クールビズやウォームビズを含め、年々高まる「オフィスカジュアル」・「ビジネスカジュアル」。
普及が加速する「オフィスカジュアル」・「ビジネスカジュアル」ですが、働くビジネスマンでも違いやNGな服装を知らなくて困っている人も多いです。
「オフィスカジュアル」・「ビジネスカジュアル」とは一体何なのか?
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルの違い・NGの着こなし・人気のあるアイテムについてご紹介します。
「オフィスカジュアル」と「ビジネスカジュアル」とは?
そもそもよく耳にする「オフィスカジュアル」・「ビジネスカジュアル」。
そもそも「どんな服装何なのか?」という疑問を持つ人が多くいます。
◇オフィスカジュアルとは?
仕事をする上で最低限の礼儀をふまえた服装。
◇ビジネスカジュアルとは?
お客様の対応・取引先に訪問しても失礼のない服装。
ビジネスカジュアルは「ビジカジ」とも言われています。
次では「オフィスカジュアル」と「ビジネスカジュアル」をもっと詳しく、違いについてご紹介します。
「オフィスカジュアル」と「ビジネスカジュアル」の違いとは?
働くビジネスマンの中には「オフィスカジュアル」と「ビジネスカジュアル」は一緒の服装だと考えている人がいます。
この二つには違いがあります。
「ビジネスカジュアル」で行かないといけないシーンで「オフィスカジュアル」の服装で出向いてしまうと相手に失礼にあたることや恥をかいてしまうことがあります。
「オフィスカジュアル」と「ビジネスカジュアル」はこれからどんどん増えて行くことが予想される服装です。
この二つの違いを理解しておくことはこれから仕事をしていく上で重要です。
オフィスカジュアルの服装とは?
オフィスカジュアルは基本的にお客様の対応がなく、会社が認める働きやすいカジュアルな服装。
お客様の対応がない、カジュアルな服装だからといって服装は何でも良いというわけではありません。
あくまでも最低限の礼儀を踏まえた仕事に取り組む服装・会社のルールに従ったカジュアルな服装です。
ビジネスカジュアルの服装とは?
ビジネスカジュアルはお客様の対応・取引先の訪問をすることを前提としたカジュアルな服装です。
スーツほどキッチリとしていなくても、お客様に清潔感を与えられるスーツに準ずる服装のことを指します。
◇「オフィスカジュアル」と「ビジネスカジュアル」の違いのポイント
オフィスカジュアルとビジネスカジュアルの違いは「お客様の対応」をするかどうかが大きなポイントです。
お客様の対応がないオフィスカジュアルは会社のルールに従ったカジュアルな服装。
お客様対応があるビジネスカジュアルは「カジュアル」と言えどもお客様を意識した服装になります。
この二つの違いを比べるとオフィスカジュアルの方が「ラフ」で、ビジネスカジュアルの方が「キッチリ」とした傾向になります。
「オフィスカジュアル」と「ビジネスカジュアル」は違いがありますので、一緒にせず間違いのないようにしなければなりません。
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルのNGな着こなし
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルには共通して「清潔感」・「周囲から浮かない」ということが求められます。
そのため「清潔感に欠ける」・「周囲から浮く格好」はどちらの職場でもふさわしくないNGな服装になります。
清潔感に欠ける・周囲から浮く「NGな服装」の具体例をご紹介します。
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルのNGな着こなし具体例
▪︎シワが目立つ、シワになりやすい服装
→→だらしない印象なってしまいます。
▪︎派手な色柄、奇抜な色柄の服装。
→→周囲から浮いてしまいますので不向き。
▪︎スニーカーやサンダル。
→→一般的に「オフィスカジュアル」・「ビジネスカジュアル」ともに向いていませんので避けられるのが賢明。
▪︎デニム、ジーパン・短パン。
→→カジュアルな印象になってしまうので避けられる方が良いです。
(デニム・ジーンズが許される会社であってもダメージジーンズは清潔感に欠けてしまいますのでNGとなります。)
▪︎Tシャツやパーカーなど。
→→カジュアル過ぎるため避けられるのが賢明。
▪︎ファッション雑誌などで多い靴下の色を差し色として取り入れる。
→→派手すぎる差し色は周囲から浮いてしまう可能性があるので避けられた方が賢明。
「オフィスカジュアル」・「ビジネスカジュアル」のNGな着こなしの具体例をご紹介しました。
デニム・ジーンズ・スニーカー・Tシャツなど、NGな着こなしとしてご紹介した服装でも会社によって良いとされている会社もあります。
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルを始めるにあたって、まずは会社の雰囲気や規定を確かめることも重要です。
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルは
NGなポイントを踏まえた上、
お客様の有無を確認し、
「清潔感」を大事に、
「周囲から浮かない」、
「会社の規定・ルールに従った」、
「ベーシックカラー」でまとめるのが良いとされます。
【冬のインナーはタートルネックで決まり。】コーディネートが簡単におしゃれに決まる理由とは?
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルではどんな服装がいい?
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルの普及が広まるにつれて、「どんな服装を選べば良いのか?」と悩んでいるビジネスマンが非常に多いです。
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルの服装では
「単品ジャケット」
「単品スラックス」
「襟付きシャツ」
「革靴」
を合わせるコーディネートが多いです。
合わせやすく人気のある「オフィスカジュアル」・「ビジネスカジュアル」の人気アイテムをご紹介します。
◇単品ジャケット
単品ジャケットのなかでもウール素材の「紺のジャケット」はシャツ・スラックスともに合わせやすく、誰でも似合いやすい傾向のため、人気があります。
◇単品スラックス
ウール素材の「チャコールグレー(黒に違いグレー)」・「ミディアムグレー」・「ネイビー」などのスラックスは清潔感を演出しやすい。
ジャケット・シャツとも合わせやすいため人気があります。
◇シャツ
シャツの襟型では「ボタンダウン」のシャツは人気があります。
ボタンダウンシャツは襟先がボタンで留まっているシャツのことです。
ボタンダウンシャツはスーツに合わせるドレスシャツと違い、スポーティーでカジュアルな印象でノータイでもだらしなく見えないため、人気があります。
◇革靴
多くの人がスーツで履く革靴はレースアップシューズと言われるフォーマル度が高い革靴が多い傾向です。
レースアップシューズでも「内羽根」・「外羽根」と分かれており、「内羽根」はフォーマル度が高く、「外羽根」の方がカジュアルになります。
つま先に飾りがある革靴も内羽根に比べてカジュアルになります。
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルの革靴で「内羽根」を選んでしまうと堅苦しい印象になってしまいます。
そのためオフィスカジュアル・ビジネスカジュアルの革靴では「外羽根」の革靴や「つま先に飾りのある革靴」、「ローファー」が人気があります。
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルで「見た目」を演出する人気のアイテムをご紹介しました。
近年では「見た目」だけでなく「機能性」に優れた働きやすいジャケット・スラックス・シャツ・革靴も人気があります。
機能性では伸縮性のある「ストレッチ」・「ジャージ」素材、「シワになりにくい」・「シワにならない」素材、「洗える」素材なども人気があります。
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルの服はどこで買えば良いのか?
上記でもご紹介したように「オフィスカジュアル」・「ビジネスカジュアル」は年々需要が高まっています。
そのためスーツ量販店・セレクトショップ・百貨店など様々な店舗・ブランドで取り扱われています。
▪︎価格を求めるなら「量販店」。
スーツ量販店(青山・AOKI)。どこで買うのが正解?特徴をご紹介。
▪︎トレンドやスタイリッシュさを求めるなら「セレクトショップ」。
青山、ユニクロ以外でスーツが欲しい人にはセレクトショップオリジナルスーツがおすすめ。(ビームス・ユナイテッドアローズ・シップス・アーバンリサーチ・トゥモローランド・エディフィスetc)
▪︎ラグジュアリー感とスタイリッシュさを求めるなら「百貨店」。
百貨店に多いスーツブランド10ブランドまとめ(五大陸、ダーバン、ブルックス、マッキントッシュ、リング、ティモシー 、リチャードジェームスetc)
展開している店舗やブランドによってアイテムに違いがあるので、
「自分自身の求める価値観に合った店舗やブランド」を選ばられたら良いと思います。
「オフィスカジュアル」・「ビジネスカジュアル」についての違いやNGの具体例をご紹介しました。
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルは普段スーツしか着ない人からすれば、「どのような格好をすれば良いのか」難しいと思います。
オフィスカジュアルやビジカジについて悩まれている人に今回ご紹介した内容が参考になれば幸いです。