ビジネスマンとして欠かせないアイテムの一つが「腕時計」。
当たり前のように利き腕と逆につけていますが、腕時計はなぜ利き腕と逆につけるのが常識なのでしょうか?
実は、その付け方には合理的な理由と、仕事を円滑に進めるためのメリットが隠されています。
スーツ販売歴15年以上の筆者が、腕時計を利き腕と逆につける3つの理由と5つのメリットをご紹介。
正しい腕時計の付け方を知り、ビジネスマナーをワンランクアップさせましょう。
腕時計はなぜ利き腕と逆につける?基本の理由
■利き腕とは?右利き・左利きの違い
利き腕とは、もっとも使いやすく、日常的に道具を操作する際に主に使う腕のことです。
日本人は右利きが多いですが、左利きの方もいます。
日常動作の多くを利き腕で行うため、時計をつける腕にも違いが出てきます。
■腕時計の歴史とビジネスマナー
腕時計が普及し始めた20世紀初頭、欧米の軍人や紳士たちは利き腕の逆側につけるのが一般的でした。
これは、文字盤が見やすく、利き腕で作業をしながら時刻確認ができるためです。現在のビジネスマナーでも、腕時計は利き腕の逆側につけるのが「スマート」とされています。
■実際の付け方とその根拠
右利きの方は左手首、左利きの方は右手首につけるのが基本です。
これは日常動作の妨げにならず、時計本体やリューズ(つまみ)の操作もしやすいという実用的な理由からです。
腕時計を利き腕と逆につける3つの理由
■操作性の向上
利き腕でリューズの操作やベルトの着脱がしやすくなり、時間調整もスムーズです。
■傷や故障のリスク軽減
利き腕は物に触れる機会が多いため、逆側につけることで時計が傷ついたり故障したりするリスクを軽減できます。
■周囲への配慮とプロフェッショナルな印象
書類を渡す時や名刺交換の際、時計が邪魔にならず、相手にスマートな印象を与えられます。ビジネスシーンでのマナーとしても重要です。
利き腕と逆につける5つのメリット
■時間確認のスマートさ
書類作業やパソコン操作中でも、自然な動作で時間を確認できます。
■長時間の装着でも疲れにくい
利き腕と逆にすることで筋肉への負担が減り、長時間つけても疲れにくくなります。
■書類やキーボード操作の邪魔にならない
腕時計が机やキーボードにぶつかることが少なく、仕事効率もアップします。
■腕時計の寿命が延びる
傷や衝撃が減ることで、時計本体の寿命が長くなり、メンテナンスコストも抑えられます。
■ビジネスマンとしての信頼感アップ
きちんとした付け方で、相手にプロフェッショナルな印象を与え、信頼感が高まります。
逆につける際の注意点と選び方
■腕時計のサイズ・デザイン選びのポイント
手首の太さや時計の大きさを確認し、フィット感のあるものを選びましょう。文字盤の向きやリューズの位置もチェックが必要です。
■TPOに合わせた腕時計の選び方
ビジネス、カジュアル、フォーマルなどシーンに合ったデザインや機能の腕時計を選ぶことで、より好印象を与えることができます。
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スーツ販売歴15年以上の筆者が、腕時計を利き腕と逆につける3つの理由と5つのメリットをご紹介しました。
腕時計を利き腕と逆につけることで、操作性や耐久性が高まり、ビジネスシーンでも信頼される印象を持たれます。
自分に合った腕時計を正しく身につけて、仕事もプライベートもスマートに過ごしましょう。