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ビジネスマンなら知っておきたい!お葬式でローファーはOK?NG?失礼にならない靴の選び方とマナー

 

ビジネスマンとして取引先、会社の上司、同僚のお葬式に参列する人も少なくありません。

突然のお葬式に参列する際、「どんな靴を履けばいいのか?」と悩んだ経験はありませんか?

特にローファーはビジネスシーンで定番の靴ですが、お葬式で履くのはマナー的にOKなのでしょうか。

スーツ販売歴15年以上の筆者が、お葬式の靴選びの基本マナーや、ローファーが適切かどうかを詳しく解説します。

ビジネスマンとして恥をかかないためにも、お葬式の革靴選びを知っていると役立ちます。

 

お葬式での靴選びの基本マナー

 

お葬式や葬儀に参列する際には、服装だけでなく靴にも気を配ることが大切です。

特に「お葬式 靴 マナー」を守ることで、遺族や参列者に対して失礼のない印象を与えることができます。

ここでは、お葬式にふさわしい靴の条件や、避けるべきNGな靴について詳しく解説します。

お葬式にふさわしい靴の条件とは

お葬式に適した靴には、いくつかの条件があります。主なポイントは以下の通りです。

- **黒色のシンプルなデザイン**

お葬式では、黒色の靴が基本です。装飾や光沢の少ない、シンプルなデザインを選びましょう。

- **革靴が基本**

男性は紐付きのプレーントゥやストレートチップ(内羽根)、女性はパンプスが一般的です。素材は本革や合成皮革が無難です。

- **ヒールの高さは控えめに**

女性の場合、ヒールは3~5cm程度の低めが理想です。ピンヒールや高すぎるヒールは避けましょう。

- **つま先やかかとが隠れるもの**

つま先やかかとが出るサンダルやミュールはマナー違反とされています。

これらのポイントを押さえることで、お葬式にふさわしい靴を選ぶことができます。

NGとされる靴の特徴

お葬式では控えた方がよいNGな靴の特徴も知っておくことが大切です。以下のような靴は避けましょう。

- **派手な装飾やブランドロゴが目立つ靴**

ビジューやリボン、大きなバックルなどの装飾がある靴は控えましょう。

- **カジュアルなデザインの靴**

スニーカーやブーツ、サンダル、スリッポンなどのカジュアルな靴はお葬式にはふさわしくありません。

- **明るい色やツヤの強い靴**

黒以外の色や、エナメルなど光沢が強すぎる素材は避けてください。

- **汚れや傷が目立つ靴**

清潔感のない靴や、汚れ・傷が目立つものは失礼にあたるため、きちんと手入れされた靴を履くようにしましょう。

これらの「お葬式 靴 NGポイント」を押さえて、マナーに沿った装いを心がけましょう。

 

ローファーはお葬式でOK?NG?

 

お葬式や葬儀に参列する際、「ローファーでも大丈夫かな?」と悩む方は少なくありません。

結論から言うと、ローファーは基本的にはお葬式の正式な場にはふさわしくないとされていますが、場合によっては許容されることもあります。

ここでは、ローファーがマナー違反になる場合や例外について解説します。

そもそもローファーとはどんな靴?

ローファーは、ひもやバックルなどがなく、足を滑り込ませて履くタイプの革靴です。

カジュアルにもフォーマルにも使えるデザインですが、お葬式などの厳粛な場では「カジュアル寄り」と見なされやすい特徴があります。

ローファーがマナー違反になる場合

お葬式や葬儀では、黒のプレーントゥやストレートチップなど、紐付きの革靴が最もフォーマルとされています。

一方、ローファーはカジュアルな印象が強く、特にタッセル付きや金具付き、飾りのあるデザインはNGです。

参列者が多い正式な葬儀やビジネス関係の葬儀では、ローファーは控えるのが無難です。

例外的に許容されるケースは?

突然の訃報で手持ちの靴がローファーしかない場合や、家族葬や親しい方だけの小規模な葬儀では、清潔感があり飾りのない黒のローファーであれば許容されることもあります。

ただし、地域や家のしきたりによって異なるため、心配な場合は主催者に事前に確認しましょう。

失礼にならない靴の選び方とポイント

お葬式で失礼にならない靴を選ぶことは、故人や遺族への敬意を示す大切なマナーです。

■おすすめの靴素材・色・デザイン

- 素材:本革や合成皮革のマットな質感が基本。エナメルやスエードは避けましょう。

- 色:男女ともに黒がマナー。茶色やグレー、明るい色はNGです。

- デザイン:プレーントゥやストレートチップ(内羽根)など、シンプルな紐付きの靴が最適です。金具や派手な装飾のないものを選びましょう。

 

どうしてもローファーしかない場合の対処法

 

どうしても黒のローファーしか手元にない場合は、以下のポイントに注意しましょう。

- できるだけシンプルで光沢のないデザインを選ぶ

- 汚れや傷がないか事前にチェックし、きれいにしておく

マナーを守ることで、突然の訃報にも落ち着いて対応できます。お葬式の靴選びに悩んだ際は、ぜひ参考にしてください。

 

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スーツ販売歴15年以上の筆者が、お葬式の靴選びの基本マナーや、ローファーが適切かどうかをご紹介しました。

ローファーはお葬式ではカジュアル寄りの認識なのでNG。恥をかかないためにもお葬式での革靴選びではローファーは避けるようにしましょう。

今回ご紹介した内容が皆様の参考になれば幸いです。

 

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「仕事着」・「ビジネスファッション」・「私服」の情報を発信。 ブランド情報・着こなし方法・マナーをご紹介します。 Instagramでもスーツスタイル、ジャケパンスタイル、私服とコーディネートの参考になる写真をアップしています。

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