ビジネススタイルで着るスーツのパンツやスラックス。
仕事で着るビジネスパンツの多くには「クリースラインはいるのか?」と疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。
クリースライン(センタープレス、センタークリース)は、スラックスやスーツパンツの前身頃と後身頃の中心に、アイロンやプレス機で入れられた縦の折り目のことを指します。
スーツ販売歴15年以上の筆者が、パンツのクリースラインはいるのか?についてご紹介。
ビジネスパンツのクリースラインがいるのか?と気になる人は参考にしてください。
気になる!スーツ・スラックスのクリースラインはいる?
ビジネスパンツにはクリースライン(折り目)は必須です。
特にスーツのパンツやジャケパンのスラックスでは、クリースラインがあることで「清潔感」や「きちんと感」が際立ち、ビジネスシーンで好印象を与えます。
クリースラインは、パンツの美しいシルエットを保ち、清潔感を演出するために欠かせないポイントです。また、ビジネスマナーとしても重要視されており、折り目のあるパンツは「きちんとした人」という印象を与えてくれます。
クリースラインはいる!クリースラインのメリット!
- **見た目の清潔感**
クリースラインがあることで、パンツが整った印象になり、だらしなく見えることを防げます。
- **シルエットの維持**
きれいな折り目はパンツのセンターを強調し、脚を長く、スタイル良く見せる効果も期待できます。
- **ビジネスシーンでのマナー**
クリースラインがあるかどうかで、相手に与える印象も大きく変わります。しっかりとしたラインは「きちんと感」を演出することができます。
■クリースラインの注意点
クリースラインは湿気や雨で消えやすいので、こまめなアイロンがけや、雨の日の着用に注意しましょう。折り目はパンツの中心に、ヒップ下から裾まで真っ直ぐ入れるのが基本です。
クリースラインが消えた!復活させるには?
クリースライン(センタープレス)が消えてしまった場合は、自宅でアイロンを使って復活させることが可能です。適切な方法を守れば、生地を傷めず、見た目も美しく保てます。
■クリースラインを復活させる手順
まず、スラックスを裏返して縫い目を合わせ、クリースラインの位置を正確に決めます。次に、当て布を使い、スチームアイロンをクリースラインに沿ってスタンプを押すように垂直にプレスします。
アイロンの温度は低温から中温で調整し、生地が傷まないよう注意が必要です。プレス後は形を整え、冷めるまでそのまま置いておきます。
頻繁なアイロンがけや高温は生地を傷める原因になるため避けましょう。
自宅での作業が難しい場合や、よりきれいに仕上げたい場合はクリーニング店に相談するのも効果的です。
クリースラインは正しい手順と注意点を守れば、消えてしまったクリースラインも自宅で手軽に復活させることができます。
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スーツ販売歴15年以上の筆者が、パンツのクリースラインはいるのか?についてご紹介しました。
ビジネスパンツのクリースラインは、ただの折り目以上の意味を持ち、ビジネスシーンでの印象を大きく左右する重要な要素です。
常にきれいなクリースラインを保つことで、ビジネススタイルを洗練させることができます。
今回ご紹介した内容が皆様のビジネススタイルの参考になれば幸いです。
今回ご紹介した内容が皆様のお役に立てば幸いです。