春夏秋冬のオールシーズンで着るワイシャツ。
ワイシャツを着る人の悩みでは、洗濯後の「アイロンがけ」。着用後の「クリーニングへの持ち込みと引き取り」。
忙しいビジネスマンにとって、ワイシャツのケアがストレスになっている人も多いのではないでしょうか。
ワイシャツのケアがラクで時短になると言われる「形態安定のワイシャツ」。本当に時短になるのか?
スーツ販売歴15年以上の筆者が、形態安定のワイシャツについてご紹介。
形態安定のワイシャツが気になる人は参考にしてください。
そもそも形態安定のワイシャツとは?
形態安定ワイシャツは「時短シャツ」として人気のあるワイシャツ。
洗濯後もシワになりにくく、ノーアイロンや軽いアイロンがけで着用できるので、通常のワイシャツに比べて手間がかからないということで人気があります。
形態安定のワイシャツは何故シワにならない?
形態安定加工されたワイシャツは、特殊な樹脂加工によって繊維が形を保ちやすくなっています。
そのため、洗濯後も型崩れやシワが発生しづらいのです。
例えば、一般的な綿100%のワイシャツは洗濯後に強いシワができてしまい、きれいに着るには丁寧なアイロンがけが必要です。
一方、形態安定ワイシャツは、脱水後すぐにハンガーにかけて干せば、アイロンなしでも十分な見た目をキープできます。
忙しい人にとって、形態安定ワイシャツは手間なアイロンがけやクリーニングを不要とし、「時短」と「清潔感」を両立できる強い味方です。
形態安定ワイシャツのメリット
形態安定ワイシャツは、手間が省けて見た目も良く、コスパも優れています。
1枚で「洗濯後のアイロンがけ不要」「いつでもきれいな見た目」「時間の節約」といった利点が得られるためです。
■形態安定ワイシャツの嬉しいメリット例
【時短】朝の忙しい時間、帰宅後のゆっくりとしたい時間、休みの日の趣味やのんびりとしたい時間、アイロンがけに10分かかっていたとして、週5回で月に約3時間も短縮可能です。
【コスパ】クリーニング代の節約にもなります。自宅で洗ってそのまま着られるので、1回数百円のクリーニング代が不要です。
【清潔感】シワや型崩れが目立ちにくいので、急な外出や会議でも安心して着用できます。
形態安定ワイシャツは、時間もお金も節約しながら、常にきれいなワイシャツを維持したい人にとって嬉しい1着です。
形態安定ワイシャツのデメリット
形態安定ワイシャツは嬉しいメリットがありますが、素材感や耐久性において注意すべきポイントがあります。
形態安定加工には合成樹脂が使われるため、天然素材の風合いや肌触りがやや劣る場合があります。また、長期間の使用で加工効果が薄れるという欠点も。
■形態安定ワイシャツのデメリット例
【肌触り】綿100%のシャツと比べて、ややパリッとした感触や、通気性の弱さを感じることがある。
【加工の劣化】使用や洗濯の回数が増えるごとに形態安定効果が弱まり、徐々にシワが目立ちやすくなる
【選択肢】柄やデザインのバリエーションが、一般的なワイシャツよりも少ない場合がある。
形態安定ワイシャツは便利ですが、快適さや長持ちを重視する場合は、素材や加工の特性をよく見極めて選ぶ必要があります。
形態安定ワイシャツはどこで買える?
形態安定ワイシャツは人気のワイシャツなので販売先は多数。
価格が安いスーツ量販店から幅広いお店で販売されています。
ワイシャツのサイズが合わないとお悩みの人であってもオーダーワイシャツのお店でも販売されています。
サイズが合わなくてお困りの人でも形態安定のワイシャツを着ることができます。
筆者は衿型やサイズ感にこだわるので、オーダーで形態安定のワイシャツを作っています。
スーツ販売歴15年以上の筆者が、形態安定のワイシャツについてご紹介。
形態安定ワイシャツはストレスになる洗濯後のアイロンがけが少なくなるので、忙しい人にとって時短になる嬉しいワイシャツです。
ワイシャツのアイロンがけがストレス、面倒と感じる人は一度試されてはどうでしょうか?
今回ご紹介した内容が皆様のワイシャツ選びの参考になれば幸いです。