クールビズの服装がわからない男性も数多くいます。
クールビズがどんな服装が良いのわからないので、「とりあえずスーツのジャケットを脱いでネクタイをはずして出勤する人」もいます。
クールビズでは仕事の相手や取引先に失礼になるような服装、勤める会社で問題がない服装であればジャケットを脱いでネクタイを外しただけでも構いません。
しかしそれではせっかくのスーツをダメにしてしまう可能性や見た目が野暮ったい、仕事のできない中年サラリーマンのような見た目になってしまいます。
クールビズならではの服装をキチンとすれば清潔感があるスマートな印象となります。
クールビズの服装とはいったいどんな服装なのか?クールビズに持っておけば安心のジャケット・ワイシャツ・パンツをご紹介します。
1.クールビズの服装とはいったいどんな服装?
クールビズとは温室効果ガスの削減を目的とした取り組みです。
温室効果ガスの削減のため夏場のオフィスのエアコンの設定温度を28°Cにすることが推奨されており、クールビズの服装はその温度でも働くのに適した服装です。
室内のエアコンの設定温度が28°Cでも適した服装といってもどこまでが良くてダメなのか?
環境省が発表しているクールビズ、スーパークールビズにおける服装のガイドラインがあります。
◇クールビズ
◯は推奨されているものです。
ノーネクタイ ◯
ノージャケット ( ◯ ) 可だが徹底はされていない
半袖シャツ ◯
かりゆしシャツ ( ◯ ) 可だが徹底はされていない
チノパン ( ◯ ) 可だが徹底はされていない
・原則クールビズでNG
ポロシャツ、アロハシャツ、Tシャツ、ランニングシャツ、ジーパン、ハーフパンツ、スニーカー、サンダル
◇スーパークールビズ
ノーネクタイ ◯
ノージャケット ◯
半袖シャツ ◯
かりゆしシャツ ◯
ポロシャツ ◯
アロハシャツ ◯
Tシャツ △ TPOに応じた節度のある着用に限り可
チノパン ◯
スニーカー ◯
ジーパン △ TPOに応じた節度のある着用に限り可
サンダル △ TPOに応じた節度のある着用に限り可
・原則クールビズ、スーパークールビズでもNG
ランニングシャツ、ハーフパンツ
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クールビズとスーパークールビズでは服装の違いがあります。
そのため自分の勤める会社はクールビズ、スーパークールビズのどちらを推奨しているかわからない男性もいると思います。
どちらかわからない人はクールビズやスーパークールビズのどちらでも可とされている「ノーネクタイ」、「ノージャケット」、「半袖シャツ」、「チノパン」を取り入れることがベターです。
クールビズの服装とは温室効果ガス削減によるエアコンの省エネでも働くのに適した服装です。
クールビズはノージャケット、ノーネクタイ、半袖、チノパンを着用しても良い取り組みとされています。
環境省がガイドラインを発表していますが、企業ごとによって服装の規定が異なるので、まずは勤める会社のルールを確認することをおすすめします。
クールビズの省エネでも働ける服装だからといっても必ずTPOを守り、取引先様や仕事関係の周囲には失礼のない服装を心がけるようにしてください。
2.クールビズ時期に持っておくと安心のジャケット
クールビズではノージャケットだといっても取引先様、来客の相手によってジャケットが必要となる場合があります。
クールビズ時期でも持っておくと安心なジャケットは「紺無地のジャケット」です。
紺無地のジャケットは多くのシャツやパンツ・スラックスともコーディネートがしやすく、クールビズ時期でも人気の高い重宝できるジャケットです。
紺無地、グレーの無地の同素材を使ったジャケット、パンツのセットアップスーツもコーディネートがしやすいため人気があります。
紺無地のジャケットは会社に1着置いておくと急にジャケットが必要となった場合でも対応がしやすいジャケットなので1着持っておくと安心のできるジャケットです。
【ユニクロの感動ジャケットと感動パンツは本当に感動する?】気になる特徴と評判をご紹介。
3.クールビズ時期でも持っておくと安心のワイシャツ
クールビズ時期に持っておきたいワイシャツは「ボタンダウンシャツ」です。
「ボタンダウンシャツ」は襟の先にボタンが付いたデザインのシャツです。
襟の先をボタンで留めることで、ネクタイをしなくても襟元が崩れず首元をキチンと見せてくれるオン・オフで使えるシャツです。
ビジネスで頻繁に使われるレギュラーカラーのワイシャツはネクタイをすることが前提なので、ネクタイを外しただけだと野暮ったい印象やだらしない印象になってしまいます。
ボタンダウンシャツはジャケットを着ている状態や脱いでいる状態のどちらでも襟元がキチンとしているので「清潔感」や「スマートさ」を演出してくれます。
クールビズやウォームビズで持っておくと安心感のあるワイシャツです。
成り立ちから「カジュアル」・「スポーティ」な印象をもたらすシャツです。
ノーネクタイでもキチンと見える【ボタンダウンシャツ】。特徴、向き・不向きなシーンをご紹介。
4.クールビズ時期に持っておくと安心のパンツ
クールビズ時期に持っておくと安心のパンツはウール素材の「チャコールグレー」、「ミディアムグレー」のパンツです。
ウール素材のチャコールグレー、ミディアムグレーのスラックスは上品な印象を演出しながらコーディネートがしやすいパンツです。
当然、紺無地のジャケットとも相性が良いです。
コットン素材のチノパンもカジュアル感や動きやすくて良いですが、会社ではどうなのか?
カジュアル過ぎて相手に失礼かもしれない。と考えるならばドレッシーで合わせやすいウール素材のチャコールグレーのミディアムグレーのパンツを持っておくと安心です。
クールビズで少しカジュアルな印象を持たせるのであれば裾上げの方法をシングル仕上げでなく、「ダブル仕上げ」にするとカジュアル感をもたせることができます。
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5.さいごに
クールビズの服装とはいったいどんな服装なのか?クールビズに持っておけば安心のジャケット・ワイシャツ・パンツをご紹介しました。
クールビズでの服装はエアコンを28°Cに設定しても働くのに適した服装と言われています。
クールビズでの暑い時期だからこそ服装は清潔感やスマートさが求められます。
暑いからといって野暮ったい服装や清潔感のない服装をしてしまうと自分の印象を下げてしまいます。
暑い時期だからこそキチンとする必要があります。
今回ご紹介した内容を参考にして頂き、クールビズの暑い時期だからこそ清潔感やスマートさのある服装を心がけるようにしてください。