ファッション雑誌やオシャレなショップで見かける「ダブルスーツ」。
ダブルスーツはおじさんのスーツといった印象は過去のこと。
ファッション感度の高いオシャレな男性はダブルのスーツを着こなしています。
スーツが好きな人やファッションにこだわる男性は
「ダブルスーツを着て仕事をしたい」
と思っている男性は多いです。
しかしダブルスーツはファッション雑誌やテレビ、ショップでは見かけるが仕事のシーンや世間ではあまり見かけません。
そのため「仕事で着て行っても問題はないのか?」
「ビジネスマナーはどうなのか?」
と心配に思う男性や疑問に思う男性も多いです。
ダブルスーツについてのご紹介と仕事で使えるのか?ビジネスマナーは?仕事で着やすい職場・仕事で着にくい職場についてご紹介します。
ダブルスーツは仕事で使えるのか?
ダブルスーツは職場でも着ている人がいないので「着ても大丈夫なのか?」と不安に思っている人も多いです。
せっかく購入しても着れなければ不必要です。
ダブルスーツはシングルスーツと格式に違いはなく、着る人の年齢も関係ありませんので仕事で使うことは可能です。
しかしダブルスーツはどの仕事でも着れるわけではありません。
仕事で使えるかどうかは勤める職場や職種によって変わります。
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ダブルスーツが着やすい職場と着にくい職場
ダブルスーツが仕事で着やすい職場、仕事で着にくい職場は個人差があります。
ダブルスーツが仕事で着やすい職場と仕事で着にくい職場の傾向をご紹介します。
ダブルスーツが着やすい職場
■服装にうるさくない職場
現在、仕事の服装ではビジネスカジュアルやオフィスカジュアルの取組みが進み、昔と比べて服装の自由化が進んでいます。
ビジネスカジュアルやオフィスカジュアルを取り入れている企業。
若い人や海外の人が多い職場。
堅い社風でない職場だとダブルスーツは着やすい職場となります。
業界的にはアパレルやIT、マスコミなどの業界やお客様と接しない職種の人は着やすい傾向です。
ダブルスーツが着にくい職場
■服装に厳しい職場
ダブルスーツは格式、年齢に関係なく着れるスーツです。
しかし服装に厳しい職場だと昔からの固定概念や規律によって着にくい傾向があります。
年功序列などの慣習も強く残っている傾向があるので、生意気や失礼といったことを言われるかもしれません。
自分自身の会社が服装に厳しいと感じる、年齢が若いのであればダブルスーツの着用は見送った方が身のためかもしれません。
業界的に公務員、金融などの業界や目上の人と接することが多い職種の人は着にくい傾向です。
ダブルスーツは今では着る男性は少ないかもしれませんが、年々着る人は増えています。
仕事の服装であるビジネススタイルも年々変化しています。
今では着にくい職場であっても将来的には着れる職場になっているかもしれません。
ダブルスーツとは?そもそもどんなスーツ?
多くのビジネスマンが着用するスーツはシングルスーツ。
ジャケットのボタンが2つ、3つボタンが付いたデザインのスーツ。
ダブルスーツはジャケットのボタンが2列ずつ並んでつき、前身の上前と下前部分を大きく重ね合わせるデザインのスーツ。
ジャケットの右と左を重ね合わせてボタンを閉めるデザインということです。
ダブルスーツはヨーロッパでは「ダブルブレスデッドスーツ」。
日本においては「ダブル」、「ダブルブレス」、「両前」などと様々な呼び方で呼ばれています。
ダブルスーツはおじさんっぽい?
ビジネスシーンでは現在シングルスーツが一般的です。
ダブルスーツはバブル時代に年齢を問わず流行したデザインです。
そのためダブルスーツは「おじさんっぽい」、「古臭い」イメージを持つ人がいます。
バブルの頃に流行ったものと現在のダブルスーツは違います。
バブルの頃に流行したダブルスーツは「ゆったりとしたシルエット」が特徴。
現在のダブルスーツは身体にフィットする「スマートなシルエット」が特徴です。
現在のダブルスーツは見た目もシャープでスッキリとしているのでオシャレな雰囲気を演出することができるスーツです。
ダブルのスーツの種類。主流は?
ダブルスーツはフロントボタンが2列に並んで配列され、ボタンの数が4つ、6つあるのが一般的なデザインです。
ボタンの数が「4つボタンの1つ掛け」。
「4つボタンの2つ掛け」。
「6つボタンの1つ掛け」。
「6つボタンの2つ掛け」。
「6つボタンの3つ掛け」。
さまざまな種類があります。
主流としては「4つボタンの1つ掛け」、「4つボタンの2つ掛け」、「6つボタンの2つ掛け」。
ダブルスーツのボタンの並び方はどれがいい?
ダブルスーツはボタンの数だけでなくフロントボタンの配列にも種類があります。
ボタンの並びが並列に並んだ「オールインライン」、V字型に並んだ「スプレッドアウト」と種類があります。
人気のあるデザインはV字型の「スプレッドアウト」の「6つボタンの2つ掛け」。
見た目のカッコ良さ、着こなしを楽しめるので人気が高く評判の良いデザインです。
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ダブルスーツの格式。年齢層は?偉い人が着るスーツ?
ダブルスーツは見た目の重厚感、着る人が目上、役職の偉い人の着用率の高さからシングルスーツより格式が高いというイメージを持つ人が多いです。
しかしそれは周囲の抱いたイメージであり事実とは異なります。
ダブルスーツのはじまりは19世紀の中頃。
軍人のマントや乗馬用の衣装だったものが男性用の上着として用いられたのがはじまりといわれています。
シングルスーツも同じような流れを辿っています。
ダブルスーツ、シングルスーツの歴史を紐解いていくと格式に違いがありません。
ダブルスーツは偉い人のスーツとイメージはあるかもしれませんが、格式に違いはなくイメージが先行しているだけです。
ダブルスーツは役職や年齢に関係なく若い人でも着用することができます。
ダブルスーツを着るとどんなイメージ?
現在のダブルスーツはウエスト部分がシェイプされているスッキリとしたシャープでスタイリッシュなデザインが主流。
ダブルスーツは着用するとエレガントな男性的な雰囲気とファッション感度の高いオシャレな印象を与えてくれます。
ダブルスーツはファッション感度の高い男女ともに好印象になります。
シングルスーツに比べ重厚感があり貫禄が出ます。
エレガントで男性的な雰囲気を演出するのがダブルスーツの魅力でカッコ良いのです。
ダブルスーツは間違ったイメージから着る人の年齢や役職、立場によって偉そうに見える、生意気と捉えられることがあるというも認識しておかなければなりません。
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ダブルスーツのビジネスマナー
ダブルスーツを仕事のビジネスシーンで着用する際は「着丈の長さ」、「パンツのシルエット」に注意する必要があります。
着こなし方法を間違うとビジネスマナーに反した野暮ったい印象となってしまいます。
ジャケットの着丈の長さに注意
スーツではシルエットがスッキリとしたスタイルが好まれる昨今、ダブルスーツのジャケットではダボっとした雰囲気を持つものも多いです。
ダボっとした雰囲気ではスタイリッシュな雰囲気に欠け野暮ったく、フォーマルなイメージも出てしまいます。
ダブルスーツのジャケットはジャストフィットのサイズ感を選び、着丈の長さもやや短めを選ぶことでスタイリッシュな雰囲気を演出することができます。
ジャストフィットといってもピタピタのサイズ感は「安っぽいスーツ」に見えるのでジャストフィットを目安にすることをオススメします。
パンツのシルエットに注意
パンツのシルエットにおいてもジャストフィットのサイズ感が昨今の主流。
ゆとりのあるサイズ感、裾がダブつく長過ぎる股下は野暮ったい雰囲気となってしまいます。
パンツのシルエットでも適度な細身のサイズ感、裾の長さはハーフクッションからノークッションにすることでスタイリッシュな雰囲気を演出することができます。
ダブルスーツを買うならどこがいい?
ダブルスーツを買うならオーダースーツで作ることをおすすめします。
現在主流となっているスーツはシングルスーツ。
ダブルスーツを取り扱っているお店は少ないです。
ダブルスーツを取り扱っているお店があっても数が少ない。種類が少ない。サイズがない。
ダブルスーツを選べる幅が少ないです。
オーダースーツであれば自分の気に入る生地・サイズでダブルスーツを作ることが可能です。
なかでもカシヤマスマートテーラーは仕上がりも早く、価格も安いのでおすすめです。
ダブルスーツについてのご紹介と仕事で使えるのか?仕事で着やすい職場・仕事で着にくい職場、ビジネスマナーについてご紹介しました。
今回ご紹介した内容が皆様の服装選びの参考になれば幸いです。