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ビジネスカジュアル

秋冬ジャケット×メンズニット活用ガイド!ビジネスカジュアルに相性抜群の選び方

 

「秋冬のビジネスカジュアル、もっと洗練させませんか?」

ジャケットのきちんと感と、ニットの柔らかな印象。

この2つを組み合わせるだけで、季節感と上品さを両立した理想のスタイルが完成します。

垢抜けたビジネスカジュアルスタイルにもなり、秋冬のビジネスカジュアルの人気スタイルでもあります。

しかし、ビジネスマンの多いお悩みとして、

- ジャケットとニットの色の合わせ方
- インナーの厚みや生地感のバランス
- 職場で浮かない着こなしのポイント

…これらを間違えると、せっかくのコーデが野暮ったく見えてしまうことも。

そこで本記事では、スーツ販売歴15年以上の筆者が、「秋冬ジャケット×メンズニット」で作る、誰でもすぐ実践できる洗練ビジカジの選び方と着こなしテク**を、わかりやすくご紹介。

 

秋冬ビジネスカジュアルにジャケット×メンズニットが人気な理由

 

秋冬のビジネスカジュアルでは、ジャケットとメンズニットの組み合わせが年々注目度、人気を増しています。

その理由は、見た目の上品さと季節に必要な防寒性を同時に満たしつつ、オンオフ両方で活躍する万能さにあります。

ひとつの着こなしでビジネスシーンから休日のお出かけまでこなせるため、効率的でスマートなワードローブ作りに直結します。

オフィスでの好印象を生む組み合わせ

オフィスでは、清潔感と信頼感を演出することが重要。

ジャケットの構築的なシルエットに、柔らかなニットを合わせることで、堅すぎず砕けすぎない絶妙なバランスが生まれます。

特に秋冬は寒さ対策としても効果的で、室内ではニットの柔らかさが「親しみやすさ」を感じさせ、外ではジャケットが「きちんと感」を保ってくれます。

ポイント

ネイビーやチャコールグレーのジャケットはフォーマル感が高く、淡色ニットと合わせると顔まわりが明るく見える。

防寒性と動きやすさを両立する

秋冬はどうしても防寒重視の服選びになりがちですが、ジャケット×メンズニットならスタイルを崩さず防寒性を確保できます。

ニットは保温性が高く、ジャケットは風を防ぐため、外出時の寒風にも安心。

さらに、伸縮性のあるニットの快適さとジャケットの立体的な仕立てが、デスクワークでも外回りでも動きやすさを確保します。

ポイント

ジャケット×メンズニットコーデは「防寒・動きやすさ・デザイン性」の3つを同時に叶える冬の万能コンビ。

休日にも着回せる汎用性の高さ

ビジネス用に買ったジャケットとニットを、休日スタイルにも活用できればコスパが抜群です。

デニムやチノパンと組み合わせれば、リラックス感を出しつつも大人の落ち着きをキープ。

秋冬の旅行やカフェ巡りなど、軽快でありながら品のある印象を与えてくれます。

もし、仕事関連や趣味でゴルフをするのであれば、行き帰りのスタイルとしても活用できます。

この着回し力こそが、多くの人がジャケット×ニットを選ぶ最大の理由です。

 

ジャケットに合わせるメンズニットの選び方

 

秋冬のビジネスカジュアルスタイルでは、ジャケット×メンズニットが人気ですが合わせ方が印象を左右します。

素材・色・厚み・ネックデザインを正しく選べば、温かさと品格を両立できます。

素材(ウール・カシミヤ・コットン)の特徴と選び方

ウール:保温性が高く、しっかりした質感。スーツライクなジャケットにも好相性。

カシミヤ:柔らかく軽いのに高い保温力。高級感があり、商談や会食にもおすすめ。

コットン:通気性に優れ、軽快な印象。秋口や暖房が強い環境に最適。

ポイント

上質さ、保温性を重視するならウールやカシミヤ素材がおすすめ。

色選びの鉄則(ネイビー・グレー・ベージュ)

定番カラーはコーデの安定感を生みます。

ネイビー:信頼感と知的さを演出。どのジャケットにも馴染む万能色。

グレー:落ち着きと上品な雰囲気。ストライプやチェックのジャケットにも合わせやすい。

ベージュ:柔らかな印象で、ブラウン系ジャケットとの相性抜群。

ポイント

ジャケット×メンズニット選びで迷ったときはネイビーを選べば安心です。

ジャケットのシルエットに合うニットの厚みと形

細身ジャケット:ハイゲージ(薄手)ニットでスマートなラインを崩さない。

リラックスシルエットのジャケット:ミドルゲージ(中厚手)で程よいボリューム感を。

オーバーサイズジャケット:ローゲージ(厚手)でもOK。冬のカジュアル寄りスタイルに。

ポイント

ジャケットのフィット感に合わせてニットの厚みを変えることが、着膨れ防止の秘訣。

Vネック・クルーネック・モックネック・タートルネックの使い分け

Vネック:シャツとのレイヤードに最適。タイドアップにも◎

クルーネック:シンプルで汎用性大。インナー使いでジャケットの存在感を引き立てる。

モックネック:襟元がすっきりしつつ、暖かさも確保。程よくモード感あり。

タートルネック:冬の防寒とエレガンスを両立。無地ジャケットと好相性。

筆者おすすめはハイゲージのモックネック

ビジネスカジュアルの場面ではハイゲージのモックネックが非常に便利。

薄手でジャケットを美しく着こなせ、襟元のラインが凛とした印象を与えます。特にネイビーやチャコールグレーを選べば、場面を選ばず着用可能です。

ポイント

モックネックはジャケットの首元が汚れにくいというのもメリットです。

 

カラー&柄の組み合わせで印象を自在に操る方法

 

ジャケット×メンズニットスタイルは色や柄の選び方で印象を大きく左右します。

グレー×ネイビージャケットの組み合わせは、落ち着きと知的さを演出し、ビジネスシーンにも好相性。

対してネイビー×グレージャケットは、爽やかで軽快なイメージを与え、カジュアルな場にも適しています。

またブラック×チェックジャケットは引き締め効果が高く、着こなし全体をシャープに見せるのが魅力です。

基本は無地をベースにしつつ、細かいヘリンボーンリブ編みでさりげない変化を加えると、視覚的な奥行きが出て着こなしがワンランクアップします。

グレー×ネイビージャケット|知的で落ち着いた印象を演出

知的さや安定感を求めるなら、この組み合わせが最適。グレーの柔らかいトーンがネイビーの深みを引き立て、ビジネスでもカジュアルでも活躍します。

ネイビー×グレージャケット|爽やかで軽やかな雰囲気に

ネイビーが持つ清潔感に、グレーの軽さが加わり、爽やかでフレッシュな印象に。オフィスカジュアルや週末の外出にもおすすめです。

ブラック×チェックジャケット|シャープで引き締まった着こなし

ブラックをベースにしたチェック柄は、視覚的にスリムな印象を作ります。モノトーンコーデとの相性も抜群で、クールな雰囲気を演出可能です。

無地が基本|細かい柄で上級者の着こなしに

無地ジャケットはどんな場面でも使いやすい万能アイテム。そこに細かいヘリンボーンやリブ編みを加えることで、さりげない動きや表情が生まれます。

 

失敗しないための注意点&NGコーデの見極め方

 

ジャケット×ニットの組み合わせは、ビジネスでもカジュアルでも好印象を与えられる万能スタイルですが、ちょっとした選び方のミスが「だらしない印象」に変わっしまい台無しにしてしまうことも。

ここでは、見落としがちな失敗ポイントと避けたいNGコーデの具体例を紹介します。

スーツ、ビジネスカジュアル販売のプロが教える「失敗しやすい」組み合わせを知れば、明日からのコーデに自信が持てます。

ニットの厚みが合わずジャケットが膨らむ

ジャケットのフィット感は非常に重要。

厚手ニットを無理に合わせると、肩や袖周りが不自然に膨らみ、全体のシルエットが崩れます。

特にスリムフィットのジャケットは厚みとの相性をチェックし、中厚〜薄手のニットを選びましょう。

試着時には実際にインナーを着た状態でジャケットを羽織るのがおすすめ。

派手すぎる色・柄でビジネス感が薄れる

ビジネスシーンでは、落ち着いた色や柄が好まれます。

蛍光色や極端に派手なチェック柄は、オシャレさがありますが、ビジネスシーンによっては信頼感や知的な雰囲気を損なう原因に。

ビジネスカジュアル慣れていないなら、無地や控えめなヘリンボーンなど、視覚的に安心感を与えるパターンを選びましょう。

「ビジネス寄り」か「カジュアル寄り」かを色で明確に分けることが、自身の印象を良くする成功のカギとなります。

 

小物・靴でさらに洗練度アップ

 

ジャケット×メンズニットスタイルをさらに洗練した雰囲気を演出するなら小物や靴の選び方も重要です。

足元やアクセサリーが整うことで、コーデ全体がワンランク上のスタイルに。

ここでは季節感・統一感・上品さを演出するテクニックをご紹介します。

 

革靴・ローファー・ブーツ・スニーカーの合わせ方

靴選びはジャケットの雰囲気の方向性を決める大切な要素です。

革靴:ビジネスライクな装いに。フォーマル度を上げたい時におすすめ。

ローファー:スマートカジュアルに最適。軽快さと品の良さを両立。

ブーツ:秋冬コーデにボリューム感をプラス。男らしさも演出。

スニーカー:程よくカジュアルダウンしたい時に◎。

ジャケット×スニーカーは色をモノトーンに統一すると清潔感を保てます。

ベルトや時計で統一感を出す

コーディネートの完成度を上げる秘訣は素材・色の統一です。

ベルトと靴の色を揃えることで違和感のない仕上がりに。

時計のベルト素材を靴に合わせれば、さらにまとまり感がアップ。

「色×素材」の統一は簡単で、効果絶大な高見えポイントです。

マフラーで季節感をプラスする

寒い季節はマフラーを活用することで機能性とおしゃれを両立することができます。

無地マフラーはシンプルで上品、柄物はコーデのアクセントに最適。

ジャケットの色とマフラーの色を同系色にすると落ち着いた印象に。

ウールやカシミヤ素材のマフラーは、大人の上品さを引き上げます。

 

ジャケット×メンズニットスタイルコーディネート例(シーン別)

 

ビジネスや職場環境に合わせて、ジャケットとインナーの組み合わせを工夫することで、第一印象を格上げできます。

ここでは、オフィス勤務・商談・カジュアル寄りの職場という三つのシーンに分け、即戦力になる着こなし例をご紹介します。

オフィス勤務コーディネート例

■ネイビージャケット+ホワイトモックネック

落ち着いたネイビーに清潔感のあるホワイトを合わせることで、信頼感と爽やかさを演出。

オフィスの定番スタイルとして着回しやすく、同僚や上司にも好印象になりやすい組み合わせ例です。

小物はシンプルな革ベルトや控えめな腕時計でまとめ、全体をスマートに見せましょう。

商談コーディネート例

■ネイビー・グレージャケット+黒モックネック

ネイビーやグレーのジャケットはフォーマル度が高く、堅実な印象を与えるため、商談にぴったり。

インナーの黒モックネックは落ち着きと知性を感じさせ、ビジネスの場で自信を持って振る舞える空気をつくります。革靴やローファーを合わせるとさらに品格がアップ。

カジュアル寄りの職場コーディネート例

チェックジャケット+モックネック・タートルネック

チェック柄ジャケットは遊び心やクリエイティブさを表現でき、カジュアルな職場やクリエイター業にぴったりです。

インナーはモックネックやタートルネックを合わせることで、カジュアルさの中にも上品さをプラス。

スニーカーやブーツで足元にほどよい抜け感をつくると、全体のバランスが整います。

 

長持ちさせるお手入れ方法

 

秋冬ジャケットとニットの組み合わせを長く美しく保つためには、正しいお手入れが欠かせません。

数シーズン着用しても形や風合いを損なわないために、以下のポイントを実践しましょう。

ニットはハンガー掛けせず平置き保管

ニットはハンガー保管による伸びや型崩れが起こりやすいため、平置き保管がおすすめです。

タンスや衣装ケースにたたんで収納することで、肩部分の伸びを防ぎ、美しいシルエットを維持できます。

「ニットはシーズンオフも平置き保管。肩の型崩れ防止にはハンガーを使わないのが鉄則」

毛玉はこまめにケア

毛玉は見た目の清潔感と高級感を左右します。

毛玉を放置すると、全体の印象が一気にカジュアルダウンするため、毛玉取りブラシや電動毛玉クリーナーでこまめにケアしましょう。

摩擦が起こりやすい袖口や脇部分は特にチェックが必要です。

「毛玉は週1回チェック&ケア。見た目の清潔感アップが長持ちの秘訣」

手洗い or ドライクリーニングで風合いを保つ

ニットを家庭の洗濯機で洗うと、縮みや形崩れのリスクが増加します。手洗いドライクリーニングを選び、繊維の柔らかい風合いをキープしましょう。

洗剤はウールやカシミヤ用の中性タイプを使用し、乾燥は平干しがベストです。

 

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まとめ

 

ジャケット×メンズニットスタイルは、防寒と品格を両立できる秋冬最強のビジネスカジュアルスタイルともいえます。

種類・素材・カラー選びを工夫すれば、印象を自在にコントロールでき、ビジネスシーン、カジュアルシーンごとに最適な着こなしが可能になります。

「秋冬ジャケットにニットを合わせれば、防寒・品格・汎用性の三拍子そろったスタイルが完成」

秋冬ジャケット×メンズニットコーデ、ニット選びでお困りの人は参考にしてください。

今回ご紹介した内容が皆様の参考になれば幸いです。

 

 

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「仕事着」・「ビジネスファッション」・「私服」の情報を発信。 ブランド情報・着こなし方法・マナーをご紹介します。 Instagramでもスーツスタイル、ジャケパンスタイル、私服とコーディネートの参考になる写真をアップしています。

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