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スーツ生地【スキャバル/SCABAL】はランクが高い?評判・特徴・値段とは?

 

スーツは仕事で自分の印象を左右する大事な道具。

 

せっかくスーツを買うなら「見映えがいい」。

「高品質なスーツ」「高級感のあるスーツ」が欲しいもの。

 

スーツ生地にこだわる人は多いです。

 

スーツ生地といってもブランドがたくさんあり、いったいどの生地ブランドを選べばいいか悩んでしまいます。

 

どの生地ブランドでスーツを作るか悩まれている方は一度「スキャバル/SCABAL」の生地を検討されたらいかがでしょう?

 

 

「スキャバル/SCABAL」の生地は聞いたことはあるけど詳しくは知らない。

「スキャバル/SCABAL」の生地自体聞いた事がない人もいると思います。

 

「見映えがいい」「高級感」「高品質」のスーツ生地を探されている人に向けて、

スーツ販売歴15年以上の筆者が「スキャバル/SCABAL」の生地のランク・評判・特徴・価格についてご紹介。

 

「スキャバル/SCABAL」とはどんな生地ブランド?ランクは?

 

「スキャバル/SCABAL」の生地は高品質で最高級のランク。

「見映え」・「高級感」・「高品質」のスーツ生地を求める人にはオススメの生地ブランドです。

 

「スキャバル/SCABAL」とは1938年にベルギーのブリュッセルで設立された世界最大規模を誇るマーチャント。

 

世界最大規模のマーチャントと言ってもピンと来ない人がいると思います。

スーツの生地ブランドは「ミル」と「マーチャント」に分けられます。

 

「ミル」と「マーチャント」の違い。「ミル」とは?

「ミル」とは織元。

自社の工場で生地のデザインから生産まで一貫しておこなうのが「ミル」。

「ミル」で有名なのがイタリア生地ブランドの二台巨頭とも言われる「Ermenegildo Zegna-ゼニア」や「Loro Piana-ロロピアーナ 」。

ほかにも馴染みが深い人が多い「VITALE BARBERIS CANONCO-ヴィターレ バルベリス カノニコ」、「REDA/レダ」などが「ミル」に分類されます。

 

「ミル」と「マーチャント」の違い。「マーチャント」とは?

マーチャントは毛織商社。

生地を企画し織元に生地の生産してもらい世界各地に提供等をおこなっています。

「スキャバル/SCABAL」はこの「マーチャント」に分類されます。

 

マーチャントでは「スキャバル/SCABAL」のほかに、有名な生地ブランド「DORMEUIL-ドーメル」や「ARISTON-アリストン」などもマーチャントに分類されます。

 

ミルとマーチャントの違い

ミルはデザインから生産まで一貫しておこなっているのでコストパフォーマンスに優れている傾向があります。

マーチャントはミルに比べてコストパフォーマンスは高くなりますが、流行りやデザイン性に優れています。

 

「ミル」も「マーチャント」もどちらにもメリット・デメリットがあります。

 

「スキャバル/SCABAL」は世界で初めて生地バンチを作った有名ブランド

「スキャバル/SCABAL」は世界で初めて生地バンチを作成。

Super100'Sのウール生地やSuper150'Sの生地を作り出した有名ブランドです。

 

※Super150’SなどのSuperは原毛の太さを表すものです。

 

「スキャバル/SCABAL」は創業当初、生地ブランドとしてスタートしましたが、現在ではトータルファッションブランドとして有名です。

「スキャバル/SCABAL」は日本は勿論、ヨーロッパを中心に世界から愛される有名ブランドです。

 

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「スキャバル/SCABAL」の生地の特徴は?

 

「スキャバル/SCABAL」の生地は「見てわかる高級感」、「高品質」、「バリエーションの豊か」があるのが特徴です。

 

着る人の印象を高めてくれます。

 

「スキャバル/SCABAL」はマーチャントでありながらも多くの毛織物工場を傘下に持っています。

イタリア、イギリスから上質な生地を調達。

「スキャバル/SCABAL」の生地は高品質でありながら「ベーシックな色柄」から「デザイン性に富んだ生地」。

色柄だけでなくウール、カシミヤ、シルクなど、素材面でもバリエーション豊富に生地を調達しています。

 

「スキャバル/SCABAL」の生地の特徴「高品質」

「スキャバル/SCABAL」は品質管理を徹底しています。

「スキャバル/SCABAL」を名乗るには厳格な検査をクリアをしないと世に出ることはありません。

 

検査に一切の妥協はありません。

「スキャバル/SCABAL」の生地は最高級の原料使用し、徹底した品質管理をおこなっているので高品質なのです。

 

最高級の原料から生み出される手触り、デザイン性、バリエーションの豊富さ、高品質であるのが「スキャバル/SCABAL」の生地です。

 

「スキャバル/SCABAL」の生地の評判ってどうなの?

 

「スキャバル/SCABAL」の生地は先程もご紹介したように素材、デザイン性の高さ、「最高品質」のため「最高級」のランクと言える生地ブランド。

そのため世界各国にファンが大勢います。

 

政界では元アメリカ大統領やロシアの首相なども着用されていると言われています。

ハリウッドでは数多くの名作映画に衣装協力しています。

「タイタニック」、「メンインブラックII」など皆様が見たことがある有名な映画にも衣装協力をしています。

スポーツ選手でもタイガーウッズ等が着用されていると言われています。

 

著名人の着用、映画への衣装協力、スポーツ選手、一流を知る男達、エレガントな物を知る男達を虜にしめいます。

数多くのファン、愛用者がいることから「スキャバル/SCABAL」の生地は有名で評判が良いと言えます。

 

「スキャバル/SCABAL」のスーツの値段はどれくらい?

 

「スキャバル/SCABAL」の生地は世界でも有数のランクの高い生地ブランド。

スーツをオーダーすると他のブランド生地より値段は高めの傾向にあります。

 

値段としてはお店によってバラバラなので一概には言えません。

ご参考までに値段の安いところで¥60,000円ほどから販売されています。

 

ブランドのスーツで「スキャバル/SCABAL」生地を使ってオーダーすると何十万円〜何百万円するスーツもあります。

 

「スキャバル/SCABAL」は買うお店によって価格は様々ですが、他のブランド生地よりは高い傾向です。

 

しかし品質は最高級ですので、高品質の生地のスーツを探されている方は「SCABAL-スキャバル」を一度チャレンジされたら良いかと思います。

 

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「スキャバル/SCABAL」の生地はどの年齢に人気があるの?

 

「スキャバル/SCABAL」でオーダーしたスーツは見た目がエレガントに加え、着心地が良く気持ちが良いです。

気持ちも引き締まります。

 

上質さから「SCABAL-スキャバル」の生地はしか着ないとこだわりを持つファンがいるほど、「SCABAL-スキャバル」の生地は人気があります。

 

「SCABAL-スキャバル」は先程もご紹介したように高品質で価格帯も少し高めです。

年齢が若い方でスーツを着慣れていない人だと「SCABAL-スキャバル」の良さに負けてしまうことがあります。

 

「スキャバル/SCABAL」の生地は30代半ば〜本物志向で雰囲気が漂う大人の男性に人気があります。

 

「SCABAL-スキャバル」の生地をオーダーする時の注意点とは?

 

 

「SCABAL-スキャバル」の生地はまぎれもなく最高級ランクです。

しかし買う際には注意が必要です。

 

注意する点は生地ではなく「仕立て」です。

仕立てが悪いとせっかくの生地の良さを殺してしまいます。

生地の良さを台無しにするだけでなく、スーツの持ちや着心地も悪くなります。

 

「SCABAL-スキャバル」の生地は既製品のスーツやオーダー屋さんで安く販売されている場合があります。

しかし生地だけ見て買うのでなく仕立ても重要視する必要があります。

 

綺麗にサイズが合った仕立ての良いスーツだと型くずれしにくく、着るごとに体に馴染んでいき着心地が良いです。

型崩れや体に馴染むスーツは芯地や縫製に力が入っています。

※芯地は表地と裏地の間にあるスーツを支える素材

 

芯地の種類

毛芯で仕立てるスーツは総毛芯仕立て(フルキャンパス)、半毛芯仕立て(ハーフキャンパス)、接着芯があります。

 

接着芯とは?

価格が安いスーツは表地と芯地をノリで貼り付ける接着芯を使用している物が多く、接着芯は価格を抑えられるメリットはありますが、何度かクリーニングに出していると型崩れを起こしやすいです。

 

総毛芯仕立て(フルキャンパス)とは?

総毛芯仕立て(フルキャンパス)は天然素材である芯地と表の生地を部分的に縫い合わせる方法です。

型崩れしにくく、スーツに立体感が生まれ、見た目が上品で美しいです。

接着芯に比べて工程数が多くなり時間がかかるので、総毛芯仕立て(フルキャンパス)は値段が高くなります。

 

半毛芯仕立て(ハーフキャンパス)とは?

半毛芯仕立て(ハーフキャンパス)は総毛芯仕立て(フルキャンパス)と接着芯の良いところを利用した仕立て方法です。

衿と肩周りに毛芯を使用し、比較的に影響を受けにくい前身の下部分に接着芯を使用する方法です。

総毛芯仕立て(フルキャンパス)に比べて工程数も少なくなるため、価格が抑えられます。

 

仕立てでは毛芯だけでなく縫製も重要

スーツ生地は湿度によって生地が伸び縮みします。

生地の最適な状況で縫製をしないと湿気を含んだ際に縫い目がボコボコになったりします。

 

良いスーツを選ぶなら縫製も重要です。

 

「SCABAL-スキャバル」の生地を使用したスーツを選ぶなら総毛芯仕立て(フルキャンパス)、半毛芯仕立て(ハーフキャンパス)の仕立ての縫製が良いスーツがおすすめです。

 

スーツは絶対に生地だけで選んではいけない。後々後悔しない長く着るためのスーツの買い方。

 

「スキャバル/SCABAL」のまとめ

 

・ベルギーに本社を置く世界最大規模のマーチャント(商社)

・最高級の原料を使用し品質管理を徹底している最高級ランクの生地

・世界中の著名人からも愛されており、ファンも多いので評判は良い

・本物を知る男達から愛されるブランド

・他のブランド生地に比べて価格が高めだが、素材、品質、デザインに優れている

・「SCABAL-スキャバル」を選ぶなら生地だけでなく仕立ても重要

 

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いかがでしたでしょうか?

「SCABAL-スキャバル」についてご紹介しました。

「SCABAL-スキャバル」は他のブランド生地に比べて価格は高めですが、価格に見合った良さがあります。

スーツのレパートリーの中に勝負服として一着入れても良いと思います。

良い生地をお探しの方は一度チャレンジしてみるのをおすすめします。

 



 

 

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