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その着こなし、実はNG!女性が密かに見ているスーツのダサポイント12選

 

スーツ姿の男性に惹かれる女性は、実はとても多いもの。

スーツは「上品さ」や「知的さ」を演出し、大人の男性としての魅力を引き立ててくれます。きちんとスーツを着こなしている人は、男女問わず周囲からの評価も高くなります。

しかし、「スーツを着ていれば誰でも好印象!」というわけではありません。

ビジネスの現場では、スーツを「きっちり着ている人」と「そうでない人」の違いが、はっきりと現れてしまいます。サイズが合っていなかったり、作業着のようにラフに扱っていたり、派手な色柄で自己流にアレンジしすぎたり…。

自分では「キマってる!」と思っていても、周囲からは「似合っていない」「清潔感がない」「ビジネスシーンにふさわしくない」と、逆にダサく見られてしまうことも。

モテるビジネスマンや、できる男に見られる人には共通点があります。それは「自分に似合うスーツ」と「清潔感」をしっかりと理解していること。

スーツ選びの基本は「サイズ感」と「着こなし方」がカギです。逆に言えば、ここを間違えると女性はもちろん、仕事相手からも悪い印象を持たれてしまいかねません。

スーツ販売歴15年以上の筆者が女性が密かにチェックしている「清潔感がなくダサく見えてしまうNGスーツの着こなしポイント」をご紹介します。

 

ダサポイント1.スーツ・ワイシャツがシワだらけ!スーツはキチンと決める!

 

スーツやシャツがシワだらけだと、どんなに高級なものを着ていても清潔感が失われ、周囲にだらしない印象を与えてしまいます。

女性は意外と細かい部分まで見ており、シワのある服装は「清潔感がない」「ズボラ」というネガティブな評価につながりやすいからです。

例えば、通勤や前日に残ったスーツのシワを放置して出社すると、せっかくのスーツスタイルも台無しになりがちです。

シワは放置せず、スチームアイロンや霧吹きなどでこまめにケアすることで、清潔感のある好印象な着こなしをキープできます。

第一印象で損をしないためにも、日々のシワ対策を習慣にしましょう。

 

ダサポイント2.スーツのパンツの折り目が消えている!クリースラインはビシッと決める!

 

パンツのクリースライン(折り目)が消えていると、どんなに高級なスーツでも一気にだらしない印象になってしまいます。

クリースラインはパンツの美しいシルエットを保ち、清潔感やきちんとした印象を与える大切なポイントです。これがなくなるとシワと同様、手抜きに見られがちです。

例えば、商談の場でパンツの真ん中の折り目が消えているだけで「だらしない」と思われてしまうことも。クリースラインは一度消えると、家庭で元に戻すのは難しく、アイロンやズボンプレッサーでこまめにケアする必要があります。

見た目の好印象をキープするためにも、パンツのクリースラインのケアは怠らないようにしましょう。

 

ダサポイント3.着丈が短すぎる!自分に合うバランスが大事!

 

スーツのジャケットの着丈が短すぎると、全体のバランスが悪く見え、みっともなく安っぽい印象を与えてしまいます。

スーツの着丈を短めに着る人いますが、短すぎると本来スーツが持つ上品さや大人っぽさが損なわれてしまいます。

特に着丈が短いと、体型の特徴が目立ちやすくなり、スタイルが悪く見えたり、年齢にそぐわない印象になりがちです。

たとえば、後ろ姿を見たときにジャケットからお尻が大きくはみ出していると、だらしなく見えてしまいます。

特にお尻が大きい方や30代以上の方が短すぎるジャケットを着ていると、子どもっぽく見えたり、無理をして流行を追いかけているような印象を与えかねません。また、安っぽいスーツに見えてしまうことも多いです。

スーツのジャケットはお尻の付け根、もしくは付け根より少し上くらいの着丈が一番バランスよく、スタイリッシュに見えます。

「自分に合ったバランス」を意識して着こなすことで、大人の余裕と清潔感を演出できます。

 

ダサポイント4.ピチピチ・大きすぎるサイズ!体にフィットするサイズ選びが大事!

 

スーツは自分の体型に合ったサイズを選ばないと、周囲からダサく見られてしまいます。

サイズが合っていないスーツは、体型の良し悪しに関わらず不自然なシワやだらしなさが目立ち、清潔感やスマートさが損なわれるからです。

例えば、「自分は細いから」とか「ピチピチだとカッコいい」と思って極端にタイトなスーツを着ている人がいますが、実際は腕や背中、太ももなどに無理なシワができ、縫い目がはち切れそうな印象になります。

また、逆に「ゆったりしている方が楽だから」と大きめサイズを選ぶ人もいますが、これは全体のシルエットが崩れ、だらしなく見えてしまいます。

どちらも女性から見ると「みっともない」「清潔感がない」と思われがちです。

スーツ選びでは、体型に合った適正サイズを選ぶことが何より大切。自分に合ったサイズ感で、好印象&清潔感のある着こなしを心がけましょう。

 

ダサポイント5.スーツの形が顔と体に合っていない!体型に合った形を選ぶ!

 

スーツの形が自分の顔や体格に合っていないと、どんなに高級なスーツでも「ダサい」と思われてしまいます。

スーツはその人の印象を大きく左右するアイテムです。顔立ちや体型に合わないデザインやシルエットを選ぶと、全体のバランスが崩れて見え、「着られている感」が出てしまいます。

結果、清潔感や知的さも半減してしまうのです。

例えば、顔が大きめの人が細身で襟の小さいスーツを着ると、顔だけが強調されバランスが悪く見えがちです。逆に、華奢な体型の人が肩幅の広いスーツを着ると、服に着られている印象になります。

自分の顔や体型に合ったスーツ選びを心がけることで、よりスマートで好印象な着こなしができ、女性からも密かに好感度アップにつながります。

 

ダサポイント6.パンツのウエストが大きすぎる!適正なサイズで決める!

 

パンツのウエストが大きすぎると、周囲に「だらしない人」という印象を与えてしまいます。

サイズが合わないパンツをベルトで無理やり締めると、ウエスト部分が不自然に折れ曲がったり、シワが寄ったりして、清潔感が損なわれてしまうからです。

例えば、楽に履きたいからといってウエストがゆるめのスラックスを選ぶと、ベルトで締めた時に生地が寄って、ごわついた見た目になってしまいます。

その結果、せっかくのスーツスタイルも一気にだらしなく見え、「貧相」にも見えます。

スラックスは自分の体型に合ったサイズを選ぶことが、清潔感と好印象を保つための大切なポイントです。

 

ダサポイント7.ネクタイがボロボロ!お気に入りでも傷んだら買い替える!

 

ボロボロのネクタイは、清潔感を大きく損ない、女性から「だらしない」と思われる原因になります。

ネクタイは顔に最も近いアイテムで、第一印象を左右する重要なポイントです。だからこそ、汚れや傷みが目立つと、全体の印象も悪くなってしまいます。

例えば、同じネクタイを頻繁に使っていると、剣先がすれてほつれたり、食事中に付いたシミがそのままになっていたりする人がいます。

どんなにスーツがきれいでも、ネクタイがボロボロだと「おしゃれに無頓着」や「清潔感がない」と感じてしまうのです。

お気に入りのネクタイでも、使い回しやケアを怠らず、定期的にメンテナンスや買い替えを意識することが、好印象への第一歩です。

 

ダサポイント8.ポケットに物を沢山入れている!何も入れずスマートに決める!

 

スーツのポケットに物をたくさん入れていると、せっかくのスタイリッシュな着こなしが一気に台無しになってしまいます。

スーツのポケットは、もともと物を入れるために作られているわけではなく、シルエットを綺麗に見せるためのものです。物を詰め込むと、形が崩れてしまい、だらしない印象を与えてしまいます。

たとえば、スラックスの後ろポケットに財布やスマホを入れている人をよく見かけますが、その部分だけ膨らんでしまい、せっかくジャストサイズで仕立てたパンツも見た目が悪くなります。

さらに、重みで生地が伸びたり最悪の場合は破れてしまうことも。

また、ジャケットのポケットにハンカチや鍵などを詰め込むと、シワや型崩れが目立ち、清潔感やスマートさが失われます。

スーツを格好良く着こなすためにも、ポケットにはなるべく物を入れず、必要なものはバッグに入れるよう心掛けましょう。

それだけで印象がグッと洗練されます。

 

ダサポイント9.ベルトと靴の色が合っていない!服装ルールを知る!

 

ベルトと靴の色が合っていないと、一気にスーツスタイルが「ダサい」と思われてしまいます。

ベルトと靴の色を合わせるのは、スーツの基本的なマナー。色がバラバラだと、全体の統一感がなくなり、だらしなく見えてしまいます。

例えば、ベルトは黒なのに靴は茶色、またはその逆のパターン。さらに、スーツにカジュアルなベルトを合わせてしまう人も見かけます。こうした着こなしは意外と目立ち、「身だしなみを知らない」と思われがちです。

ベルトと靴の色は必ず合わせ、スーツにふさわしいベルトを選ぶことが、スマートな大人の身だしなみです。

「なんとなく大丈夫」と思わず、細部まで気を配ることで、女性からの印象も格段にアップします。

 

ダサポイン10.スーツのインナーシャツが透けている!透けさせない!生活感を出さない!

 

スーツのワイシャツの下にインナーシャツが透けて見えるのはNGです。

見た目の清潔感やビジネスマナーとして、透けないインナー選びがとても重要です。

スーツ姿は第一印象を大きく左右します。

ワイシャツの下に透けて見えるインナーは、生活感が出たり、だらしなく、清潔感を損なう原因になります。

例えば、丸首のインナーシャツを着ている場合、クールビズでワイシャツの第1ボタンを開けると首元からインナーが見えてしまいます。

また、色柄ものや濃い色のインナーも、ワイシャツ越しに透けて目立ってしまうためNGです。

おすすめは、白やベージュなど肌の色に近い無地のVネックインナー。Vネックなら首元からインナーが見えることもなく、よりスマートな印象になります。

ビジネスマナーや清潔感を大切にしたいなら、ワイシャツの下のインナー選びにもこだわりましょう。

透けない色・形のインナーを選ぶことが、デキる男の身だしなみです。

 

ダサポイント11.パンツの裾からスネが見えている!肌を見せない!

 

スーツのパンツやスラックスからスネや素肌が見えてしまうのは、女性から「清潔感がない」と思われてしまうNGポイントです。

ビジネスシーンでは見た目の清潔感やマナーが重要視されます。

特に足元は意外と見られているポイントで、座ったときにスネや素肌が見えてしまうと「だらしない」「気を遣っていない」といった印象を与えてしまいます。

たとえば、パンツの裾上げをノークッションやハーフクッションで仕上げていると、座った際に裾が自然と持ち上がり、足首が露出しやすくなります。

このとき、靴下が短かったり、スニーカーソックスやアンクレット(くるぶし丈)のような短い靴下を選んでしまうと、スネや素肌が見えてしまい、見栄えが悪くなります。

逆に、ロングホーズ(ハイソックス)やスリークォーターズ、クルーソックスなど、ふくらはぎまでしっかり覆う長さの靴下を選べば、座ったときでも肌が見えることなく、スマートな印象を保つことができます。

スーツスタイルを格上げするには、パンツの裾と靴下の長さにこだわり、座ったときにスネや素肌が見えないようにすることが大切です。

このちょっとした配慮が周囲からの好感度アップにつながります。

 

ダサポイント12.ボロボロの靴を履いている!足元はきれいに決める!

 

どんなに高級なスーツやシャツを着ていても、靴がボロボロだと女性から「残念」な印象を持たれてしまいます。

なぜなら、靴は「清潔感」や「身だしなみ」を象徴するアイテムだからです。足元は意外と見られており、手を抜くと全体の印象まで悪くなってしまいます。

特に多いのが「かかとがすり減っている」「色がはげている」など手入れがされていない靴を履いているケース。

若いうちはまだしも、30歳を過ぎてボロボロの靴を履いていると「デキない人」「モテなさそう」といったマイナスのイメージを持たれてしまいます。

「オシャレは足元から」という言葉通り、スーツを着こなすには靴にも気を配ることが大切です。足元の清潔感を意識するだけで、グッと好印象に近づきます。

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スーツ販売歴15年以上の筆者が女性が密かにチェックしている「清潔感がなくダサく見えてしまうNGスーツの着こなしポイント」をご紹介しました。

「間違ったサイズ感」・「モテないスーツの着こなし方」についてご紹介させて頂きました。

自分ではスタイリッシュにカッコ良く決めていても、女性や周囲かは「ダサい」、「NG」となっていることがあります。

今回ご紹介した内容を参考に自分のスーツスタイルやビジネススタイルはどうなのか?振り返ってはどうでしょうか。

今回ご紹介した内容が皆様のスーツの着こなしの参考になれば幸いです。

 

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HIRO

「仕事着」・「ビジネスファッション」・「私服」の情報を発信。 ブランド情報・着こなし方法・マナーをご紹介します。 Instagramでもスーツスタイル、ジャケパンスタイル、私服とコーディネートの参考になる写真をアップしています。

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