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男性らしさとカッコ良さ、大人の雰囲気を演出できる人気のアイテム「レザージャケット」。
これから上質なレザージャケットにチャレンジ、新しく買い替えを考えている人も多いのではないでしょうか。
上質なレザージャケットは金額は安くはなく、どのブランドを選べば良いのかわからないという人もいると思います。
レザージャケットはさまざまなブランドがあり、なかでもイタリアブランドは大人のレザージャケットとして人気があります。
どのブランドを選べば良いかわからない人に向けてレザージャケットメンズのおすすめ人気イタリアブランドをご紹介します。
レザージャケットとは?革の種類についてご紹介
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上質なレザージャケットにチャレンジする前にレザージャケットとはいったい何なのか?について知っておくと良いレザージャケット選びに役立ちます。
ブランドをご紹介する前にレザージャケットについてご紹介します。
レザージャケットとは皮革(ひかく)で作られたジャケットの総称のことです。
皮革とは本物の動物の皮膚を腐ってしまわないように柔らかくしたり良く持つように強度が上がるように加工してあるものを言います。
皮革といっても牛革、羊革、山羊革と多くの種類があり、マイナーな革も合わせると20種類以上。
レザージャケットに使われるのはおおよそ6種類ほどですが、オス、メス、年齢で分類すると15種類ほどあります。
それだけ多いとどの皮革を選べば良いのかわからないのでレザージャケットに多く使われる皮革を簡単にご紹介します。
◇レザージャケットに多く使われる皮革の種類
①.ステアハイド
ステアハイドとは生後3〜6カ月に去勢され、2年以上経ったオスの成牛を使った牛革。
牛革のなかではもっとも流通量が多く安定して生産できると言われているので、財布、靴など多種多様な製品で利用されています。
ステアハイドを使用した製品は品質が安定しやすいところが魅力です。
生後6カ月以内に去勢するので気性が穏やかになり、オス同士の喧嘩が少なくなります。
そのため皮に傷がつきにくく肉質も適度に引き締まるので加工した際に革の銀面が美しく仕上がり、革の厚みや繊維密度が安定します。
お手入れが簡単で長持ちする革と言われています。
②.カーフ
カーフは生後半年以内の仔牛の皮のことです。
牛革のなかではもっとも高級な素材とされ、薄くてキメ細かい銀面が特徴です。
カーフレザーで仕立てられたジャケットは希少性があり高価ですが軽く、高級感が漂います。
レザージャケットならではのしなやかさ、時間が経つほど味が出でくるため楽しむことはできますが耐久性に欠けてしまうデリケートな素材です。
③.羊革(シープスキン)
羊革は牛革に比べて強度は劣りますが、キメの細かさ、柔らかさが特徴の革です。
セレクトショップのオリジナルのレザージャケットにも使われています。
羊革でも生後1年以上の羊革をシープスキン、生後1年未満の羊革をラムスキンと言います。
なかでも生後6カ月の革をベイビーラムと言い、羊革のなかではもっとも高価です。
④.山羊革(ゴートスキン)
山羊革は繊維の密度が高く丈夫で軽い実用的なレザーです。
表面にツヤがあり、しなやかで柔らかな肌触り、傷が付きにくいので革らしい風合いが楽しめ取扱いがしやすいのでレザージャケットデビューの人にはおすすめです。
経年変化が表れにくい面がありますが、牛革よりも強く使うほど体に馴染み型崩れしないのが魅力です。
牛革でもステアハイドは長持ちしやすく、カーフは上質ですがデリケートです。
羊革は柔らかさと軽さがありますが強度は牛革よりも劣る。
山羊革はツヤがあり柔らかいですが経年劣化を楽しみずらい傾向。
レザージャケットは皮革以外にも形にも種類があります。
シングルライダース、ダブルライダース、テーラードジャケット、MA1、A2フライトと幅広く種類があります。
ベーシックに使いやすいのは「シングルライダース」が使いやすい傾向です。
レザージャケットについてご紹介しました。
続いておすすめのブランドをご紹介します。
エンメティ-EMMETI
エンメティは1975年にイタリアのフィレンツェ近郊で創業した高級アウターブランドです。
スポーティでありながらエレガンスさを忘れないスタイルで「エレガンテ・スポルティーヴォ」をコンセプトとしています。
レザーとファー、レザーとファブリックといった異素材との組み合わせによって高級感を演出し、人間の身体を熟知したシルエットから生まれるタイト過ぎない程よいフィット感は着心地が良いです。
なかでも定番のライダース「ユリ-JURI」は新作を楽しみにする人も多い人気モデルです。
シンプルなシングルライダースは素材の良さ、デザイン性の高さからオトコ臭いレザースタイリングにエレガンスさがあります。
カジュアルなスタイリングから大人のモードなスタイルまで使うことができます。
・価格
おおよそ¥150.000円+税
チンクワンタ-CINQUANT
チンクワンタはイタリアフィレンツェ郊外に工房を構えるレザーウェア専門ブランドです。
1973年にステファノ・フリニャーティ氏によって創立されました。
チンクワンタというブランド名はイタリア語で「50」を意味し、創立者が1950年生まれだったことから由来しています。
ブランドのポリシーとしてPRやショーはおこなわず良いクォリティと価格を追求し続け、職人が1着1着丁寧に仕立てメイドインイタリーにこだわる職人気質のメーカーです。
チンクワンタのレザージャケットは軽くてソフトな上質な素材のみを厳選することで従来のレザーの硬くて思いイメージを払拭。
着る人を引き立てるエレガンスさ、フィッティングの良さ、軽やかさがあるレザージャケットを生み出しています。
定番のシングルライダースはシンプルですっきりと着用できるデザインに仕上がってます。
・価格
おおよそ¥150.000円+税
カリブロ12-CALIBRO12
イタリアンレザーの一大産地であるフィレンツェを拠点としヨーロッパの一流メゾンから多くの生産委託を依頼されるブランドのカリブロ12。
素材から作りまでこだわる実力派ブランドです。
・価格
おおよそ¥150.000円+税
デラン-Delan
デランは1974年にフィレンツェの郊外にあるエンポリで創業された革加工業を専業とするデルデゥカ社が展開するレザーウェアのファクトリーブランドです。
上質なレザーとこだわったデザイン、圧倒的なコストパフォーマンスのブランドです。
ベーシックなデザインからアヴァンギャルドなデザインまで幅広いテイストの製品をラインナップをしています。
なかでも人気が高いのはシングルライダースの「ジュリアーノ-GIULANO」。
上質なレザーを使ったシャープなウエストに短めな着丈はスリムなフィッティングでイタリアらしいファッショナブルなライダースになっています。
・価格
おおよそ¥100.000円+税〜
レザージャケットはどこで買える?
ご紹介したレザージャケットは百貨店などのインポートの商品を取り扱うコーナー。
ビームス、ユナイテッドアローズ、バーニーズニューヨークといったセレクトショップなどで販売がされています。
※シーズンや時期によって取り扱われていないことがあります。
レザージャケットをお探しの人は一度百貨店やセレクトショップに足を運ばれたらどうでしょうか。
どのレザージャケットのブランドを選べば良いかわからない人に向けてレザージャケットメンズのおすすめ人気ブランドをご紹介しました。
今回ご紹介した内容が皆様のレザージャケット選びの参考になれば幸いです。