スーツ・ジャケットに使われる生地ブランドは種類がたくさんあります。
種類の多さにスーツ・ジャケットを買い替えようと思っても、どの生地ブランドが良いか悩む人がいるのではないでしょうか?
スーツ・ジャケットを選ぶ際は生地にもこだわりたいものです。
自分の買ったスーツ、購入を考えているスーツ生地に「ジニョーネ」の生地が使われていれば、評判・特徴を知りたい方は多いのではないでしょうか。
「ZIGNONE-ジニョーネ」はイタリアの生地になります。
生地はブランドによっても特徴は異なりますが、国によっても特徴が変わります。
生地の特徴を知ればスーツ・ジャケット選びが楽しくなります。
「ZIGNONE-ジニョーネ」の評判・特徴についてご紹介します。
1.生地産地はどこが有名?
「ジニョーネ」をご紹介する前に生地の産地をご紹介します。
生地の産地は「イタリアのビエラ」・「イギリスのハダースフィールド」・「日本の尾州」が有名です。
上記の3つは生地の「世界三大産地」と言われ、それぞれ特徴が異なります。
・イタリアのビエラ
イタリアのビエラは良質な水がとれることから「エルメネジルドゼニア」・「ロロピアーナ」・「タリア・デルフィノ」といった有名な生地メーカーが集中しています。
イタリアの生地は「上質な艶」・「柔らかい手触り」・「軽さ」があるのが特徴です。
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・イギリスのハダースフィールド
イギリスのハダースフィールドには「サヴィルクリフォード」・「テーラー&ロッヂ」等、有名な生地メーカーが集中しています。
イギリスの生地はイタリア生地に比べて風合いが硬く感じられるかもしれませんが、「ハリ」・「コシ」があるため、「丈夫」・「耐久性」がある生地が多いです。
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・日本の尾州
尾州は日本のシェア1位を占める毛織物の産地です。
主に高級スーツ・ジャケットの産地であり、イギリス生地に似た「コシ」があるため「耐久性」がある生地が多いのが特徴です。
尾州では長い歴史がある「中外国島毛織」・尾州を代表する「ニッケ(日本毛織)」など多くのメーカーがあります。
2.ZIGNONE-ジニョーネとは?
「ジニョーネ」は1965年に創業した生地メーカーです。
1968年にビエラに移り、「Laniflcio ZIGNONE(ラニフィーチョ ジニョーネ)」と名乗るようになりました。
イタリアビエラでは「ゼニア」・「カノニコ」・「レダ」等、創業100年以上の長い歴史を持つ生地メーカーが多いため、比較すると「ジニョーネ」は新しいメーカーになります。
3.ZIGNONE-ジニョーネの特徴は?
「ジニョーネ」はイタリア生地ならではの「美しい発色」・「艶」・「触れると柔らかい手触り」があります。
種類はSuper100〜、ウールとシルクを混紡した光沢感のある生地など良質な生地が豊富にあります。
「ジニョーネ」の生地を使用したスーツ・ジャケットは「上品」で「大人の色気」を演出することができます。
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4.ZIGNONE-ジニョーネの評判は?
「ジニョーネ」の生地は上記でご紹介したように「見てわかる上品さ」があります。
「アルマーニ」・「バーバリー」・「ボス」など世界的に有名なハイブランドのスーツ・ジャケットでも使用されています。
ハイブランド以外でも「セレクトショップ」・「百貨店のブランドスーツ」、「オーダー店」・「量販店」など幅広く使用されており、雑誌でも取り上げられることがあります。
「ZIGNONE-ジニョーネ」のスーツ・ジャケット・生地は様々なブランドやお店から使用されるているため、「評判は良い」です。
青山、ユニクロ以外でスーツが欲しい人にはセレクトショップオリジナルスーツがおすすめ。(ビームス・ユナイテッドアローズ・シップス・アーバンリサーチ・トゥモローランド・エディフィスetc)
5.ZIGNONE-ジニョーネの生地を選ぶ重要なポイントとは?
「ジニョーネ」は良質な生地です。
しかし「ジニョーネ」を使用したスーツ・ジャケットが必ずしも良いというわけではありません。
「良質な生地」を活かすには「仕立て」が重要です。
生地は湿度によって伸び縮みします。
最適な状態で縫製をしなければ生地の良さを発揮することができません。
イタリア生地のような柔らかい素材は仕立てが難しく、湿度の影響を受けやすいので仕立てるのに技術が必要です。
仕立てが悪いと着用後の「型くずれ」や「着心地の悪さ」につながります。
「ジニョーネ」のスーツ・ジャケットを購入される際は生地も重要ですが「仕立て」も重要視する必要があります。
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6.ZIGNONE-ジニョーネのスーツ・ジャケットを購入する際の注意点
「ジニョーネ」のスーツ・ジャケットは「量販店」で安く販売されていることがあります。
近年、良質な生地を使用しているが仕立てが伴っていないスーツ・ジャケットが増えてきています。
「ジニョーネ」のスーツ・ジャケットに限らず、仕立てが悪いものは「目に見えない部分」を抑えることでコストを削減しています。
コストを削減しているスーツ・ジャケットは「見映え・着心地が悪く」、「型くずれを起こしやすい」傾向があります。
値段が安いのには理由があるので購入の際は注意が必要です。
スーツは絶対に生地だけで選んではいけない。後々後悔しない長く着るためのスーツの買い方。
いかがでしたでしょうか。
人気イタリア生地「ZIGNONE-ジニョーネ」のスーツ・ジャケットの評判・特徴をご紹介しました。
今回ご紹介した内容が皆さまの参考になれば幸いです。