「夏のオフィス、みんな同じような服装でなんだか埋もれてしまう...」
そんな不安、感じたことはありませんか?
ビジネスマンの多くでは、暑さ対策だけを優先して毎日似たようなビジネスカジュアルになりがち。
自分なりの個性も出したいけれど、TPOや清潔感も大事。
ビジネスカジュアルではどこまで自由にしていいのか、迷いながら毎朝クローゼットの前で悩む方も多いはずです。
スーツ販売歴15年以上の筆者が、量産型になりがちな夏の定番ビジネスカジュアルについてご紹介します、
「量産型」になりがちな夏のビジネスカジュアル定番パターン
多くの人が「量産型」になってしまう夏のビジネスカジュアルには明確な理由があります。
夏のオフィススタイルは、快適さ・清潔感・無難さが最優先されるため、どうしても同じようなアイテムや組み合わせに偏りがちです。
特に日本のビジネスシーンでは、目立ちすぎる服装が好まれない傾向が強く、「周りと違いすぎない」ことを求めてしまいます。
その結果、個性が埋もれ、量産型スタイルに陥ってしまうのです。
例えば、以下のようなコーディネートが典型的な「量産型」と言えるでしょう。
■量産型ビジネスカジュアル
- 白シャツ×黒orネイビーのスラックス
- 無地のポロシャツ×チノパン
- 紺ブレザー×白シャツ×グレーのパンツ
- シンプルなローファーやスニーカー
- オーバーサイズのTシャツにスラックス
どれも清潔感があり無難ですが、会議室やランチタイムに目を向けると、同じようなスタイルの人ばかり。
小物もシンプルなトートバッグやリュックが多く、個性を感じにくいのが現状です。
「量産型」から抜け出すには、まずそのパターンを自覚することが第一歩です。
量産型を脱却!個性を出せる夏のビジカジテクニック
夏のビジネスシーンでも、ちょっとした工夫で自分らしさを演出し、量産型から脱却できます。
ビジネスカジュアルは「自由度」があるからこそ、少しだけ意識を変えることで大きな差が生まれます。
個性を出すポイントは、「色使い」「素材」「小物」「シルエット」の4つに集約されます。
主張しすぎず、でも印象に残るテクニックを取り入れることで、埋もれがちなオフィスファッションも自分らしいものに変えられます。
■個性を演出する具体例
色使い・・定番の白・ネイビーだけでなく、淡いブルーやライトグレー、ベージュ、くすみカラーのシャツやパンツを選ぶことで、涼しげで自分らしい印象に。
素材・・リネンやシアサッカーなど、夏らしい素材を選ぶことで季節感と個性が両立。例えば、リネン混のジャケットはカジュアル過ぎずおしゃれ度アップ。
小物・・時計やベルト、バッグで差をつける。レザーストラップの腕時計、カラーソックス、シンプルなサコッシュなどでさりげなく個性を出せます。
シルエット・・細身だけでなく、ややゆったりしたパンツやシャツを選ぶことで、トレンド感と抜け感をプラス。
さらに、ジャケットを脱いだ時のインナーや、袖まくりの仕方にもこだわると、細部まで自分らしさが表現できます。
大切なのは、**全体のバランスを意識すること**です。
例えば、上下ともにゆったりしたシルエットを選ぶ場合は、足元をすっきりまとめたり、インナーをタックインすることでメリハリをつけると洗練された印象に。
また、色使いも多色使いし過ぎず、2〜3色に抑えることで大人っぽさが際立ちます。
量産型が多いビジネスカジュアル!「自分らしさ」を加えるコツ
量産型のビジネスカジュアルにならないためのコツとしては、普段から好きな色や小物をワンポイントで取り入れること。
例えば、お気に入りのバングルや、個性的な柄のハンカチをポケットに忍ばせるのもおすすめです。
量産型・個性派でも**清潔感を忘れずに**
どんなにおしゃれなコーディネートでも、シワや汚れがあると台無しになってしまいます。
服のケアや靴磨きも、夏のビジネスカジュアルでは重要なポイントです。
量産型のビジネスカジュアルであっても、個性派であっても清潔感は忘れないようにしてください。
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