「ビジネスカジュアル」とは、スーツほど堅苦しくなく、かつオフィスにふさわしい清潔感・きちんと感を保った服装のこと。
最近では、働き方の多様化により、ビジネスカジュアルを導入する企業が増えています。
しかし、初心者にとっては「何を揃えればいいの?」「失敗しない着こなしは?」と悩みがち。
スーツ販売歴15年以上の筆者が、ビジネスカジュアル初心者のメンズがまず揃えておきたいマストアイテム7選と、その選び方・着こなしのポイントをご紹介します。
これからビジネスカジュアルをはじめる人は、ぜひ参考にしてください。
ビジネスカジュアルとは?初心者のよくある悩み
■ビジネスカジュアルの基本的な定義
ビジネスカジュアルとは、スーツほどかっちりしすぎず、かつオフィスやビジネスシーンに適した清潔感のある服装です。
ジャケットやシャツ、スラックスなどを組み合わせ、Tシャツやジーンズなどカジュアルすぎるアイテムは避けるのが基本です。
ビジカジ初心者が失敗しがちなポイントと注意点
ビジネスカジュアル初心者がよく陥る失敗は、カジュアルになりすぎることや、色合わせ・サイズ感を間違えることです。
ビジネスの場にふさわしい印象を保つためには、清潔感やきちんと感が重要です。失敗しないために押さえておくべき注意点を詳しく紹介します。
失敗しない!メンズのビジネスカジュアルマストアイテム7選
1. ジャケット(テーラードジャケット)
ビジネスカジュアルの基本となるのがテーラードジャケットです。
ネイビーやグレーなど落ち着いた色を選ぶことで、さまざまなシーンに対応できます。
シルエットや素材にもこだわることで、第一印象が大きく変わります。
2. シャツ(白・ブルーの無地シャツ)
清潔感ときちんと感を出すには、白やブルーの無地シャツが最適です。
ボタンダウンやレギュラーカラーなど、シンプルなデザインを選ぶことで着回し力もアップします。
3. スラックス/チノパン
スラックスやチノパンは、ビジネスカジュアルの定番ボトムスです。
カラーはグレーやベージュ、ネイビーが合わせやすくおすすめです。
シルエットは細すぎず太すぎないものを選びましょう。
4. ニット(カーディガン・セーター)
季節の変わり目や寒い時期には、カーディガンやセーターが活躍します。
シンプルなデザインを選ぶことで、シャツやジャケットとも合わせやすく、着回し力が高まります。
5. シンプルな革靴(ローファー・プレーントゥ)
足元はシンプルな革靴を選ぶと失敗しません。
ローファーやプレーントゥのデザインがビジネスカジュアルには最適です。黒やダークブラウンはどんなコーディネートにもマッチします。
6. ベルト(黒・茶のレザー)
ベルトは靴の色に合わせて選ぶのが基本です。
黒や茶のレザーベルトは、ビジネスカジュアルスタイルに必須のアイテムです。シンプルなデザインを選ぶことで、より洗練された印象に。
7. バッグ(ビジネス対応のトート・ブリーフケース)
ビジネスシーンにふさわしいバッグとして、トートバッグやブリーフケースが人気です。収納力やデザイン性だけでなく、素材やカラーにもこだわりましょう。
失敗しないアイテム選び・着こなしのコツ
■サイズ感にこだわる
ビジネスカジュアルをおしゃれに見せるためには、サイズ感がとても重要。
大きすぎず、小さすぎないジャストサイズを選ぶことで、清潔感とスタイルアップが叶います。
■色合わせのポイント
ビジネスカジュアルの着こなしでは、色合わせもコーディネートの印象を大きく左右します。
基本は「ベーシックカラー」を中心にまとめることが失敗しないコツです。
ネイビー・グレー・ホワイト・ブラックなどの落ち着いた色味を軸に、1~2色のアクセントカラーをプラスすると、バランスの良いおしゃれな着こなしが完成します。
また、トップスとボトムスの色のコントラストを意識すると、全体が引き締まって見えます。
季節感を出したい場合は、春夏は明るめ、秋冬は深みのある色を選ぶと◎。
派手な色や柄は小物で取り入れると、ビジネスシーンでも違和感なくなじみます。
-
夏のビジネスファッション|絶対NGな服装5選と職場で失礼にならない着こなし術
夏のビジネスファッションで「これは大丈夫?」と心配、悩んでいませんか? 気温が高くなると、つい涼しさや快適さを優先した服装を選びがちですが、ビジネスシーンでは身だしなみも重要な評価ポイン ...
続きを見る
スーツ販売歴15年以上の筆者が、ビジネスカジュアル初心者のメンズがまず揃えておきたいマストアイテム7選と、その選び方・着こなしのポイントをご紹介しました。
これからビジネスカジュアルをはじめる人や、選び方がわからないという人はぜひ参考にしてください。
今回ご紹介した内容が皆様の参考になれば幸いです。