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トレーニョとは?イタリア高級スーツ生地ブランドの歴史・特徴と評判【ハイブランドが愛用する理由】

 

スーツは、ビジネスの現場で自分を輝かせる“戦闘服”です。

きちんとしたスーツの着こなしは、清潔感や信頼感を与え、「仕事ができそう」という好印象につながります。

そんな“かっこいいスーツ”を着こなすために欠かせないのが、**生地・仕立て・シルエット**。

特にスーツの印象を大きく左右するのが**生地ブランド選び**です。

世界には数多くの高級生地ブランドが存在しますが、その中でも、上質な素材と歴史ある技術で人気を集めるのが**「Tollegno(トレーニョ)」**。

スーツ販売歴15年以上の筆者が、スーツをより美しく、スタイリッシュに見せるためのトレーニョ/Tollegno生地の魅力や選び方をご紹介します。

 

トレーニョはイタリア生地!イタリア生地は有名?本当に良いのか?

 

イタリア生地は世界的に評価の高い高品質生地。

その中でも「Tollegno(トレーニョ)」はやわらかい質感と上品な艶、優れた発色で、多くのスーツ愛好家から選ばれています。

ポイント

イタリア生地の多くは「ビエラ地方」で生産され、ここは世界三大生地産地のひとつに数えられます。

ビエラの良質な水と長年培われた技術が、高品質な毛織物を生み出している背景です。

そのため、仕上がる生地は軽やかで手触りが柔らかく、見た目にも高級感があり、着心地が抜群です。

ビエラ地方には「Ermenegildo Zegna(ゼニア)」「Loro Piana(ロロ・ピアーナ)」「Fratelli Tallia di Delfino(タリア・デルフィノ)」といった世界的に有名な毛織物メーカーが集まっています。

これらは高級スーツブランドやオーダーメイドスーツに採用され、世界中で愛用されています。

イタリア生地は単なるブランド名ではなく、世界が認めた品質の証です。

 

「Tollegno トレーニョ」とは?

 

 

Tollegno(トレーニョ)」は、イタリア生地の中でも高級ブランド御用達の上質な紡績メーカー。

柔らかな触感と美しい発色、高級感ある艶が魅力です。スーツ選びで品質を重視するなら、ぜひ一度チェックすべきブランドです。

Tollegno トレーニョの歴史

1900年創業のTollegnoは、長い歴史と確かな技術を持ち、世界中のデザイナーズブランドに生地を提供しています。

柔らかな質感と上品な色柄は、着る人をワンランク上の印象に導きます。デザインから仕上げまで徹底的にこだわるため、着心地と見た目の両方で満足度が高いのです。

Tollegno トレーニョは世界的なブランド

Tollegnoの生地は、Armani、Dolce&Gabbana、Valentino、Versaceなどの世界的ブランドにも採用されています。

日本でも高級スーツやビジネススーツに利用され、世界のファッション感度の高い方から信頼を集めています。

特徴的なのは、イタリア生地ならではの洗練された色柄、柔らかさ、美しい発色、そして上品な艶感。初めてイタリア生地を選ぶ方にもおすすめできる品質です。

もし高級スーツや上質なビジネスウェアを探しているなら、Tollegnoの生地は間違いのない選択です。

 

「Tollegno トレーニョ」の評判

 

Tollegno(トレーニョ)」は、一流ブランドも採用するほど評判の高いイタリア生地。

長年培った技術と伝統的な製法により、耐久性・着心地・デザイン性すべてにおいて高い水準を維持しています。

世界中で高品質と洗練されたデザインが評価されています。初めてイタリア生地を選ぶ方にもおすすめです。

そのため、国内外の高級ブランドやファッション愛好家から信頼を集めています。

「Tollegno トレーニョ」のおすすめポイント

- 世界的ファッションブランドが既製服・オーダーメイドで採用

- 消費者レビューで「おしゃれな色柄」「上質な風合い」「着心地が良い」と高評価

- ビジネススーツだけでなく、カジュアルなジャケットやコートにも利用され、場面を問わず上品さを演出

- 春夏は軽やかな質感、秋冬は暖かくしなやかな手触りとシーズンごとの魅力がある

「Tollegno トレーニョ」は、ファッション性と品質を両立したイタリア生地の代表格です。初めて高級生地を選ぶ方でも、その価値を存分に感じられるため、ぜひ一度袖を通してみることをおすすめします。

 

カッコいいスーツを選ぶにはサイズ感・シルエットが大事

 

カッコいいスーツを着こなすためには、生地の高級感だけでなく、自分の体に合ったサイズ感と美しいシルエットが最も重要です。

どんなに高品質な生地を使ったスーツでも、サイズが合っていなければスタイルが崩れ、安っぽく見えることもあります。

肩幅や着丈、袖丈などの各部位のバランスが整ってこそ、スーツ本来の上品さと美しさが際立ちます。

肩幅のサイズのポイント

スーツは「肩で着る」と言われるほど、肩幅の合わせ方が重要です。肩が狭すぎると動きにくく、広すぎるとだらしない印象になります。

試着時は肩のラインが自分の肩骨にぴったり合っているかを確認しましょう。

袖の太さ・長さのサイズのポイント

ブランドやモデルによって袖丈や太さは異なります。

袖先からシャツが約2センチ見える長さが理想。長すぎると服に着られている印象、短すぎると小さいスーツに見えます。

胴回り(ウエスト)のサイズのポイント

二つボタンのスーツの場合、第1ボタンを閉めた状態で、前身頃とお腹の間に拳が横向きに入る程度の余裕がベスト。これにより自然なシルエットと快適な着心地を両立できます。

着丈のサイズのポイント

着丈はお尻の付け根、または少し上が目安。短すぎるとチープに、長すぎると借り物のように見えます。流行だけでなく、自分の体格に合う長さを選びましょう。

スーツ選びで最も重要なのは、自分の体に合ったサイズ感とシルエットを見極めることです。

生地の質はもちろん、肩幅・袖丈・胴回り・着丈を適切に調整することで、どんな場面でも自信を持って着こなせる「一着」に仕上がります。

ワタリ(太もも)のサイズのポイント

太もも部分が太すぎると、脚がだぶついて不格好な印象になります。

理想は横ポケットの下部分で“ひとつまみ”できる程度の余裕。これなら動きやすさも保ちつつ、スッキリとしたラインを演出できます。

ウエストのサイズのポイント

大きすぎるとベルトを締める際に腰帯部分(ベルトループ付近)に不自然なシワが入り、だらしなく見えます。ベルトの穴が中央で止まるサイズがベスト。

小さすぎても動きにくく、着心地が悪くなります。

股下(裾丈)のサイズのポイント

裾丈は長すぎると野暮ったく、短すぎると足が短く見える原因に。靴を履いて裾に「ワンクッション〜ハーフクッション」ができる程度が目安です。

細身シルエットならやや短めもOKですが、標準的なスーツで短すぎるとバランスが崩れます。

スーツパンツは「ワタリ」「ウエスト」「股下」をバランス良く整えることで、洗練されたスタイルが完成します。

高級生地を選ぶことも大切ですが、最終的な印象を左右するのはサイズ感です。

次回スーツのパンツを選ぶときは、この3つのポイントを必ずチェックしましょう。

 

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いかがでしたでしょうか。

イタリア生地「Tollegno トレーニョ」をご紹介させて頂きました。

「Tollegno トレーニョ」は高品質でオシャレな雰囲気の色柄が多いです。

オシャレなスーツや高品質な生地をお探しの方にはおすすめです。

今回ご紹介した内容が皆様のスーツ選びの参考になれば幸いです。

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HIRO

「仕事着」・「ビジネスファッション」・「私服」の情報を発信。 ブランド情報・着こなし方法・マナーをご紹介します。 Instagramでもスーツスタイル、ジャケパンスタイル、私服とコーディネートの参考になる写真をアップしています。

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