スーツ・ジャケットの袖先にアクセントを付ける「カフスボタン」・「カフリンクス」。
スーツ・ジャケットのスタイルでは周囲人と差をつけにくいため、
「カフスボタン」・「タイピン」・「ラペルピン」・「ポケットチーフ」といった小物・アクセサリーの活用を考える人は多いです。
なかでもスーツ・ジャケットスタイルのアクセサリーにカフスボタンのチャレンジを考えているが、
「本当にオシャレ・魅力があるのか?」
「人気があるのか?」
「どんなシーンで使えるのか?」
「どんな種類があってどの種類を選べば良いのか?」
とカフスボタンについて知らない人達も多いです。
カフスボタン・カフリンクスとは何なのか?魅力・人気・種類・使えるシーンについてご紹介します。
1.カフスボタンとは?
カフスボタンとはそもそも何なのか?
カフスボタンとカフリンクスとは違うのか?
カフスボタンの起源
について触れたいと思います。
カフスボタン・カフリンクスはワイシャツ・ドレスシャツの袖口を留めるアクセサリー・装身具。
言い方が違いますがどちらもワイシャツ・ドレスシャツの袖口を留めるという目的は一緒です。
「カフスボタン」と「カフリンクス」の違いはカフスボタンという言い方は和製語で、正式には「カフリンクス」といわれています。
海外ではカフスボタンという言い方は通用しません。
カフスボタン・カフリンクスの起源は17世紀のフランスが始まりといわれており、一般に普及するまでは上流階級のアクセサリー・装身具だったと言われています。
現在ではスーツ・ジャケットにこだわる男性に愛されてるアクセサリーです。
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2.カフスボタンの魅力・必要性
一般のワイシャツ・ドレスシャツには袖口にボタンが付いているのでカフスボタン・カフリンクスなんて必要ないと思われている人も多いです。
確かにビジネスシーン・華やかなシーンで必ずカフスを付けないといけないのか?となれば必要性はありません。
必要性だけを求めるとファッションはつまらないものになります。
ファッション・オシャレは楽しむものであり、カフスを付けるだけでスーツ・ジャケット・ノージャケットの際の気分・見映え・印象が変わります。
カフスを付けると袖口の見映え・印象が美しく上品さを演出することができます。
身につけているスーツ・ジャケット・シャツにも高級感を生み出します。
見映え・印象だけでなく、カフスは色やデザインによっては女性に褒められたり話題にもなるアクセサリーです。
カフスボタン・カフリンクスは必ず着用するという義務はないものの、
袖口だけでなく、身につけているスーツ・ジャケット・シャツにも高級感を与え、話題にもなる魅力的なアクセサリーの一つです。
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3.カフスボタンの人気と年齢層
カフスボタンは人気があるのか?年齢層はどのくらいなのか?と疑問を持つ人がいます。
カフスボタンは「周囲のスーツ・ジャケットスタイルの人と差をつけたい」、「高級感を演出したい」・「こだわりを持っている」男性に人気があります。
反対にファッションや見映え・印象に興味がない人ではビジネスシーンでカフスを一回も使ったことがないという人もいます。
カフスボタン・カフリンクスはオシャレに着飾りたい・ビジネスシーンでの印象を気にする人が使うアクセサリーなので、若い人から年齢が高い人まで人気があります。
そのためカフスボタン・カフリンクスの使用には年齢は関係ありません。
カフスは年齢に関係なく使える魅力的なアクセサリーです。
4.カフスボタン・カフリンクスの種類とは?
カフスボタン・カフリンクスは色やデザインが様々ありますが、留める方法にも種類があります。
①.スヴィヴル式(レバー型)
袖穴に通して90度回転させて固定して留めるT字型タイプ。
②.チェーン式
装飾部分と留め具部分が鎖で繋がっているタイプ。
③.紐式
ゴムやシルクで作られたもので、チェーン式のチェーン部分がゴムやシルクになったタイプ。
④.スナップ式
装飾部分と留め具が分かれており、ボタンホールに通した後、スナップボタンで固定して留めるタイプ。
⑤.固定式
ボタンホールにそのまま挿して使うタイプ。
カフスは上記でご紹介したよう種類がありますが、なかでも「スヴィヴル式」が着脱も楽なため人気があります。
スヴィヴル式はデザインもフォーマルなものからカジュアルなものまであるため、フォーマルなシーン・カジュアルなシーンのどちらでも使うことができます。
5.カフスボタン・カフリンクスが使えるシャツ
カフスボタン・カフリンクスはカフスを買っただけでは付けることができません。
カフスを付けるには両袖口にボタンホールがあるワイシャツ・ドレスシャツを購入しなければなりません。
カフスボタン・カフリンクスが付けれるワイシャツ・ドレスシャツをご紹介します。
①.ダブルカフス
「フレンチカフス」とも言われる袖口を折り返す袖口が2重になっているシャツ。
②.テニスカフス
カフスボタン・カフリンクス専用の袖口が一重のシャツ。
③.コンバーチブルカフス
カフスでもボタンのどちらでも留めることができる袖口のシャツ。
なかでも人気があるのは「ダブルカフス」・「コンバーチブルカフス」です。
6.カフスボタンのマナー・使えるシーン
カフスボタン・カフリンクスは年齢に関係なく使えるアクセサリーですが、使えるシーン・マナーがあります。
カフスボタンはビジネスシーンから結婚式・成人式・入学式・卒業式といった華やかにシーンと幅広く使うことができるアクセサリーです。
様々なシーンで使えるカフスですが、付ける際にはマナーがあります。
◇マナー
①.ビジネスシーンでは派手なカフスは付けない
カフスボタン・カフリンクスは様々な色やデザインがあります。
百貨店や紳士のアクセサリーを取り扱う専門店に行けばわかりますが、カフスはシンプルなものから派手なものがあります。
ビジネスシーンでは派手なカフスは「下品」に見えることがあるため不向きとなります。
シンプルなデザインを選ぶか、デザインに困ったらタイピンと同じデザインと合わせるのが安心です。
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②.お葬式・お通夜ではNG
お葬式・お通夜はお悔やみの場なので光るアクセサリーやファッション性は必要ありません。
カフスボタン・カフリンクスはファッション性があり、光るものが多いのでNGとなるのでお葬式・お通夜では付けないようにしてください。
カフスボタン・カフリンクスについてご紹介しました。
カフスボタン・カフリンクスは様々なシーンで
袖口と一緒に身につけているものを上品に演出してくれる魅力あるアクセサリーです。
周囲よりオシャレに見せたい人やこだわりたい人は一度、カフスボタン・カフリンクスにチャレンジされてみてはどうでしょうか?
今回ご紹介した内容が皆様の参考になれば幸いです。
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