「ボタンダウンシャツにネクタイって、ビジネスシーンでOKなの?」
スーツ販売歴15年以上の筆者が、ボタンダウンシャツの特徴や歴史、ビジネスマナー上の注意点、そしておしゃれに着こなすコツまでご紹介します。
ボタンダウンシャツとは?その起源と特徴
ボタンダウンシャツは、襟先にボタンが付いたシャツのことで、もともとは19世紀末にアメリカのブルックス・ブラザーズがポロ競技用として開発しました。
ボタンダウンシャツは競技中に襟がバタつかないようにする機能的デザインが特徴です。
ボタンダウンシャツの特徴
- 襟先を固定するボタン付き
- カジュアルな印象を持ちやすい
- ノーネクタイでも襟がキレイに見える
ボタンダウンシャツとネクタイの組み合わせはビジネス的に「あり」か?
結論から言えば、**状況によってはあり**です。
ただし、ビジネスシーンの「フォーマル度」が高い場面では不向きとされることがあります。
ボタンダウンシャツが 許容されやすい場面
- オフィスカジュアルな職場
- 社内会議や日常業務
- カジュアルフライデー
ボタンダウンシャツを避けるべき場面
- 公式な会議やプレゼンテーション
- 顧客や取引先との初対面
- 冠婚葬祭や公式行事
ボタンダウンシャツにネクタイを合わせるときのマナー
■襟のボタンは必ず留める
ボタンダウンを着てネクタイを締める場合、襟のボタンを開けたままにするとだらしない印象になります。
■ネクタイはややカジュアル寄りを選ぶ
素材や柄でバランスを取ると好印象です。ニットタイや小紋柄は相性抜群です。
■スーツやジャケットとの相性を考える
コンフォート感のあるアンコンジャケットやスポーツコートと組み合わせると一体感が出ます。
おしゃれに見せるコーディネート例
- **ネイビーのボタンダウン+ボルドーのニットタイ+グレージャケット**
- **白のボタンダウン+チェック柄タイ+ネイビースーツ(カジュアルカット)**
- **ストライプボタンダウン+無地タイ+チノパン+ジャケット**
ビジネス・カジュアル両面での着こなし
ボタンダウンシャツは基本カジュアル寄りのシャツ。
ネクタイを合わせる場合は場面のフォーマル度を見極める
襟ボタンは**必ず留める**ことがマナー。
ネクタイやスーツはカジュアル度を調整して選ぶ
ボタンダウンシャツはビジネスシーンでは人気があり、使いやすさは抜群。
しかし、着こなしを間違えてしまうとダサく見えることもあるので、注意しましょう。
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スーツ販売歴15年以上の筆者が、ボタンダウンシャツの特徴や歴史、ビジネスマナー上の注意点、そしておしゃれに着こなすコツまでご紹介しました。
ボタンダウンシャツにネクタイは、厳密なフォーマルの場では避けた方がよいものの、ビジネスカジュアルや普段のオフィスワーク、オシャレを楽しむシーンでは十分に「あり」です。
TPOを意識すれば、こなれ感のあるスタイルを演出できます。
ボタンダウンシャツの着こなしで悩む人は今回ご紹介した内容を参考にしてください。
今回ご紹介した内容が皆様のお役に立てば幸いです。