりとおこないましょう。
今回ご紹介した内容が皆様のビジネスファッションの参考になり、お役に立てば幸いです。